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少年よ天賦の才よ踊り出せ [2015年04月19日(Sun)]

fumihouse-2015-04-19T21_17_11-1-thumbnail2.jpgビリーはダンスする。飛び、回り、ステップを踏み、手足を伸ばし、奔放に思うがままに乱舞する。魚のように泳ぎ、鳥のように飛ぶ。チーターのように走り、蜂のように舞う。進化を極めた宇宙人のように自在に彼の小宇宙を旅する。映画『リトル・ダンサー』で11才の少年ビリーはウィルキンソン夫人にバレエの才能を見いだされ、難局の末に開花させた。

天賦の才を与えられたビリーにとって、たとえ父や兄が闘争中の炭坑労働者であろうとも、鉄の女サッチャーが英国病が治癒する過程で痛みを伴う構造改革に大なたをふるっていようとも、母が何らかの理由で死んでいようとも、ボクシングを無理にやらされていようとも、ダンスなんて男のすることじゃないと父が激怒しようとも、婆ちゃんがまだらボケで介護に手がかかろうとも、ほかにどんな障害があったとしても、彼の行く道をふさぐことはできなかっただろう。

ビリーはダンサーとして踊る運命を定められた才能の人だったのだ。頑なに踊ることに反対していた父も、ビリーが踊る姿を見るうちに心が動いた。わたし自身も身体が自然に動いていた。

ビリーは踊る、気持ちを空っぽにして踊る。ビリーは躍動する、演出家の意図以上の表現法で躍動する。才能があふれ出し独創的に踊る。

ビリーのような天賦の才能を持たない凡人はどうしたらいいのか。どうしたらいいのだろうか。才がないのならば人間らしく考えよう。悩もう。思索しよう。頭をひねって思い巡らすことが人間らしいやり方なのだ、と幸せな結末を観ながら思った。

(自在に踊り狂うわけにはいかないが、ブルーベリーの花の微妙なグラデーションにも躍動感を感じる)