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幸せがモノで量れる良き時代 [2016年03月20日(Sun)]

fumihouse-2016-03-20T22_15_43-1-thumbnail2.jpg万人が憧れて、喉から手が出るほど欲するモノはもはやない。あったとしても高嶺の花で手が届かないことはない。少しだけ支出を切りつめるとか、カード払いにすればこと足りる。価格破壊の世だ。ネットで少しだけ手間をかけて比較すれば、それなりに安く手に入れる。結果として欲しいモノを買うことで得られる満足度は以前より低くなっている。

≪(高度経済成長時代は)モノが人を幸せにした時代である。しかし、と私は学生たちに問いかける。「君たちはテレビが五センチ薄くなって幸せか?」
 家電量販店の店頭に並ぶ様々な新製品は、格好良かったり、便利であったりはするけれど、万人が幸福になるようなものではない。もはや私たちは、モノだけでは幸せにならない時代に生きている。格好良さは人それぞれに違うから、大ヒット商品は生まれにくい。このところ相次いで発表される家電各社の巨額の赤字の背景はここにある≫
(平田オリザ『わかりあえないことから〜コミュニケーション能力とは何か』2012年,講談社現代新書)

モノを買う。手に入れる。それで幸せが得られた時代は良き時代だ。幸せが見える。幸せが量れる。だが当時のひともそれが本当の幸せだとは信じていなかったのではなかろうか。物欲が満たされた幸せは長続きはしない。また次の物欲を湧かせてかりそめの幸せを得ようとする。だが本当の幸せはどこか違うところにあると、虚しさを感じていたことに今気がついた。「家電各社の巨額の赤字」にはこうした理由もあるのに違いない。

(昨日食べたパフェ。どんなに美味しくても食欲には限りがある。一度に2つ食べたいとは思わない。限界効用は著しく減ずる)
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