CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

«湯たんぽに豊かな空虚冬気分 | Main | 手洗いはどこまでやったらキリあるの»
<< 2019年10月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
検索
検索語句
月別アーカイブ
カテゴリアーカイブ
最新コメント
ふみハウス
心地よし父の胸にて寝入る子よ (02/05)
心地よし父の胸にて寝入る子よ (01/27) ふみハウス
冷たくて濡れそぼる雨陽気待つ (01/26)
冷たくて濡れそぼる雨陽気待つ (01/23) 駅伝ワクワクをとこ
元旦の賀状楽しみ友を知る (01/02)
元旦の賀状楽しみ友を知る (01/02) 食欲のをとこ
食べ過ぎを防ぐためなりよく噛んで (11/02) 正中館道場
食べ過ぎを防ぐためなりよく噛んで (10/28) 計算苦手をとこ
筋力と宇宙の闘い空間で (06/29) 計算する者
筋力と宇宙の闘い空間で (05/15)
http://blog.canpan.info/fumihouse/index1_0.rdf
http://blog.canpan.info/fumihouse/index2_0.xml
最新トラックバック
現代の大脱走なりオマージュよ [2014年01月24日(Fri)]

__tn_20140124173207.jpg映画『大脱出』は、アクション界の二大巨星、シルベスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーが主演する活劇だ。どんなに巨星とはいえ、年をとった二人がどこまで活躍できるのか、と疑問を持ちながらスクリーンの前に座った。居眠りしてもまっいいか、という程度の気持ちで観た。ところが眠るなど考えられなかった。

据え付け式の重い機関銃をロットマイヤーが取り外し、敵をバッタバッタと撃ち倒すところなど、往年のターミネーターなど思い出した。超絶的な技巧と体力、知能を駆使して難敵に当たるところより、むしろ人間心理のあやをかすめるようにして、情報や協力者を得ていくところなど、胸のすく思いがあった。

原題は『ESCAPE PLAN』。「脱走計画」だなんて面白味がないから、往年の名画『大脱走』(原題『The Great Escape』)をもじって邦訳したものだろう。私なら「脱走請負人」とするかもしれない。シュワルツネッガーが演じたロットマイヤーにたいして、ドイツの何とか!と囚人が当てこすっていたところに、名画へのオマージュをみたような気がする。脱走映画の名作には『ショーシャンクの空に』がある。全知全能をつくして束縛から逃れようとする際に、人が発する輝きに魅力を感じられるから、脱走映画には人気があるのかもしれない。

難攻不落の要塞刑務所。実は大西洋の海の中にある巨大タンカーがそこだった。刑務所のセキュリティ・コンサルタントのブレスリン(スタローン)は実地に脱獄して弱点を探りだすプロ。その彼が騙されて本当に投獄されてしまう。ブレスリンはロットマイヤーと手を組み、悪の組織と戦いつつ脱獄に挑みかかる。

映画を見ながら、平成24年度に発表された「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議ワーキング・グループ報告」にある言葉を思い出した。

≪全ての社員が家に帰れば自慢の娘であり、息子であり、尊敬されるべきお父さんであり、お母さんだ。そんな人たちを職場のハラスメントなんかでうつに至らしめたり苦しめたりしていいわけがないだろう≫

あの悪徳エージェントに操られ、主人公を殺そうとした黒づくめの刑務官たちも、「家に帰れば自慢の…」と言い換えられる。同様にあらゆる人はかけがえのない存在であり、多面的に人生を生きている。悪徳と善良にきっちり分けられるわけがないと感じながら、敵には弾が当たり、味方には例外を除いて弾がかすめていく物語を見終わった。
コメントする
コメント