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キスしては細菌味わう広げ合う [2014年12月19日(Fri)]

オランダの研究チームが口内の細菌を調べたそうだ。カップル(たぶん男女だと思う)の場合は口内菌の構成が赤の他人よりはずっと似ている。それはそうだろう。常に生活をともにする仲(たぶん夫婦だと思う)であれば、同じ食卓で同じ料理を食べる機会が多いので当然だろう。さらにキスを交わす回数が多いほど(たぶん熱い仲なのだろう)、両者の口内細菌は混じり合う。幸せの度合fumihouse-2014-12-19T18_13_18-1-thumbnail2.jpgいと口内細菌は比例すると言ってよい(たぶん幸せだと言っておこう)。

それを裏付けるために、研究チームはさらに実験を行った。ペアの一方に目印とする菌を入れたヨーグルトを飲ませ(たぶん美味しかったろう)、10秒間のキスを交わす。相手の口を調べたところ、平均して8千万個の菌が移ったということだ。尋常でないこの多さ、菌の移動しやすさも含めて驚きの数だ。

この実験の際、アンケートをやったそうである。カップルのうち男は1日のキス回数を平均で10回と答えたのに対し、女性の答えは平均で5回だったというのがおもしろい。差し引き5回分はどこに消えたのだろうか。男は相手に与えた寄与度をより高く評価する傾向があるのに対し、女性は事実を冷徹に見ていると考えられないか。

いずれにせよ、キスという甘い愛で"寄与"し合うことは、細菌のやりとりも含めた"リスク"の交わし合いである。愛は一蓮托生なのだ。

(キレイな花には雄しべと雌しべがあるが、キスをするのは人間を含めた一部の動物だけだ)