お笑いになって幸い誤送信 [2013年05月30日(Thu)]
お笑い草である。メール送信で人違いをやってしまった。あとで考えればお笑い草ですんだが、事故にならなくてよかった。
なんのことはない。気のおけない飲み友だち複数にメールを送った。約束どおり今夜はよろしくねと。普段やりもしないことをやったせいかもしれないが、バスの座席に座って電話帳から該当者を選択して送信ボタンを押した際、バスが揺れた。タッチした指がひとつズレたかな?と思いはしたが、反射的に送信ボタンを押していた。spモードメールの今の設定は、送信ボタンを押してしまうとキャンセルはできない。あとには戻れない。送信済みメールを確かめてみると案の定、別のF氏に送っていた。すぐにそのF氏にお詫びのメールを送った。笑っていただろう。でも笑われた程度でよかった。幸い久々の交歓ができてよかった。 よく新聞をにぎわす誤送信メールの問題は、ブラインドでメールするべきところを被送信者すべてがあからさまになってしまう一斉送信ミスである。目も当てられない。悪意をもった者の手にかかると、活きたアドレスとして第三者に売り渡されたりしてしまう。お詫びしても取り返しがつかない。マスコミに発表して大恥をかいた上に会社の信頼を地に落とす。 個人の場合はそこまで考えすぎることはないのかもしれないが、ウィルス攻撃を受けてアドレスが流出したり、ケータイやスマホを落としてアドレス帳を抜き取られたりしたら大変なことになる。 実は先日トイレにスマホを忘れてしまっていた。ポケットから滑り落ちそうになったので、棚に置いていたのだが、そのまま忘れて行ってしまった。幸いにある貼り物をしていたお陰で無事に我が手に戻った。セキュリティがかかっているから使うことはできないはずだが、油断は禁物だ。この世は予期せぬことが起こるもの。用心ようじん、火の用心。用心ようじん、タッチミス。 本来のF氏とは時間を忘れて飲んだ。笑いながら飲んだ。真剣に話題を肴にして飲んだ。楽しくて幸せな時間を過ごした。 |