ロンドンに熱い血潮が集まって [2012年07月28日(Sat)]
ロンドンオリンピックの開会式の様子。趣向を凝らした入場行進前のアトラクション。スタジアム全体が歓声に揺れる入場行進。さながら世界史と地球の地図を一ヶ所に集結。今現在紛争な内戦に悩む小さな国、いばらの時代を乗り越えた国、かつて英国の植民地として蹂躙と収奪を受けてきた国。こうして行進の輪に加わって地球規模の祭典を乱舞。
朝から暑さたけなわ。これから熱戦を観戦する熱い毎日。勝つために全力で立ち向かう人、努力してきた人たちの美。 ポール・マッカートニーが歌った。ヘイ ジュード 気を落とさないで すべていい方向に向かっていくから 始めようよ 君ならできるさ と。 超一流の技を見せてくれ。超一流のライバル同士でぶつかりを見せてくれ。超一流の勝った笑顔を見せてくれ。残念な結果に終わった勝負のことは忘れよ。負けて悔しい日本選手の戦いをいつまでもリプレイするな。超一流の世界の強さを見せてくれ。そこで勝ち抜いた日本選手の会心のコメントを聞かせてくれ。国威発揚の場が強調されすぎているという非難もある。しかし、それぞれの歴史をかかえて今そこに各国代表が集まっている。そのこと自体に祭典の意味はある。 頭を当分はめぐり廻るいきものがかりの『風が吹いている』。四年に一度、アスリートたちの祭典を楽しむ二週間。 |