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オスプレイ怒号包まれ配備され [2012年07月25日(Wed)]

__tn_20120725222739.jpgオスプレイの運航に反対すると言う人は、交通事故を起こすから自動車を利用すべきでないと言う人に似ている(現実にはいないとは思うが)。

年間5千人近くの事故死、負傷者にいたっては85万人。その縁者で悲しむ人を加えれば何百万人を苦しめているのが自動車である。一方で、自動車なしで生活そのものが成り立たないのが現実。自動車のおかげで豊かな生活を送れるのであって、その大きなメリットに比べれば、相対的にデメリットは少ないという理由で私たちは車の利便性を享受している。日本のGDP500兆円を稼ぎ出すために、一定の犠牲はやむを得ないという選択を私たちはしていることになる。

ヘリコプターの長所である垂直離着陸(長い滑走路が不要)、空中での停止、超低空の飛行を可能とし、飛行機(固定翼機)の長所である高速飛行、長い航続距離、大量輸送をも可能にしたのが、オスプレイである。つまり夢の航空機といえるだろう。

一方で製造技術や操縦技術が未だ確立していない段階では事故が多発するのはある面当然といえる。新鋭技術には危険がつきものだ。多くの死傷者が出て悲惨な経験もして、より安全な技術を得てきたといえる。自動車しかり、航空機しかり、その他多くの科学技術で発明・改善の歴史が繰り返されてきた。オスプレイも同じ道をたどるのだと思う。

オスプレイを手放しで認めるというわけではない。「事故の確率が高いから反対」という単純な姿勢に、わたしは納得がいかないのである。

そもそも何のためにオスプレイを岩国や沖縄に配備しようとするのか。なぜ日米安保条約に基づいて米軍が駐留しているかも含めて、もう一度根本的に考えてみるチャンスであろう。オスプレイは日米安保を実現するために必要なのか、それとももっと広げてアメリカが中東や北朝鮮、中国へのにらみを効かせて世界の覇者として今後も君臨していくために必要なのか。前者に筋道が通っていれば必要悪として認める目はあるが、後者に重きがおかれてはオスプレイの配備は疑問だ。

アメリカの目的は何かということまで、しっかりと説明してくれる政府関係者の説明には出会ったことがない。そうした議論を経た上で、【戦略重要性】>【事故可能性】となれば配置すればいいだろうし、不等号記号が逆ならば配置に反対するのが当然だ。さらに沖縄の場合はもう一つの要素がある。戦中に日本軍から蹂躙されたこと、戦後もアメリカの属国地として虐げられてきたこと。そうした歴史を比較に加えないといけない。
【戦略重要性】>【事故可能性+沖縄に苦しみを強いたことへの償い】

オスプレイは事故が多くて心配だ⇒反対という考えは論理ではなく感情だ。国対国の関係にあって反対か賛成かを明らかにするには、多くの人が納得できる議論が必要なのである。そうでなければ、自動車は危ない⇒絶対反対という感情論と全く同じことになってしまう。