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美しく見えるか否か心一つ [2014年06月27日(Fri)]

fumihouse-2014-06-27T17-12-31-1-thumbnail2.JPG心のもちかた一つで、美しいものを美しく感じとることはできるのです。一方で、心が閉じていれば美しいものを見逃してしまうのです。その心-生命境涯によって世界の見え方は違ってきます。天にも昇る喜びにある人と、地獄を垣間見ている生命状態では、同じものを見ていても全く異なることは容易に想像がつきます。ゲーテはこう言っています。

こころが開いているときだけ
この世は美しい
おまえの心がふさいでいたときには
おまえは何も見ることができなかったのだ
(ゲーテの格言詩)

人間ゲーテが超人のごとく豊かに言葉をつむぎ、戯曲を構築してきた足跡は、誰にも真似はできません。ゲーテは努力の天才でもありました。政治家として市井のまっただなかで苦労してきたこともありました。そのゲーテだからこそ、この世界を真っ当に美しく見ることができたのかもしれません。さらに彼はいつまでも恋する人でありました。悩み苦しむ人でした。だからこそ、心を世界に開き続け、理想を捨てまいと決意し、生涯貫き通すことができたのだと思います。

(へんてつもない、このビオラの花も美しい)
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