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春空に狂う桜と人なれば [2019年04月04日(Thu)]

fumihouse-2019-04-04T19_04_23-1-thumbnail2.jpg上着を置いてきたので、花冷えの風が肌を刺した。満開一歩手前の桜の枝を揺らす風。それでも陽光が背を暖めてくれる。昼休みは絶好の散歩日和であった。

週末まで天気はよろしい。盛大に桜が開いてしんしんと舞う花びらが見られるであろう。その光景はどこか妖しい。坂口安吾が短編『桜の森の満開の下』で凶悪な山賊に言わしめた。

≪どっちを見ても上にかぶさる花ばかり、森のまんなかに近づくと怖ろしさに盲滅法たまらなくなる≫

花見は独りでやってはならぬ。特に夜桜は危険だ。桜の魔力に操られて穏やかではいられない。春が来たのは嬉しいが、散る桜花に浸されると舞台で狂人を演じることになる。演ずるうちに桜にあてられて滅法恐ろしくなってくるのだ。

満開の桜花には抗いがたい魔の力がある。まるで依存症患者がコカインを欲するがごとく、アルコールを浴びるがごとく魔に魅いられていく。しかし、狂うのもほんの数日。世はたちまち新緑に埋もれてしまって、人は狂っていたことさえ忘れてしまうのだ。
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