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三日目の暑い夏の日思うさま [2015年07月12日(Sun)]

fumihouse-2015-07-12T17_07_29-1-thumbnail2.jpg三日前の夜遅く、地中から這い出した。泥の圧迫から逃れられたのは嬉しいが、外気温がこうも急に暑くなるのは困ったもんだ。殻を脱ぎ捨てて身軽になったら地面が恋しくなった。まあいい。空を飛べるんだ。好きに鳴くことだってできるってもんさ。

木にとまっている。針状の口を突き刺して樹液をすすっている。ケヤキは酸っぱいレモン味、しいの木は甘めのカルピス状、松の汁は油っぽくて異質な味だ。竹にも挑戦してみたが歯(針)がたたなかった。

オレは鳴いている。木の汁を吸っているときもひたすら鳴いて、伴侶を求めている。一週間から十日で私たちの命が尽きるというが本当か? 短すぎやしないかい。でもそんなもんだと思ってしまえば、そこまでさ。あきらめもつく。

オレたち蝉は人間にこう分類されている。動物界≫≫節足動物門≫≫昆虫綱≫≫カメムシ目≫≫セミ科。なんでカメムシなんだよお。なんであの臭い奴らと一緒にしてくれんなよ。口が針状になっているのが似ているといっても、カメムシ目とは心外だね。セミ目と名を付けてくれていればよかったのにねえ。まあ圧倒的に奴らには数で負けているから、やむを得んか。残念だ。それともバルタン星人に似た我らの形状が嫌われたのか? まさかそれはあるまいな。

ともあれこの暑さで仲間も増えてきた。一緒に騒ごうぞ。オレたちの季節が来た。鳴いて鳴いて鳴きまくって、この夏をもっと暑くしてやるさ。

(蝉の複眼とは違うが、あっちこっちを見つめているムーディ先生の目のような古代ハスの実)
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