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無限なる未来に生きて自由かな [2011年09月02日(Fri)]

≪時間というものは、過去から現在、そして未来へと流れる。
 もっとも、それは物理的時間である。物理的には、時間は過去―現在―未来と流れて行く。
 だが、わたしたちの心理においては、時間はむしろ未来から流れてくる。われわれは明日の心配ばかりしている。そういう心配をしていると、明日のほうから現在の生き方を指示されてしまう。明日は朝が早いから、今夜は早く寝ないといけない……といった具合に。
 それはともかく、時間は常に流れている。≫
    (「歴史にはウラがある」ひろさちや著、新潮文庫)

この文から何を思うか。
未来から流れてくる時間に支配されて心配ばかりして生きるのをやめて、自由な時間を生きるのか。それとも、明日を起点に今の生き方を規定していく、どちらかというと不自由な時間を生きるのか。

無限に時間があれば、自由な時間を生きるのは正しい。だが残念ながら私たちには無限の時間はない。しかもなんだかんだいって、最小限やらなければならないことがたくさんあって、自由ばかりにはやっていられない。止まることのない流れる時間に私は翻弄されている。

(写真は今時分、甘い香りをただよわす「くずの花」。繁茂する葉とツルの下にある根茎は葛湯、くず餅、葛根湯の原料になる)

追伸 サッカーワールドカップ・アジア予選の日本対北朝鮮。押しまくっていたのにゴールポストに嫌われて、相手の好手に阻まれて、後半ロスタイムになっても、埼玉スタジアムでは何度も何度もため息がもれた。コーナーキックから香川が絶妙なヘディング。ゴール隅に入るかと思いきや、キーパーが見事な防御。そのあとキーパーと相手ディフェンスはハイタッチした。「これで勝ち点1をいただきだ」とでも言うように。しかし、それは油断につながったのかもしれない。清武のアシストで吉田が完璧なヘディングを決めた。攻めて攻めて点が入らずに苦しんだが、最後の1分で勝利を決めた。ワールドカップの厳しさを味わいつつ勝ち点3という最高の勝ち方だったかもしれない。