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万年の筆にはあらず染み入って [2013年12月04日(Wed)]

__tn_20131204183456.jpg万年筆は気持ちいい。とくに太めのやつがいい。わたしの字の欠点を補ってくれる。毛筆も太い細い字を自在にあやつることはできるが、筆遣いの巧拙が如実にあらわれていけない。太い万年筆は欠点すらも、どこかいい個性に仕上げてくれるような気がする。紙質を問わない。ふつうの紙はもちろん、とくに和紙にペン先をのせるとじわっとインクが広がって味わいがでる。

≪書きたてホヤホヤの万年筆の筆跡は、みずみずしさにあふれている。この感覚は他の筆記用具ではちょっと味わえない。(中略)万年筆で文字を書くと、一つの文字の中にインキのやや濃いところや薄いところが出てくる。これは書いた時の力の入れ具合が出ているものだ。その時の自分の感情がそのまま表れているように感じられる。(中略)万年筆は自分の文字を優しく包み込んでくれるという面もある≫
 (土橋正「文具の余韻/心地よい万年筆」2013.11.22付日本海新聞)

そのとおりだと思う。紙質を問わないと書いたが、インクジェット専用のハガキには不適だ。プリンターのインクを透いとり易くなっているために、万年筆のインクはみるみる染み入ってハガキに定着する。だからインクが出てくる速さが追いつかないのだ。かすれる、線が途切れる。気分が悪い。年賀状に一言添えるときには、ボールペンか、細筆がいい。

そもそも「万年筆」だなんて、大時代的な名前が今も通用しているのがいい。インクを補給しなくてはならないのに、万年筆とはこれいかに。ずっと書き続けられるという点からいえば、ボールペンこそ万年筆と言うにふさわしい。英語ではfountain pen。意訳するとすれば「インク源ペン」「流れペン」。しかし万年筆という響きが実にステキな言葉だ。字面も言うことない。万年筆はやっぱり万年筆としか言いようがない。

わたしの字もなかなかじゃあないか、と自己満足にひたりながら、今日も万年筆を使うことにするとしよう。
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