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一等星零等星にかわるとき [2012年02月04日(Sat)]

≪オリオン座にある1等星ベテルギウスが、いまちょっとした話題です。というのももうすぐ爆発するかもしれない、といわれているからです。≫
 (渡部潤一国立天文台教授『親子で楽しむ星空ウオッチング』聖教新聞1月26日付)

ベテルギウスは勇者オリオンの棍棒をもつ右肩にある赤い1等星である。赤色巨星であるが、数日単位で変光している不安定な星であり(要するに膨らんだり縮んだりをくりかえす)、太陽系から600光年余り離れている。超新星爆発をおこす「そのとき」はいつなのか。

≪いったいいつになるのでしょうか。正確なところは誰にもわかりません。しかし、少なくとも10万年〜100万年以内といわれています。これは数千万年という、ベテルギウスのような重い星の寿命に比べれば、本当に"もうすぐ"なのです。≫(同記事)

もし、超新星爆発が起きた場合、降り注ぐガンマ線などの放射線により、地球上の生物にもにも何らかの影響が出るとも言われる(ただし爆発から600年後だが)。放射線によりオゾン層が傷つくか消滅するかして、生命体にとって有害な宇宙線が多量に降り注ぐからである。「そのとき」の600年後は、明日かもしれない、100万年後かもしれない。確率としては、千年に一度と言われる東日本大震災よりは遙かに低いもののようだ。が、いつ起こるかわからないものにたいする不安は、一度気になりだすと意外と人間を苦しめる。

今日は立春。しばらく続いた冬の嵐。各地で豪雪の被害をだして多くの人々が大変な思いをされている。幸い出雲地方の平野部ではせいぜい10センチの積雪があった程度であったが、星空は眺められない夜が続いた。今夜はベテルギウスの観察でもしてみることにしよう。