超いいね!赤地に白で誉めまくる [2016年02月27日(Sat)]
あなたって、わたしを誉めるときにいつも『いいね!』って言ってたわ。わたしの面白い体験をお話ししたとき。ステキな風景を見て写真におさめて見せてあげたとき。涙して観賞し終わった映画の感想を語りあったとき。深い思索をうながしてくれるためになる本を勧めてあげたとき。
でもねぇ、違和感もあるわけよ。大雪の朝、わたしが歩道橋で滑って転んで痛い目に遭ったのに、やっぱりあなたは『いいね!』。それってあんまりだわ。だいたいあなたは、語彙が少なすぎるのよ。 そのイヤミが利いたのかしら。あなた、最近変わったわ。「悲しいね」って返してきたのね。人助けをしたときに、「すごいね」もあったわ。大笑いしたジョークには「超いいね!」と反応したわねえ。心ない殺傷事件に「ひどいね」と言い合って共感もできました。あなたがバラエティに富んできたようで嬉しい。「うけるね」と言ったあなたからは温かいユーモアを感じるわ。 そうはいってもあなたは人間じゃあないものね。フェイスブックに加わった新しいリアクション。バリエーションが増えて微妙な関心を表現しやすくなったわね。でも、「超いいね!」のアイコンが赤地に白いハートというのは、ちょっと行き過ぎじゃないかしら? |