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ヒロポンを違う名前で出したなら [2014年05月22日(Thu)]

fumihouse-2014-05-22T18-30-31-1-thumbnail2.JPG覚醒剤メタンフェタミンの押収量がアジア大平洋地域で急増していると、国連薬物犯罪事務所が発表しました。2012年は過去最大の36トンに達し、内訳として中国で16トン、タイで10トンと、この5年で3倍に拡大しているそうです。主要密輸先の一つが日本だというではありませんか。

戦中戦後に戦意高揚の目的でヒロポンが使われ、何十万という中毒患者がいたと聞いたことがありますが、メタンフェタミンとは別名ヒロポンなのだそうです。しかも発明したのは日本人で、日本の製薬会社が大儲けしていたと。疲労をポンととるから「ヒロポン」。眠気を飛ばし、強壮剤のようにして使われていたといいますから恐ろしい時代です。過去の問題ではなく、今改めて問題化しているのが最初のニュースなのです。メタンフェタミンと言えば、ドリンク剤のような手軽さを感じてしまうのかもしれません。

手軽に快楽を得たい。労することなく気持ちよくなりたい。他者を介在させず単独で楽しみたい。あるいは、他者とともに悦楽の世界をただよいたい……そうした安直な欲望で転落する人がどれほど多いか。中毒症状で顔かたちが崩れ、性格も変わり、収入源を失うばかりか犯罪にも手をそめていく。個人は当然、社会的な損失ははかりしれません。残念なことです。

(甘い香りをただよわすユズの花。気持ちよくなりますが副作用や中毒症状は起こりません)
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