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舞妓さん修行の末の晴れ姿 [2014年09月22日(Mon)]

fumihouse-2014-09-22T19_46_12-1-thumbnail2.jpg見終わってからも当分は、「舞妓はレィディ♪花と咲きましょ〜う♪」と思わず口ずさんでいた。周防正行監督の『舞妓はレディ』はステキなコメディ。観た人を元気にしてくれるミュージカル映画だ。花街を活性化し、芸妓さんがやる気になり、京都人に誇りを呼び覚ました。日本各地の方言にも温かい目があって、ふるさとの言葉の使い手にとっても自尊心を強くさせたことだろう。

オードリー・ヘップバーンの『マイ・フェア・レディ』へのオマージュ(敬意)なのか、パロディなのかは分からないが、まずは表題からして「マイフェア・レディ」と「マイコワ・レディ」はダシャレの関係だ。あちらの教師役はヒギンズ教授で、こちらは京野教授。どちらも言語学を本業とし、片や粗野な花売り娘イライザを英国の上流の淑女に磨き上げ、一方は右も左も分からぬ小娘・春子を一年でひたむきさで輝く舞妓に成長させた。

ヒギンズが言語矯正の際に使ったフレーズが、「The rain in Spain stays mainly in the plain.」(スペインの雨は主に平地に降る)。片や京野センセは「京都の雨は大概、盆地に降るんやろか」と対にしていた。

言葉をレッスンして春子を育てていくんは京野センセだけやない! お茶屋の姉さんがた、男衆(おとこし)や花街のみんなが、春子を一人前に育てていく話になってるんどすぇ。ホンマええ話どす! こないな少女の成長物語、みんなに観てほしいと思おてるんどす。ああ、ホントよろしおますよ…。

周防監督の過去の作品『Shall we ダンス?』を使ったギャグにも笑った。京都の花街には縁はないけれど、日本の文化の生粋ともいうべき京のおもてなしへの憧れが湧いてくる。華やかな結末の陰には血のにじむ努力があった。春子が舞妓・小春になるまでに京言葉を身につけ、厳しい花街のしきたりを頭に入れ、唄や舞踊の稽古に涙するシーンがあった。まるで春子の親にでもなったような気がしてしんみりとした。その春子役をやった新人・上白石萌音にも今後は注目したいと思う。