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運転中ラジオは耳に優しくて [2014年03月16日(Sun)]

__tn_20140316135403.jpg車を運転するときには、たいていラジオか音楽を聴いている。運転中よく聴いているラジオ番組の時間を家で迎えることになって、ラジオをつけて家で聴いていても、つまらなくて消したことがある。また、途中で家に帰りついたので、続きを聴こうとして家のラジオをつけても魅力が薄らいでしまうこともある。不思議だ。

カーラジオというのは自動車という閉じられた環境で聴くものだ。本務は運転に集中することであり、眠気覚ましや情報を得るために添え物的に聴く。暇つぶしのためではあっても、運転に支障があってはならない。その内容に没入し過ぎない程度に受動的であることが望ましい。

ハンズフリーの電話装置を道路交通法は禁じてはいないが、相手との話に真剣になるあまり、運転がおろそかになる可能性はある。ましてや、運転中に片手で話したり、メールを確認したりすることがどれだけいけないことかは容易にわかる。危険過ぎることなのだ。

そうした限定的なかたちでしか、運転中の暇つぶしはしてはならないわけで、カーラジオから流れてくる音楽やおしゃべりは意外と魅力的にうつるものだ。運転中の景色以外にはほかの楽しみはない環境にあっては、ラジオ番組はけっこう楽しい。飲み食いするのも限られた範囲でしかできないものだ。

しかし運転が終わり、地上に自分の足で降り立ったからには、あとは自由に何でもできる。テレビはもちろんのこと、パソコンも読書も、普通に食事もお酒だって何でもできる。そんな何でもありの環境にあっては、あの限られた時空間で満足してきたラジオ番組など、今さら魅力的には映らなくなるのであろう。

(アンテナから電波を発信するようにして、紫クロッカスが春一番の風に吹かれている。春の息吹きをあまねく天に発している)