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臨の字は君臨するか臨場か [2012年07月06日(Fri)]

__tn_20120706194504.jpg【臨】という字にはいくつか意味があるが、漢和辞典によれば、【臨】の「臣」はうつむいた目を描き、「人」が上から「品々」を見下ろす象形文字である。

1 高い所から見下ろす
  【君臨】【照臨(神仏が人々を見守る)】
2 その場、その時に直面する
  【臨海】【臨機】【臨月】【臨検】【臨港】【臨時】【臨終】【臨死】【臨床】【臨戦】【臨場感】
3 天子など貴人が来訪し、出席する
  【臨御】【臨幸】【光臨】【親臨】【台臨】【来臨】【降臨(神仏が主)】
4 手本や原本、モデルを写す際に横に置く
  【臨画】【臨写】【臨書】

そして【臨界】。境界に臨む。何の境か。ある世界と別の世界の境界である。今となっては、原子炉で核分裂が連鎖して反応する状態をいうことが一般的であるが、もともとは物質を圧縮することによって気体の液化が可能な上限の状態、温度のことをいっていた。

原発事業を推進する側と規制する側がある。推進する電力会社は独占体制で豊富な資金力にものを言わせて、政治力は抜群である。政治と行政と一体となって安全神話を定着させてきた。異論や反対論に対しては、心配無用と一笑にふし押さえつけてきたのが3・11までの現実だった。

すなわち【臨】の立場にいたのが、原発推進側である。高いところから見下ろして君臨するばかりか、心配する勢力を見下してきたのが実態であろう。巨大な地震はこないはず、活断層は一度に崩れないはず、津波は想像できる範囲でしかこないはずと、自然の恐ろしさを直視せずに、心配を先送りしてきた。その結果、巨大津波に臨んだときになすすべもなく、臨場感の欠落した想定に大きな問題があったのである。通常世界はメルトダウンという異世界と境を接してしまったのだ。昨日出された国会の事故調査報告。本来、規制する側の政府が規制される側の東京電力に「骨抜き」にされ「規制の虜」にされていたと指摘した。「事故は人災だった」と断言したのは、まさに上から目線で東電が君臨していたことの現れだろう。

昨日、関西電力大飯原発3号機の送電を再開。9日にも118万キロワットでフル稼働を予定。