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それぞれに今と昔が交錯し [2016年05月10日(Tue)]

fumihouse-2016-05-10T21_26_00-1-thumbnail2.jpgプラザホテルの前の通りはクルマがひっきりなしに行き交う。ニューヨークの有名な五つ星ホテルは、意外に変哲もないたたずまいだった。映画『追憶』の主人公、ケイティとハベル、元夫婦の二人はここで再会した。

映画『追憶』の原題は「The way we were」。単に昔を回想するのではなく、瞼に浮かぶのはあの人の面影。私たち二人が歩んだ道、ともに過ごした時間。でもそれぞれやり方や感じ方は違っていた。互いの魅力に抗えず一度は別れ、何度も互い違いになり危機を乗り越えてきたけれど、やはりどうしても「合わない」二人は、最後には別れた。

今は過去を思い起こす縁(よすが)となり、今は未来を占う縁となる。人と人は人生を紡いでいく。受難の年月も順風の年月も、たゆむことなく進むところに勝利がある。合わなくても互いの成長がある。

左翼的な考えに傾倒するケイティ(バーブラ・ストライサンド)。妥協がなく、意見の不一致に耐えられない。一方でこだわりがないハベル(ロバート・レッドフォード)。大学では知り合い程度の二人は、卒業後それぞれの道を進む。第二次大戦中、偶然再会した二人は意気投合し結婚した。価値観は違っても互いに引かれあったのだ。蜜月を経て時代が悪くなると、ケイティのひたむきさにハベルも嫌気がさしてきた。生真面目で冗談も解さず、場の空気を白けさせる気性の激しいケイティ。彼女がかもし出す戦闘モードにハベルは耐えきれなくなった。それでも互いに愛し合っており、互いを必要としていた。

ケイティ役のバーブラ・ストライサンドが歌ったテーマソングもまた「The way we were」。かつてネスカフェのコマーシャルに使われた歌だ。

思い出が心に灯をともす
あなたと交わした微笑み
思い出すのは辛いけれど あなたを思う
二人がともに過ごした時間
分かれても引かれあう わたしとあなた

(ロバート・レッドフォードを見ていたら、なぜかクレマチスを連想した。軍服よし、スーツよし、普段着よし。非の打ちどころのない二枚目だ)
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