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宍道湖が翡翠の色に染まるわけ [2011年08月28日(Sun)]

昔々、大陸には翡翠(ひすい)が大好きな神がいたそうな。名前は悲翠命(ひすいのみこと)。朝から晩まで翡翠石をながめて暮らしておったとさ。翡翠というのは、不老不死の力があると中国で信じられてきたあの宝石よなあ。ちなみに翡翠色とはこんな色じゃよ。

ながめるだけでなく、加工もよくたしなんだ。削って彫刻の置物にしたり、腕輪・指輪にして楽しんでおったとさ。なかでも石臼で細かい粒にしてお風呂につけたり、飲用水にして翡翠づくしの毎日だった。ところが、他の神はこの悲翠命を嫌っておった。なぜかといえば、清水は清らかで海は底まで透けて見えたほうがよいと思っていたからだった。悲翠命はよかれと思ってやったことだが、川も海も翡翠色に染まって、神々はとても迷惑に思っておった。

ちょうどその頃、大陸のとなりに新しい国ができた。しかし狭くて不便であったそうで、大陸から少々土地を分けてほしいと望んだ。大陸の神は交渉団の代表・八束水臣津野命(やつかみずおみつぬのみこと)に条件をだしたんじゃよ。「土地は分けてやる。その代わりに悲翠命も引き取れ」と。条件はのんではみたものの、新しい国でも水が青緑に染まるのはごめんこうむりたい。そこで新しい国の神々はよってたかって無惨にも、悲翠命を汽水の底に閉じこめたそうな。

汽水の底では今も自由を奪われた悲翠命が泣く泣く石臼をひいている。神の石臼にかかると、翡翠の粒は生を得て微細な藻に変わる。今も何かの拍子に地が割れると、藻が宍道湖を水面を覆い尽くし青緑色の粉をまいたように見える。これを人間はアオコと呼んでいるそうじゃよ。

(写真は国引きのときの摩擦熱で岩石が沸騰して泡状になったものが冷えてできたという日御碕の柱状石)

追記:ここまで書くと、上に書いたことも含めて本気にする人もでてきそうなので、冗談はここまでにしておこう。

(コメント)
「国引き神話」は知っているが「臼ひき新話」があったとは知らなかった。「オロチ退治」があるように「アオコ退治」の話もできそうだね。
本日は出雲大社平成の大遷宮「千木奉曳式」(ちぎほうえいしき)に参加し、旧大社駅から出雲大社まで白装束姿に変身して約800名で千木を曳きました。沿道では日の丸の旗が振られ、とても賑やかな「大社町」でした。
投稿者 好司

白装束ですか。覚悟の装いですね。気分一新、いい週の初めを迎えられたことでしょう。
投稿者 house21

「アオコ退治」。またいずれ創作してみましょうかね。それにしてもミクロキスティスという微細な藻。退治するのは難しそうです。
投稿者 house21