Vゾーン上下揃いは格落ちて [2014年05月29日(Thu)]
各地で30℃を超え、早くもクールビズなしではやっていけません。ネクタイをとって首元を開けるだけで涼しくなりますから、もはや灼熱日本の夏には欠かせないのがクールビズです。
ところで、上下揃いのスーツスタイルにネクタイは欠かせません。Vゾーンにネクタイが収まっていないと、さまにならないのです。ボタンを外して上着をひらひらさせていても、ネクタイという一本の心棒が不可欠です。それがないと、たいていの男は格落ちした無様な風情となってしまいます。 逮捕された高官や企業の重役が連行される時、ネクタイを外すのはどんな理屈なのでしょうか。立派な紳士だったはずの者が転落したことの象徴として外させるのでしょう。身から出た錆とはいえ、惨めなものです。上下揃いのスーツを来てクールビズにすると、あの姿を思い浮かべるものですから、私はこの格好が嫌いです。 ブレザーか薄手のジャケットを着て、下にきっちりプレスした綿パンならばクールビズとして文句はありません。でもなぜブレザー(ジャケット)なのか。適温、むしろ高めの温度設定で省電力を!といっても、やはり冷えすぎることがあるのです。列車や会議室、あるいは映画館。女性のように鞄にカーディガンを忍ばせておくという習慣は男にはありませんから、やっぱり風邪を引かないためにも、上着を持つことが必要です。 明日も暑い日中となりそうです。まだ暑さに馴れないいま時分。熱中症はもちろんのこと、冷房で体調を崩さないようにすることが肝要です。 |