しょうせつにいろんないみがあるものよ [2015年11月24日(Tue)]
【消雪】しょうせつ
雪を消すこと。雪をとかしてしまうか、雪が温かな太陽をあびて消えること。今夜から冬型の模様です。暖冬予報に気持ちがゆるみ、ここ一ヶ月は秋の陽気を満喫しましたね。風邪をひかぬよう、油断めされるな。 【小説】しょうせつ 坪内逍遥によるnovelの名訳。詩や短歌、俳句は誰にでもつくれますが(良し悪しは別にして)、小説は難しい。プロとアマチュアの差は大きいですね。古典的名著はたくさんありますが、現代の小説の進化は著しいです。近頃夢中で読んだのは、又吉直樹『火花』と湊かなえ『母性』です。 【承接】しょうせつ 前後のつながりを示します。前を承り、途切れることなく後ろにつなぐこと。でもふだん使う言葉ではありませんね。 【詳説】しょうせつ 字のとおり、詳しく説明すること。あるいは、説いた言説のこと。映画や小説を詳説しすぎると面白みがなくなります。自分の感じるままがよろしいでしょう。 【小節】しょうせつ 小さいふし。楽譜の一小節のことを指す場合が多いでしょうか。わずかな節義という意味もあるようですね。 【小雪】しょうせつ 二十四節気の一つ。太陽暦の11月22日に当たります。 今回も小雪が舞う地域がありました。勤労感謝の日は、収穫に感謝する新嘗祭が起源です。天皇家では小雪のころ新米を食べ始めるといいます。新米のにおいをかぎながら、白くてもちもちの新米を食べるのは嬉しいですね。噛むほどに食欲が増し体重が増えてきます。ご注意を! |