下手くそは心の綾を楽しめぬ [2019年01月29日(Tue)]
ボウリングで楽しんだ。たかが球転がし、されど球は思うにまかせない。ボウリングするのは心理の綾が面白い。いや、悔しい(≧口≦)ノ だから、正確に言えば楽しみ損ねたことになる。
スペアがとれなくて悔しい思いをかかえているときに、グループの誰かがスカッとピンを倒す。よくやった!とハイタッチしてたたえる。裏腹に軽い嫉妬の念が燃えていく。ちくしょう、俺だって次こそはストライクをとってやる! 別の誰かが失敗する。ドンマイ!と顔をしかめて残念の意を表す。内実は、いけないと思いつつ、ホッと安心する私がいる。 あそこを狙え、スパットを目標に、投げた、転がる、いい感じ。ところがなんと1ピン残る。クソッと気持ちを整理できないままに次も失投。スペアが取れなかった。 そんなところに調子よかった隣が失敗してしまう。今までどおりにやれば大丈夫だよ! 言葉と気持ちは正反対。ざまあみろ!とどす黒い感情も湧いている。不実の私は心が二重・・・。 結果はいかに? 心理の綾を楽しみ過ぎたのか、さんざんの成績だった。されど、それを他人は単なる下手クソと言う(≧口≦)ノ (和傘の上を風で動く落葉のように、レーン上のボールは思うとおりには転がらない) |