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柔らかく硬筆つかいハイネの詩 [2013年11月08日(Fri)]

__tn_20131108214933.jpg毛筆以外ならばなんでもあり、という硬筆アート展を観てきた。「硬筆」という硬いイメージとは違う、その柔らかさに驚いた。立体にして飛び出すかのような意匠。万年筆の本当の硬筆でも、どこか柔らかくしなやかで三次元を感じる。島根県民文化祭の一環として行われている『硬筆アート展』である。

字を表現することができるもの全てを使い尽くしたかのようにして表現したアートの数々。ペンは当然として歯ブラシ、ドングリ、松笠(松ボックリ)、固めたティッシュ、爪楊枝、半田ごて・・・・・。台紙や台座も和紙はもちろん木材や色紙、葉っぱ、金属の板・・・・・。異次元の宇宙に飛び出したかのような世界にひたってきた。繊細にして大胆。大雑把なように見せて、実は巧みな計算もある。字というものの意匠に畏敬の念がわいてきた。

唱歌の『紅葉』があった。秋はいいなあ、秋に遊び、秋を遊ぼう。
  秋の夕日に照る山もみじ/濃いも薄いもかずある中に
  松をいろどるかえでや蔦は/山のふもとのすそもよう

詩人ハイネの『歌のつばさ』がある。宵の明星を仰いで語ろうよ。頬よせあって。
  すみれはたがいにほゝえんで/星をあおいでかたりあう
  ばらはたがいにむつまじく/あまい話に頬よせる
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