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ミンミンと生きる命に幸あれと [2011年09月05日(Mon)]

ミンミンゼミは孤高の蝉だったはずだ。群れずに距離をとって凛々しい声音で盛夏を彩る。ところがどうだ。この一週間、松江城山は乱れ鳴き状態である。台風12号の風雨が強いときですら、風の音に吹き消されもせず、ひたすらに無分別に重奏して鳴いていた。

行く夏を惜しむのか。いや短い命の間隙に恋の相手を探しつつ一念発心、必死の思いで鳴き乱れる。命ある蝉、命懸けで最期まで鳴き続ける。

甚大な被害をもたらした台風12号。列島の広大な地域に風雨を浴びせ続け、なかでも紀伊半島に巨大な爪痕を残している。濁流と土石流が根こそぎ家を流し、田畑をぐちゃぐちゃにし、多くの人々の人生を流した。

人間が生きている限り、厄災はふりかかるものだとはわかっていても、なんと酷いことか。大震災も、この災禍も、日常降りかかる不幸の数々も、これでもかこれでもかと人を苦しめる。しかし人々は悲惨を乗り越えて再び立つ。被害に遭われた方々にお悔やみ申し上げ、亡くなられた方々の冥福を祈りたい。
合掌