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月満ちて暦不可思議換算し [2012年01月11日(Wed)]

暦とは、宇宙開闢以来、刻々と淡々と流れる時間を年・月・日として数える体系である。いまやカレンダーなくして私たちは生活ができない。現在使われているグレオリオ暦、その前身のユリウス歴、中国で王朝の代々使われてきた暦、それをベースに日本で使われた天保暦などがある。

そもそも根本としては、地球の公転周期を元とした太陽暦、月の満ち欠けを基礎にした太陰暦、太陰暦に閏月を挿入する太陰太陽暦がある。現在では超精密な原子時計で閏秒まで添えられている。それらを精密にするために人類は月や太陽、天体を観測し、天の変化に注意をはらい、さまざまな工夫の結果、今の暦がある。まさに人類の英知を結集したのが暦だと言える。

NHKラジオ第一では毎日数回、「今日は何の日」が放送される。何年か何十年前、あるいは何百年前の「その日」には何があったのかを知らせる番組だ。ネットでもそうしたサイトは多く見られる。日々の暦に私たちがいかに関心を持っているかの証明となろう。

ふつうは旧暦(太陰太陽暦)を使っていた時代の日付けはそのまま旧暦で表示する。たとえば、赤穂浪士討ち入りの日である元禄15年12月14日は旧暦である。あえて現在の新暦(グレゴリオ暦)に換算して翌年1月30日を記念日とはしない。となると、まだ旧暦を使っていた明治2年(1869年)2月30日にあったことは、存在しないことになるなあ、などと今朝の放送を聞きながら考えていた。イスラム暦や北朝鮮の暦など世界観が違えば暦も違い、見えてくる風景も違うものになるのだと思う。不思議なことだ。

旧暦から新暦に換算するサイトはたくさんあるが、ふたつほど紹介しておこう。

こよみのページhttp://koyomi.vis.ne.jp/mainindex.htmは、新暦→旧暦換算だけでなく、二十四節気など季節のページ、日付の電卓ではバイオリズム計算、天体の動きまで多彩。
かんれき【換暦】http://maechan.net/kanreki/は、グレゴリオ暦、ユリウス暦、和暦、干支(年・日)、六曜、曜日にいたるまでひと目でわかる。

『神々の国しまね』観光キャンペーンで目玉となる神在月十月は旧暦で数える。日付けを旧暦に換算する作業は不可欠なのである。