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独裁者死なすは惜しいリビアかな [2011年10月24日(Mon)]

先週のことだが、リビアのカダフィが殺された。かの国にとっては大きな損失だと、私は思う。

彼は汚れきった旧体制の刷新者として登場した軍人革命家だった。青年らしい清々しい笑顔、颯爽と振る舞う姿、年寄りたちを温かく気遣う模範生として国民の憧れをつかんだ。

しかし、それをいいことに、独裁者として自分と親族、取り巻きに権力が集中する体制を築いた。議会は作らず、行政機構は中途半端。国民に考えることをさせずに、国民国家として伸びる機会を摘み取った。裁判制度すらない。石油で儲けるノウハウも、国民を掌(たなごころ)にして思いのままに操縦するやり方もすべての学習成果を、あの頭のなかに残したまま死んだ。

カダフィ体制を打ち負かすという目標を達成した今、リビアは混乱の極みに達しそうな気配がある。彼を生かしておいて独房に拘束したまま、終身刑アドバイザーとしていたならば、少しはかの国に秩序をもたらす知恵が得られたかもしれない。

しかし彼は裁判を受ける機会すら得られぬまま、私刑として頭に銃弾を撃ち込まれて殺されてしまった。当然の報いかもしれないが、国民は恨み骨髄に達していても、法でもって裁くという理知的なやり方があることを学ぶ機会もなく、新たな地獄の淵に立たされている。

(写真は、毒々しい感じもする石榴の実)
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