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広々と空をのぞんで縁雫 [2011年08月17日(Wed)]

松江の新大橋商店街がアーケードを改装している。ニ車線の道路を挟んで両側に商店街が続く。歩道には古びてボロボロとも言える屋根があって、道行くひとを雨や日差しから守る。今そのアーケードを撤去中だ。

まだ西の半分を取り払っただけだが、空が見えて明るい。大きなビルが少ない松江では、元々空は広い。晴れた日に明るい空は気も晴れる。商店街の人たちが集まってワークショップをくりかえしていたから、ここも素敵な街に生まれ変わるものと思う。

雨は遮らなくとも傘をさせばいい。雨は観光地では嫌われものだが、今松江ではそれを逆手にとって「縁雫(えにしずく)」というネーミングで運動がすすみつつある。

雨が降れば傘をさす。狭い街路で行き交えば、傘を傾け心を遣う。心遣いで縁がつながり、人情の厚みで心を残す。傘がなければ貸せばいい、借りて互いに縁つけて、雨の雫が縁結ぶ。

そんな発想だと思う。縁雫をブランドにした新しいデザインの傘もできた。友人が応募したら、当選した模様である。新たな縁(えにし)で絆強まる。

旅人よ、来たれ松江に! そして傘もたず街に出よう!