年度末退任挨拶凛々と [2019年03月22日(Fri)]
♪新たなる世の夢薫る♪(出雲工業校歌の一節を歌って) いい校歌です。戦後の復興から高度成長期への転換期、清新の息吹と青春の躍動感にあふれています。校歌ができて半世紀たちますが、決して古くはなっていない。皆さんの未来にも新しい夢がたくさん薫っています。洋々たる夢をどう実現するかは、諸君の意思と行動にかかっています。
さて、イチローが引退しました。彼の素晴らしいところは付和雷同しないところです。周りがするから自分もこうするではなくで、周りはどうあれ、自分にとっての最適解を探すという行動原理です。 諸君にもそうあってほしいと思います。周りが小さな声でしか校歌を歌わないから自分もそうするのではなく、周りはともあれ自分は声を張り上げて歌う。愛校心は校歌に宿ると言います。素敵なこの学校がますます自分にとって、かけがえのないものになります。二階に来ている卒業生諸君も折に触れて歌っていってほしいと思います。 この三年、通勤列車や途中、学校内で多くの生徒に声をかけ知り合いになって、いろんなことを話してきました。たくさんの思い出をありがとう。諸君の前途を祝します。以上 ……………… 今夜は送別会で送ってもらって酔っ払っているので、3学期の終業式に続いて行われた退任式でしたスピーチの草稿をのせる。朝のうちに書いたものだが、実際はそのとおりではない。ニュアンスだけは保って生徒たちに向かってしゃべった。 来週をもって出雲工業高校での仕事を終える。今夜も先生たちと様々に語り合った。これもここまでだと思うと、実に名残惜しい。 (散り際にある椿。紅白斑入りの花弁の真ん中には黄色の花粉をたっぷり湛えた雄しべがある) |