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改革し働くことは人生だ [2017年11月01日(Wed)]

fumihouse-2017-11-01T18_29_48-1-thumbnail2.jpg10月半ばに高松市であった中国・四国地区公立学校事務長の会合で、島根県として研究発表をしました。題して「風通しのよい職場づくりのために出来ること」。高校事務室の立ち位置から考えてみたのです。まずは、目下の重要課題である働き方改革から。

現政権は長時間労働を是正と同一労働同一賃金を軸に、労働生産性を上げて豊かに誇りをもって働くことのできる環境を目指す。問題が山積するのは確かだが、働き方改革は現代日本がより住みやすくなるかどうかの試金石といって過言ではない。ところが解散総選挙。流れが止まらないよう期待する。

さて、島根県の学校現場はどんな動きか。地財ショックと呼ばれた地方交付税の大幅切り下げで、給与が減り人員削減が進んだ。内部管理事務がネットワーク化され、外部委託も進み、仕事環境は大きく変わった。

閉塞感が広がったこともあるのだろう。心の病が増えてメンタルヘルス対策が急がれた。知事や教育長は職員にメッセージを発している。仕事と生活を調和させつつ健康的で風通しのよい職場づくりをしよう、と。

一方で島根の教育から地方創生を促そうと、教育魅力化の取り組みが進んだ。離島や中山間地の高校を活性化して「しまね留学」が盛んになる。この数年で県外からの生徒は大幅に増え、H28年度には184人も在籍している。市部の大規模校も含めて魅力化のウイングが広がった。

働きやすい職場をつくり、教育を魅力化するには教職員のマンパワーが不可欠。過重労働をおさえて多忙さに対する構造的解決を要することから、事務職員も一員となって働き方を見直すときが来た。

さて、ひとは何のために働くのか。単にお金だけではない。目標を達成するため社会的評価を高めるため…。いずれも、ひとは幸せになるために働く。組織に属する属さないに関わらず、ひとは為すべき目標を明快にし段取りよく業務が進むことで幸福感を得る。

具体的に風通しのよい職場をつくるためにはどうしたらよいか。県内事務長からアンケートをとって実践例を整理すると、@情報共有、A雰囲気づくり、B適正な業務管理の3つになった。一部を紹介する。

@ 情報共有
・行事予定をホワイトボードに書き込んで、口頭確認も含めて「見える化」
・事務長は人と人とを連結して組織をとりまとめ、頭も口も常に回転させる
・学校の判断や基準、推移を事務職員に伝え、単なるコマでない認識を持たせる

A 雰囲気づくり
・あいさつこそ大事
・困った時に声に出せることが大切。事務長はムードメーカー
・今までとは違う発想から学校運営へ参画できるよう事務長が差配
・人事異動の影響は大きい。雰囲気が明るいと、教員が事務室に入りやすい

B 適正な業務管理
・相談しやすい雰囲気がなければ不毛。「忙しいから後で」「自分で考えて」は禁句
・個別面談を増やし、事務室内でも個人的なコミュニケーションを図る

より良い職場をつくりたいという意志がすべての元。その上で、何はさておき耳を傾ける態度を貫くこと。事務長も一人のプレイヤーとして仕事は多いが、「どうしたの?」と手を止めて応対し、話を整理して共に考える姿勢が求められる。

歴史学の大家アーノルド・トインビーの座右の銘は、Laboremus(ラボレムス)。ラテン語で「さあ、仕事を続けよう」という意味。チーム学校という考え方は、学校組織全体の総合力を高め教員が教育に専念できる体制をつくるため、各種専門家がチームの一員としてサポートすることだ。事務職員が貢献しなくて何とする。ワーク・ライフ・バランスも保ちながら事務仕事をこなす。日々もがく中で課題をクリアし、小さな達成感を積み上げていく。それこそ喜びになる。

働き方改革といっても、環境が与えられると考えるのは誤りだ。自らどう選び、作っていくかという能動の姿勢で事務長は心を砕こう。良い職場をつくりたいという確固たる意志をもとに、常に上機嫌で前進する事務長でありたい。さあ、今日も仕事を続けよう!

言うは易し行うは難しですから、ゲーテの言葉で締めたのです。
 あなたにできること、
 あるいはできると夢見ていることがあれば、
 今すぐ始めなさい。
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