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鳴く夏よお相手求めてそれぞれに [2011年08月14日(Sun)]

ニイニイゼミは小さな蝉だ。透明な翅(はね)をもちキーンとした高い声で目立たず鳴く。だが、数はもっとも多いかもしれない。バロック音楽の通奏低音のように、夏の始めから終盤のころまでずっと流れる基調となる音だ。ときおり高低を変えながら鳴く。ニイニイというよりはニーーーーーーーーーーと、息がきわめて長い。

今はもうヒグラシの季節は終わったようだ。朝暗い時分から求愛のために鳴く。翅は透明で茶色ということだが、実は私はその姿を見たことがない。日暮れどきに鳴くから「日暮らし」、朝から鳴けば「夜明かし」となる。曇った日や薄暗い林の中でも集まって重奏して鳴く。カナカナ・・・ カナカナ・・・と寂しげに鳴き、消え入るまで余韻をもって鳴きやむ。一匹ごとはそうだが、次から次へと重なって合唱するのは趣がある。

アブラゼミは日中暑いときに鳴く。耳障りな低めの声でジージー言っている。その名のとおり、油紙のような大きめな茶色の翅だ。もっとも近頃はクマゼミに耳障りな座を譲っている。

クマゼミは大きな蝉だ。ミンミンゼミをひと周り大きくした感じ。ヒートアイランド現象で暑い都会地の街路樹に群れている印象があるが、近年こちらでも当たり前に鳴くようになった。午前中だけ盛んに鳴いて午後は昼寝(?)する。ジュワジュワジュワと空気を引き裂く音だ。終わりは余韻なくブツッと途切れる。大阪で街路樹の下で枝を見上げたら無言の大群が止まっていて、ゾッとしたことがある。

ミンミンゼミの大きさは、アブラゼミとニイニイゼミとの中間くらい。翅は透明で緑がかっている。群れず孤高に強く鳴く。低く厳かに長く続く。なわばりを主張するかのように。ひと呼吸で「ミンミン」を5、6回。それを何度も繰り返す。最後はグジュグジュ・・と消え入る。

ツクツクボウシは透明感のある姿と声で穏やかなリズムを奏でる。夏の後半になってこれが聞こえだすと夏休みの終わりへカウントダウンだ。

蝉は面白い。蝉の鳴き声が聞こえなくなると夏は終わる、淋しくなる。
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