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超越が二年たちたり黙祷す [2013年03月06日(Wed)]

__tn_20130306191910.jpg黙祷することがある。無言で、たいていは目を閉じて、心に祈る。何を祈念するのか。目前の人の病気が癒え、ケガに苦しむ人の痛みが和らぎ、一家や団体が平穏であるように祈る。世界の平和を祈る場合もあるかもしれない。

日本で一斉に黙祷することが普及したのは、1923年(大正12年)の関東大震災がきっかけらしい。大震災の1年後、1924年の9月1日に東京で行われた慰霊祭において、地震が発生した午前11時58分にあわせて1分間の黙祷を行った。これ以降大きな事件や事故、災害が起こった時刻に集団で黙祷するようになったという。

そして3・11がやってきた。東日本大震災から来週で2年。午後2時46分には各地で黙祷が捧げられることであろう。津波の到達時刻には各海岸でも、死者に対し、死んだペットに対し、今なお不明の方々に対して花を手向け祈りが捧げられる。あるいは強い喪失感やPTSDで苦しむ人の快癒を祈ることも入るかもしれない。

あの超越的な自然災害からもう2年。自分自身はどうだ。よりよく生きているか、他人に共感し善意の輪を広げる心を育てているか・・・・・・そうした様々なことをふり返りつつ、全力で祈る11日としたいものだ。
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