まじないに流星群や旱星 [2018年08月11日(Sat)]
旱星(ひでりぼし)は季語。日照りを象徴する星のことです。猛暑の毎日、陽炎ゆらめく昼が終わって少し涼しい風が吹いてくる頃になると、宵の明星・金星が西空に姿をあらわします。さらに木星が南にあらわれ、南東では火星が燃えるように赤くなっています。
旱星は特に赤い星のことを指すようですから、火星ですね。さらに木星と土星の間にあるさそり座のアンタレス。アンチ・ターレスとは火星に対抗する星という意味ですから、アンタレスも旱星に加えましょう。 明日未明から二日間、ペルセウス座流星群が見えるようです。ちょうど新月ですから観測条件はよい。でも天気はいま一つかもしれません。一時間で40個ばかり見える可能性があるとのこと。お盆休みのひとは夜更かしするか、早朝に起きてみるのもよいでしょう。日照りを和らげるおまじないになるかもしれませんよ。 (日照り続きでゴーヤの花も元気がない) |