台風の順序に第をつけるのか [2018年08月25日(Sat)]
NHK松江局のアナウンサーが「台風第20号」と発声しており違和感を感じた。ふつうは「台風20号」と言う。放送や報道では正式名称を使うのが一般的だ。気象庁のホームページでも台風第○号と表記しているから、台風第20号とどこも読みそうなものだが、ならわしとして台風20号と言っているようだ。
接頭語【第】は順序をあらわす。第一回、第二陣、第3レーンなど。1月1日以降発生した順に番号がふられていくわけだから、台風第○号の表現するのが正しいのだろうが、「第」を省略するのは、簡便にしたいのと、第は「大」に通じてしまって巨大で強い台風になってほしくない、そんな言霊を感じる。いかがだろうか。 2000年からアジア名を使うことになっており、各国から提供された名前が順にふられていくのだが、定着する気配はない。番号でやれば、順番がわかる、今年は例年に比べて多い少ないがわかる。「第」も省略してかまわない。 (カボチャの花に雨粒を。力を与えてやりたい日照り続き) |