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蝋梅が咲いて幸せ感じつつ [2014年01月02日(Thu)]

__tn_20140102202851.jpgひとは幸せになることを目的にして、さまざまな手段をこうじる。たとえば必要な財を手にいれ、欲しいサービスを受ける。その対価を払う手段として共通化されたのがカネである。昨年亡くなられた天野祐吉氏が著書でこう書いている。

≪ぼくらのしあわせ感が経済成長と比例してふえていくのなら、まだいいでしょう。が、比例するどころか、実感としても反比例しています。小金がたまったぶん世の中の空気は酸欠状態になって、街を行く人たちは汚れた水の中の金魚みたいに、口をぱくぱくさせて歩いている。人殺しがふえ、いじめがふえ、自殺がふえ、なんだかみんな目つきが悪くなったと思いませんか。≫
 (天野祐吉著『成長から成熟へ―さよなら経済大国』集英社新書,2013年)

カネが世間一般に広まると経済が成長し、ひとは経済的に潤沢になる。経済的にゆたかになる。カネを儲けることがいつのまにか手段から目的にスリかわってしまう。確かに「空気は酸欠状態に」なる。これは困ったことだ。

統計的には人殺しが増えたとは言えないようであるが、理不尽な理由で殺し殺される事件が多くなったことは確かだ。昔は金目当てや怨恨といったそれなりの理由で殺人があったものだが、理解不能な事件が多く報道される。イジメは昔も多かった。しかしイジメる者は少数派であり周囲から抑制される場面も多々あった。今はイジメの主客は時に転倒し、生徒は次は自分の番かと怯えている。

アベノミクスでどんなに景気が持ち直そうとも、幸福という目的にたっするためには何が必要で何をやってはならないかを、個人や集団、社会全体が価値観として示さない限りは、本来は手段でしかないことを目的だと勘違いする向きが出てくる。もちろん全て示す必要はない。過度に提示することはふたたび窮屈を生むからだ。「目つきが悪く」なったり、悲しげな目ばかり増えていくことは社会を不幸せにしていく。とても悲しいことだ。

(人間はどうあれ季節はめぐる。元旦からの暖かさでだろうか、蝋梅(ロウバイ)の花が咲いた。温かい色の黄だ)