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進みつつチャーリーとレイの兄弟愛 [2011年08月13日(Sat)]

20110813185513.jpg映画『レインマン』を観てきた。トム・クルーズとダスティン・ホフマンとが見事な共演をした。冒頭は運搬船からクレーンで下ろされた高級スポーツカーを、自信満々にして冷徹な表情で見つめる青年社長チャーリーのところから始まった。エンディングは同じチャーリーではあっても、その表情は兄への愛情とこれからの期待感に満ちたもので、大きく変化を遂げていた。

チャーリーは一方的に決めつけて自分がよしと思うことは相手にもよいと思いこむ激しいタイプ。「クレイマー、クレイマー」のダスティン・ホフマンが役をやったテッドと同じような性格だ。

「クレイマー」では、子が育つには愛情だけでなく「場」が必要だということが示されたが、『レインマン』も似ていた。兄弟でも恋人どうしでも場が不可欠だ。一緒になにかをしたり目的を同じうする場を共有すればするほど、両者の絆は強くなる。過去の絆にあぐらをかいて努力を怠ればたちまち弱くなり、今のこの時からと思い定めれば一気に溝は埋まる。

物語では、誘拐同然に年の離れた兄弟による1週間の旅が始まった。自閉症のレイとのコミュニケーションは当然ながらうまくいかず、チャーリーは不機嫌だ。そのうちにレイの記憶の扉が開き、幼い弟−チャーリーがお湯で火傷を負ったことを思い出しパニックを起こした。障碍のあるレイがチャーリーを傷つけてはいけないという両親の愛から、レイは自発的に施設に入り。そしてチャーリーも「寂しいときにはレインマンが来て歌ってくれる」と幼い頃、兄−レイを慕っていたことを思い出した。チャーリーはずっと、自分は家族から見捨てられてきたと思いこんでいたのだが、それが間違っていたことにチャーリーは気づいたのだ。

チャーリーは兄との心の絆を感じ、不器用ながら肉親としての情に目覚めた。兄の病気へも十分に配慮できるようになっただけでなく、自身の気持ちをコントロールすることも含め大きく成長していた。

アメリカ大陸を東から西へと旅するうちに見える広い農地、荒涼たる大地、田舎町の風情。行ったことはないが、なぜか懐かしい感じがした。トム・クルーズの演技、特にいらだつときの表情や会心の場面での笑顔が印象的だ。ダスティン・ホフマンの演技もすばらしい。この映画で自閉症に対する世の理解もかなり進んだのではないだろうか。