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仲よくて安全保障よ思い合う [2015年11月18日(Wed)]

fumihouse-2015-11-18T21_42_59-1-thumbnail2.jpg国家間の安全保障の究極は、草の根にあると思う。1対1で友好を結んだ者同士が2国の間で行き来し、手紙をやりとりし、相互に生活のことを思い合うようになれば両者には争いごとはおきない。仲のいい1対1関係が増えるほどに、両国家に紛争の種があったとしても解決への糸口をつかむことができる。友が属する国と争うことはしたくない、という思いがたくさんあればあるほど、戦争への指向を押しとどめる力となる。

純粋な友情ばかりである必要はない。経済的な利害得失であっても、双方とも紛争することは望まない。交流が密になればなるほど国家の安全保障は確実なものとなる。それは平和へのひとつのセオリーだ。

フランスで起こった同時多発テロ。イスラム過激派一派と西欧諸国との闘争は尖鋭化していく様相をみせるが、潜伏していたテロリストたちは、平静な日常を送っていたという。近所の住民に明るくあいさつし、周囲に何がしかの不安を感じさせることはなかったようだ。

これは恐ろしい。最初に述べた安全保障の公式が通用しない。ふだん交流を結ぶ隣人であったとしても容赦なくテロの惨禍にさらすことのできるメンタリティを意味するからだ。仲のいい隣人が苦しむ様子を想像しても平気だということなのだ。世界観が違うとはいえ、恐ろしいことだと思う。
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