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栄光かハードボイルド女いく [2017年11月25日(Sat)]

IMG_20171108_194307.jpg適度な太さのヒップと太ももに続く、細いが筋肉質のふくらはぎ。ハイヒールで早足にツカツカと歩く姿は見栄えがする。格別な美人ではないが、凛としたスタイルと抜群のファッションで「できる女」という風情をかもし出す。彼女はギャング団のボスのかつての情婦だったという。

映画『グロリア』を見た。「栄誉」という名前を持つグロリア。ギャング団の端くれとして「栄光」の時代を生きたのかどうかは知らない。だが今は立場が違う。グロリアはギャングと戦った。託された少年フィルを守りつつ、戦って逃げた。ピッツバーグまで無事に逃げおおせた二人はひしっと抱き合う。最初は子供なんて嫌い、とうそぶいていたグロリアだったが、固い絆で二人は結ばれていた。

ギャング団が裏切り者への見せしめとしてとった行動は残忍だった。会計士とその一家(妻、母、娘)を惨殺した上に、末っ子フィルも草の根を分けて探し出し血祭りにあげようとしたのだ。グロリアは迷惑に思いつつも少年を助けた。

少々甘いギャング団だった。追跡中のグロリアに出会っても街中では決して発砲しない。甘いというよりは、節度があったというべきか。ニューヨーク市内での惨殺事件にもかかわらず、警察に動く様子はなかった。警察はギャングを捜査の対象にしていなかったとみえる。両者は癒着していたが、一般市民に被害がなければ混乱を引き起こさないという条件で両者は手を結んでいたのだろう。街路の汚さ、ビル群の荒れようはひどい。20世紀後半のニューヨークは今と違って暗黒の舞台のようにみえる。

ピッツバーグで再会したグロリアと少年だが、組織がそのまま黙っているはずはない。二人の逃避行は続き、拳銃をバッグに忍ばせた生活が続くであろう。少年もそれを当たり前として育っていくのかもしれない。悲劇はとりあえず防いだものの、いずれは血の海に沈む二人の姿が見える。

(グロリアならば、こんなチェック柄も巧みに着こなしてくれるだろう)
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