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少しずつ日本の四季は移り往く [2014年04月07日(Mon)]

__tn_20140407181550.jpg≪日本人は「微妙な変化に対する適応・適合を第一とする」というべきではなかろうか。朝昼晩の気温・湿度の変化に合わせると同じく、常に相手に合わせようとし、成り行きに適応することが大事だとする。なるべく相手を傷つけないように、相手に逆らわないように、お互いに仲良し倶楽部の一人となることを大切にする。これは裏を返せば、一貫した原則を貫くことを大事にしないことである。自分の重んじる価値基準に従って行動の原則を通すと、「頑固者」「偏屈」「風変わり」というマイナスの評価を得る。≫ (大野晋『日本人の神』河出文庫,2013年)

「仲良し倶楽部の一人となることを大切にする」ことの典型が、暮れ・正月のあいさつ回りであり、転勤時に辞令片手にあちこちを回り歩くことだ。職場という安定した共同体において、これからも変わらぬ関係でよろしく!というメッセージである。ぬるま湯的な甘さを指摘されもしてきたが、だからこそ日本人は精神的な安定を保ってこれたように思う。今や多くの職場でそうした年中行事は廃れつつあり、人事当局も喜ばず、外部の目も厳しい。ここ10年の変化は際立っている。

職場だけではない。多くの組織で人の出入りが頻繁となって活力と自由の気風を生む一方で、安定していた組織の紐帯が解き放たれて孤独を感じてしまう人も多くいる。そこに精神的な病のもとが現れていく。「一貫した原則を貫くこと」がなかったから、厳しさへの免疫力がないと言われても仕方がない。それが日本というものだったからだ。細やかに微妙な変化を感じとりながら、適度に優しい自然を愛でて暮らしをたててきた私たちの環境は変わった。これ以上変わらなくてもいいのにと思う。でも変わっていく。

(満開の桜の次には葉桜がやってくる。季節は微妙に日々移り変わり、やはり私たちはそれを愛でる)
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