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両耳を塞いで命危うしと [2011年10月04日(Tue)]

踏切にある警報機と遮断機。両方ともあるのが第1種踏切、警報機だけあるのが第3種、両方ともないのが第4種というのだそうだ(JAFMate2011年10月号)。第2種は警報機に一部手動の遮断機がある場合だが、今日本にはないとのこと。3種踏切は全体の3%、1種が9割弱、そしてもっとも危険な第4種は1割、数にして3千カ所もあるということだ。たいていは車止めの鉄柱が立ち、自転車か歩行者しか通れなくなっている。

昨年埼玉県内の第4種踏切で高校生が事故を起こし、一人が死亡、もう一人は重体という悲惨な結果となった。両名とも自転車に乗り、携帯音楽プレーヤーで電車の接近にまったく気がつかなかったようだ。自転車は風を切る。耳元は風音でじゃまされ、しかも両耳にはヘッドホンとなれば、電車の音が聞こえるわけはない。

目から入る情報は人間が感知するうちの8割という。百聞は一見にしかずの諺からすれば、視覚情報は聴覚の百倍ということになろうが、耳からの情報はそれほどまでに軽いものではない。2割は十分ありそうだ。ものごとの気配や動きを感じ取るために聴覚情報は大切であり、「全身を耳にして」とは言うが、「全身を目にして」というのは聞いたことがない。

耳からの情報が遮断されると、たぶん不安になる。風の音、人が遠くでしゃべる声、クラクション音、車がスピードを上げる音、船の汽笛、線路を走る列車の音、踏切・・・・・数え切れない音が私たちの周りで起こされて、私たちはそれをなんとはなしに聞いている。そして情報として得ているわけだが、遮断してみれば世界が違ってくる。水に潜ったときに泡の音だけになると不安になるがごとく。いわば聴覚情報は、生き死ににかかわる重要な感覚を私たちに与えてくれるのかもしれない。

そういった耳からの情報を意識的に遮断するのが、街中でのヘッドホンである。自転車に乗る若者、足早に歩く人。多くがヘッドホンやイヤホンをつけている。しかも両耳を塞いでいる。命が惜しければ、両耳は塞ぐべからずである。