暑いなり夏の水辺よ色濃いよ [2013年07月10日(Wed)]
水辺とは心が穏やかになるもの、気持ちが和むもの。
水辺とは豪雨をうけて濁るもの、上流から濁水が押し寄せるもの。 水辺とは夏の光を反射してきらきらギラギラ眩しいもの、激しい夏を想うもの。 水辺とは花火大会の絢爛豪華を映すもの、鏡となって暑さを忘れるもの。 水辺とはアオコが出でて青く染まっていくもの、おぞましい気持ちになるもの。 水辺とは涼に誘われ油断するもの、悲劇を巻き起こすもの。 水辺とは富士を逆さに映すスクリーン、世界遺産を際立たせるもの。 水辺とはさざ波寄せて逃げるもの、海の足下触れるもの。 水辺とは鮎を跳ねさす清流につながるもの、水の清きを想うもの。 水辺とは睡蓮浮かび穏やかなるもの、蛙が跳んでピチャッと音たてるもの。 水辺とは池の桟橋足をつけ遊ぶもの、思わず落ちて慌てるもの。 水辺とは野生の動物集まってしずしず水を飲むところ、命のもとがつながるもの。 水辺とは七割地球を覆うもの、命の母なるもの。 水辺とは夏の始まり想うもの、しぶきを立てて暴れる回るもの。 水辺とは幼き子供を遊ばすもの、幼き頃を想って空想にふけるもの。 水辺とは夏。夏よ灼熱。夏はバテる。夏に成長子供たち。 実りの秋を迎えるためにひと汗かくべき夏の今。 そのため動くはいつのこと? 今でしょ、きっと今しかないよ。 |