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ひとがいる機械の向こうでひとからむ [2014年01月15日(Wed)]

__tn_20140115213513.jpg今夜は飲み会。したたかに酔っている。昨夜はお世話になっている方のおうちが火事になり、まだ鎮火しないうちにお見舞いにうかがって、茫然自失な状態のご主人や奥さんにお会いした。お悔やみを述べたものの言葉は届かなかったと思う。お二人とも茫然自失な状態で心痛は計り知れない。失火による火事であるが、一日も早い立ち直りを祈っている。わたしもショックで気分がすぐれない。だから余計に今夜はよく飲んだ。

さて気分を換えて、朝日新聞にこんな記事があった。なるほどと思う。ケータイ/スマホにとりこになっているわたし自身を思った。

≪たしかにスマホなしでは夜も日も明けなくなった。私など朝は顔も洗わないうちから2台をのぞく。急ぎの知らせはないか。炎上はないか。日中も寸秒の暇が空くとまた点検する。数えてみたら1日に73回も触れていた。電源が切れると社会から孤絶した気分になる。立派な依存症だろう。数ある工業製品のなかで、これほど人間の心理にからみつく道具があっただろうか。≫
 (朝日新聞1月12日付け「日曜に想う/着けた ハマッタ アブナいヤツ」特別編集委員山中季広)

ウェアラブル端末機の体験記として、このような記事が書かれていた。大なり小なり、多くの人がこんな体験をしているのではなかろうか。わたしも昨日数えてみた。結果は25回。一度スマホを起動して二つ以上の操作をしているので、それを加算するとすれば、2割増となるだろうか。30回だ。編集子とそう大差はないと言えるかもしれない。

メールがきた。コンシェルの情報が届いた。電話がかかってきたり、電話しメールする必要がある。住所録を確認し、メモに残していた事項を参照し、フェイスブックも「いいね!」を見てみたい。写真を撮り、写真ギャラリーで画面を確かめる。その他スマホをとりだすことがいくらでもあって依存症状態であるといっても差し支えない。

機械に使われたくはない。絡まれたくはない。向こう側にいる人だってこちらの動きをそれほど期待などしてはいないさ。そう思ってのんびり構えたいものだ。
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