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無力感不信の元を刷り込まれ [2014年12月06日(Sat)]

fumihouse-2014-12-06T13_33_29-1-thumbnail2.jpg作家のいとうせいこう氏が、ウェブ上でこのように発言している。

≪自分一人が投票したところで何も変わらない、と多くの人は思う。選挙を前にして自分が無力であると感じる。その感覚に傷ついて無関心になる人もいる。だが、「自分一人が投票したところで何も変わらないと思う一人」が投票すると社会が変わる。
(中略)
 さて、もしもあなたが「私たちが変わったところで政治家が変わらないのだから意味がない」と思うなら、それはそれである種の「政治不信というキャンペーン」によって「無力」さを刷り込まれているのだと私は考える。≫

政治は投票してなんぼの世界だ。当選の暁には有権者ひいては国民のために動いてなんぼという世界だ。我田引水で自己の利害得失を主体にする政治家などおととい来い!と言わなければならない。

解散総選挙の投票は始まっている(投票者のうち2割程度は期日前に終えてしまうらしい)。結果が判明するのは14日の夜から翌未明にかけて。報道機関の事前予想で自民党が大勝ちしそうだと言われている。

「集団的自衛権」を現憲法下で解釈改憲しようとした安倍政権に対し「ダメよ〜、ダメダメ」と制限を加えた与党内野党の公明党にどれだけ議席を与えるか。あるいは、健全で批判力があり政策形成力もある野党をどう保ち育てていくかも、とても重要な視点である。

投票率が上がれば事前予想はくつがえるだろう。面白い結末に多くの人が仰天することになって面白いじゃあないか。自分だけでは変わらないと無力さを刷り込まれるのは簡単だ。しかし実験だと思って投票に行ってみてほしい。きっと選挙地図に地殻変動が起こるに違いない。

(本文とは全く関係ないが、邇摩高校に実った晩白柚(ばんぺいゆ)の肌。世界最大の柑橘類で20センチ以上ある。グレープフルーツに似た甘酸っぱい香り)
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