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2018年08月31日(Fri) 障害者を積極採用し続け成長し合う人たち<市民ライターが行く!情報発信でまちづくりを応援>マチノワ縁日


こんにちは。市民ライターの渡邉貴裕です。
障害者雇用が年々進み、障がい者が社会の中で活躍する機会が増えてきています。
当事者にとっても積極採用する企業で働くことは心身ともに成長する姿を見られることが多いものです。

8月26日、仙台市市民活動サポートセンターで開催した「マチノワ縁日 明日をゆさぶる3日間」では、「企業の社会貢献活動紹介ブース」にて、コニカミノルタジャパン株式会社(コニカミノルタ)における取り組みが紹介されました。

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紹介されていたのは、2012年6月から取り組む「複合機清掃サービス」です。
複合機の清掃業務を障がい者が担うというものです。
訓練と社内ショールームでの実践試験を経て「清掃員」として認定を受けて実務にこぎつけます。現在、清掃業務にあたっている「認定作業員」は10人。福祉事業所に通っていた人が大半です。

日々、清掃業務の支援員とペアになり、複合機を導入している企業を月30〜40件というかなりの数をまわり、仕事に励んでいます。

この事業を始めたコニカミノルタの加藤雅生さん(49)は今後、「他のメーカーとも協働していきたい」、「障がいがあってもできる仕事をもっとつくりたい」と意気込みを話しました。障がいの有無を問わず取り組みを世間に広げようとする広報活動にも力を入れています。

今回、ブースに立っていた疋田賢吾さん(40)と古川修平さん(35)は障がい者です。
「就労にあたってはいろいろと苦労をしながらも心身ともに成長できた」と話してくれました。
就労する上で「環境への適応力や体力が必要」だとも話していました。

社会生活で自立する上で、「働く」ことは必要不可欠です。
障がいがあるからといって作業内容を制限するのではなく、「強み」を駆使することへの取り組みが見られました。障害特性に応じて就労を応援する企業だと感じました。
障害者雇用をする上で、企業と福祉分野の協働は欠かせません。
障がいがあっても社会に貢献できます。生きやすさと、一人ひとりの取り組みやすさを尊重してお互いに助け合うことをしなければならなくなってきていると思います。
1人でも多くの障がい者が社会で活躍できることを望みます。

(取材・文 渡邉貴裕)

2018年08月30日(Thu) マチノワ縁日2日目<市民ライターが行く!情報発信でまちづくりを応援>マチノワプレスセンター


こんにちは。スタッフの松村です。
サポセンでは、8月25日(土)〜27日(日)まで、「マチノワ縁日 明日をゆさぶる3日間」と題し、一人ひとりの「まち」への思いをゆさぶり、新たな一歩を後押しすることを目的にトークイベント、市民活動や企業の社会貢献活動の紹介、縁をつなぐ交流会などを開催しました。
ご来場いただいた皆様、ご協力、ご登壇いただいた皆様ありがとうございました。

さて期間中、情報発信基地マチノワプレスセンターを拠点に、市民ライター7人が各イベントを取材し発信しました。みなさんの奮闘ぶりをお伝えするとともに、それぞれの執筆記事をサポセンブログで発信しています。ぜひご覧ください。

2日目、26日は福地裕明さん、生沼未樹さん、小野恵子さん、佐々木眞理さん、渡邉貴裕さんが取材に走りました!(1日目の様子はこちらから

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▲市民ライター渡邉貴裕さん
2日間、取材と執筆に励みました。
取材したのは以下のプログラムです。
緊急開催/平成30年7月豪雨災害ボランティアと考える「これから、ここから、できること」
・営利の概念をゆさぶる/企業の社会貢献活動紹介のコニカミノルタジャパン株式会社

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▲市民ライター福地裕明さん(写真右:NPO法人ファザーリング・ジャパン東北代表理事竹下小百合さん)
女川から駆けつけ活動しています。
取材したのは以下のプログラムです。
・ハジマルフクラムプロジェクトー今までとは一味ちがう自分に出会うー
・NPO法人ファザーリング・ジャパン東北代表理事竹下小百合さんへのインタビュー

さらに、8月17日に開催した「協働の現場トーーク!事例から探る協働のコツと未来」に参加し、記事を書いています。「協働事業提案制度」に初めて触れ、丁寧に考察されています。こちらもぜひご覧ください。
西公園での社会実験から「市民協働事業提案制度」を学ぶ/市民ライターの視点から


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▲市民ライター佐々木眞理さん(写真右:一般社団法人SC.FIELD代表理事大坂ともおさん)
営利の概念をゆさぶる/企業の社会貢献活動紹介のコニカミノルタジャパン株式会社
・ハジマルフクラムプロジェクトー今までとは一味ちがう自分に出会うー

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▲市民ライター生沼未樹さん
告知/3日間のタイムスケジュール、明日の見どころ
・ご縁をゆさぶる/乾杯リレー
 NPO法人ICAS国際都市仙台を支える市民の会副理事長津田宏さんに取材しました。


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▲市民ライター小野恵子さん
固定概念をゆさぶる/協働の現場トーーク!企業とNPOのパートナーシップ−LGBTが自分らしくいられる地域へ−
・ご縁をゆさぶる/乾杯リレー
 NPO法人ICAS国際都市仙台を支える市民の会副理事長津田宏さんに取材しました。


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▲市民ライター鈴木はるみさん
・意欲をゆさぶる/はじめての〇〇、やってみました
 「ヨガ体験」ピースフルヨガ

・着想をゆさぶる/「社会を変える」政治の使い方実践講座

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▲また、市民ライター平塚千絵さんが、27日(月)のプログラムを取材しました!
・協働のあり方をゆさぶる/土曜日の公園で話そう・この街の協働のあり方について

取材にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
市民ライターの皆様お疲れ様でした!

マチノワ縁日参加できなかった…、この人の話聞いてみたかった…。という皆様、
この後、レポート記事が続々とあがりますのでお楽しみに。

【市民ライター】実習・課外活動----------------------------------------------
サポセンでは、市民ライター講座を修了した市民ライターのみなさんと連携し、
「書くこと」「伝えること」を通じて市民活動やまちづくりを応援しています。
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2018年08月29日(Wed) ご参加・ご協力ありがとうございました!<マチノワ縁日 明日をゆさぶる3日間>


サポセンでは、8月25日(土)から27日(月)にかけて、「マチノワ縁日 明日をゆさぶる3日間」と題し、まちづくりに関するトークイベントや活動紹介、交流会など「明日をゆさぶる」10のプログラムを実施しました。
ご来場いただいた皆様、ご協力いただいた皆様、ありがとございました。

お陰様で、3日間でのべ446人の方々が足を運んでくださいました。
また、サポセンの講座受講をきっかけに、自身の活動を始めたり、学んだことを実践しようとする方々がブース出展やイベント実践、情報発信に筆を振るい、縁日全体を盛り上げてくださいました。ありがとうございました。

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「何かはじめたい」と思いをもつたくさんの市民の方々、市民活動団体、起業家、政治家、企業、教育関係者、行政など多様な方々が集い、ご縁がつながる機会となりました。
サポセンはこれからも一つひとつのご縁をつなぎ、まちづくりの輪を広げていきます。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
2018年08月29日(Wed) 西公園での社会実験から「市民協働事業提案制度」を学ぶ/市民ライターの視点から


市民ライターの福地です。
今回の投稿がデビューになります。拙い文章ですが、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

8月17日、仙台市市民活動サポートセンターで、仙台市の市民協働事業提案制度をテーマとした「協働の現場トーーク!事例から探る協働のコツと未来」が開催され、協働に関心がある市民や行政関係者など8名が参加しました。

仙台市では平成24年度から、市民団体や町内会などから地域の課題解決や魅力向上に資する事業提案を募集し、それを仙台市の担当部局と協働で解決をめざす「市民協働事業提案制度」を展開しています。同制度には、あらかじめ仙台市が解決したい課題を提示した「テーマ設定型」とテーマや分野を問わない「自由提案型」の2種類があり、これまでにテーマ設定型の事業が5件、自由提案型が11件、それぞれ採択されています。

今回のトークイベントは、平成31年度の市民協働事業提案の募集開始にあわせて行われました。ゲストは、特定非営利活動法人都市デザインワークス(UDW)の豊嶋純一さん。平成29年度のテーマ設定型事業「まちの魅力を創る公園の利活用」について応募し採択された「西公園パークマネジメント社会実験事業」の中心メンバーです。

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▲西公園での社会実験について丁寧に説明するUDWの豊嶋さん

これまでの公園の運営や管理は行政が一手に引き受けてきました。市民は、行政から与えられた条件のもとで公園を利用するしかありませんでした。パークマネジメントとは、その発想を転換し、公園を誰もが楽しめる空間とするために、行政と市民が手を携え公園の新しい価値を見出すことであり、まさに行政(仙台市)と市民(市民団体)の協働に相応しい案件です。

UDWは以前より、広瀬川流域の魅力を官民協働で高めていく「せんだいセントラルパーク構想」を提唱しており、仙台の都心部に位置する西公園をテーマにパークマネジメントの実証実験を行うことは、これまでの実績を踏まえれば当然の流れだったと言えるでしょう。

協働事業の実施にあたりUDWは実態調査、実証実験、検証というプロセスを進めるため、西公園に関わる市当局や市民団体、NPOなど7団体と協議会「西公園を育てるラボ」を立ち上げました。
さらに、できる限り多くの市民や団体を巻き込もうと、西公園ならではの楽しみ方を企画・提案できる方々を広く募集。協議会での審査を経て、一ヶ月間の実験期間に28組の個人・グループ、企業などが参加し約70ものプログラムを実施することができました。
豊嶋さんは様々なプログラムを市民レベルで企画・実施したことで西公園の持つ力(ポテンシャル)を引き出すことができたとも話します。中でも豊嶋さんが驚いたのは、仙台市の職員有志が30名ほど、3つのプログラムに参加してくれたこと。「担当業務に関わらず、職場横断的に加わってくれたことに、協働の幅が広がったように感じられた」と話していました。

また、協働事業をUDWがうまく立ち回ることができた理由について豊嶋さんは、UDWが市当局と市民団体の間を取り持つ中間支援組織的な存在だったことを挙げています。公園を管理する市側と、公園を利用する市民団体との間の仲介役として、調整やフォローアップができたようです。
その一方で、市当局との役割分担や関わり方については、最後まで距離感がつかみにくく、どう接するべきか、どこまで関わるべきか迷いがあったように見受けられました。その一端は、今後の展開について話した際に垣間見えました。

本年7月、地下鉄東西線国際センター駅(仙台市青葉区)の2階「青葉の風テラス」で行われた協働事業の最終報告会で、パークマネジメントの進め方の提案や西公園のポテンシャルが披露されました。同時期に仙台市が公表した「仙台市公園マネジメント方針事業展開プラン」では、西公園の利活用について、官民連携による運営管理の推進がうたわれています。そこでは今年度から3カ年計画で公園運営管理手法の検討・実施を行うとの記載がありますが、本事業は単年度です。8月17日現在では、UDWが引き続き実施するかはまだ白紙とのことでした。


最後に豊嶋さんは、今後協働事業の提案を検討している方へのアドバイスとして、PDCAサイクルの限界について触れました。協働の成果を最大限にするためには、当初計画していなかったものの、実施の途中で効果が得られるものも取り込む必要があると実験を通して感じたからでした。
従来のPDCAサイクルでは、計画外の案件は評価の対象外になってしまいますが、事業を行う上で生じた予想外の効果は、協働の基本理念の一つである「創発」であり、考慮すべきではないかと豊嶋さんは力を込めました。

これまで行政が当たり前にやってきたことを、これからは市民レベルの視線でアイデアを出し、協働して回していく仕組みが求められていく−。試行錯誤は続くと思いますが、行政も市民も一歩ずつ歩み寄っていくことが、協働事業提案の目指すところではないでしょうか。

31年度の協働事業提案の締め切りは9月7日と間近に迫っています。今回も自由提案型とテーマ設定型の二本立てで募集が行われています。テーマ設定型のテーマは「荒井東地区の賑わいづくり」です。事前の募集説明会への出席が提案の条件となっていますが、「善は急げ」です。仙台市とのコラボレーションにより地域の課題解決が見込まれる提案をお考えの方は、是非とも手を挙げてください。

これからでは間に合わないと思った方は、これまでの採択事業を研究するなど1年間じっくりと検討し、その時を迎えていただければと思います。

(取材・文 福地裕明)

【市民ライター】実習・課外活動----------------------------------------------
サポセンでは、市民ライター講座を修了した市民ライターのみなさんと連携し、
「書くこと」「伝えること」を通じて市民活動やまちづくりを応援しています。
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2018年08月28日(Tue) 「連坊×薬師堂オモシロ街教室」連坊商興会会長千葉隆夫さんと薬師堂商興会会長江刺賢治さんにお話を伺いました〜ぱれっと取材日誌

こんにちは。
スタッフの水原です。

ぱれっと8月号では、結成から66年の連坊商興会と、2018年4月に結成したばかりの薬師堂商興会がタッグを組んで取り組んでいる「オモシロ街教室」の取り組みをご紹介しております。
6月15日、連坊コミュニティ・センターで、連坊商興会会長千葉隆夫さんと薬師堂商興会会長江刺賢治さんに取材しました。取材と執筆を担当したのは、スタッフの松田です。

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▲写真:取材の様子。江刺さん(左手前)、千葉さん(左奥)、仙台市経済局地域産業支援課職員(中央)

2018年5月15日から6月15日まで開催された「オモシロ街教室」は、「お店に入るきっかけにしてもらいたい」と、連坊と薬師堂の両商興会会長の呼びかけで24店舗が集まり開催されたイベントです。かりんとう屋がする「接着剤のはなし」、くすり屋で「写真の撮りかた」、カフェで「チキンハムづくり」など、個性豊かなお店が並びました。店主の人柄を知ってもらい、またお店に足を運んでもらいたい、という商店街の切なる願いが今回の取り組みとなりました。サポセンフタッフもミニ講座に参加しましたよ。詳しいお話の内容は参加した時のお楽しみですが、「他のお店のミニ講座にも参加してみたい!」と思いました。お店同士で、「明日は、ここの店の講座がありますよ」と連携して宣伝しているのだそうです。お店同士の繋がりも出来て、皆さんイベント開催を楽しんでいるそうですぴかぴか(新しい)

取材した内容は、ぱれっと8月号にて紹介しています。
ぜひご覧くださいかわいい

位置情報大型商店やネット通販といった流通の変化の中で、商店街が生き残りをかけて挑む取り組みも2018年の秋の開催で3回目を迎えます。次回の開催予定は、2018年10月15日〜11月15日です。

お知らせはホームページから配信されます。お見逃しなく!
https://peraichi.com/landing_pages/view/remyakuomosiro



2018年08月26日(Sun) 西日本豪雨を受けて<「自分ができること」を考えて災害と向き合う>マチノワ縁日


「もし、災害が起きたら…」。
日本において災害は避けられません。誰にとっても、向き合わなければならない現実です。

こんにちは。市民ライターの渡邉貴裕です。
2018年8月26日、仙台市市民活動サポートセンターで開催中の「マチノワ縁日 明日をゆさぶる3日間」に来ています。
西日本豪雨を受けて急遽開催された「緊急開催!平成30年7月豪雨災害ボランティアと考える「これから、ここから、できること」」について紹介します。

一般社団法人ワカツクの代表、渡辺一馬さんの進行の下、日本財団学生ボランティアセンターの「平成30年7月豪雨被災地への学生ボランティア派遣」に仙台から参加した学生3人が活動を発表しました。
東北学院大学 災害ボランティアステーションの松坂東吾さん、東北福祉大学阿部沙綾さん、富田夏未さんです。

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3人は、「募金するだけではなくボランティア活動にも取り組みたい」と、4泊5日の行程で広島県三原市を訪れ、寺院に宿泊する形で活動にあたりました。
「作業は予想以上に重労働だった」とのこと。どれぐらい被害が大きかったかも、被災地を見て初めて実感できたそうです。「メディアだけでは伝わらないことも多く、被災した現場を自分の目で確かめないとわからない事情も多い」のが現実なのだと思います。現場からのお話は、やはり貴重です。

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「時間が経つに連れて災害に対する意識が薄れてくる」といった危機感を募らせた3人。「災害を風化してはならない」と痛感し、とにかく「忘れないことが大事」だという言葉に、私は強く共感しました。

司会の渡辺さんは「ボランティアに参加したことを振り返り発表することが必要だ」と、今回の場の主旨を話してくれました。学生ボランティアも増えることも望んでいます。

学生のみなさんのお話から、次の災害に備えるだけではなく、災害時や被災地のために何ができるのかということも考えている姿勢も伝わってきました。
災害時、被災地にボランティアは必要です。災害は時間や場所を選ばず次々と起こり得るものだと思います。できることから一歩ずつ踏み出して支援をしていくことは、今後も欠かせないと感じます。「もし、自分だったら何ができるのか?」ということも考えなければなりません。

(取材・文 渡邉貴裕)
2018年08月26日(Sun) まずは相手を知ろうという気持ちから<市民ライターが行く!情報発信でまちづくりを応援>マチノワ縁日


こんにちは。市民ライターの小野恵子です。
25日から、仙台市市民活動サポートセンターで「マチノワ縁日 明日をゆさぶる3日間」が始まりました。様子をお伝えします。

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▲イベント予定。ワクワクがたくさん詰まったイベントが盛りだくさんです。

私は初日、「協働の現場トーーク!」に参加しました。
「企業とNPOのパートナーシップ−LGBTが自分らしくいられる地域へ」と題し、
KDDI株式会社東北総支社(企業)とあらゆるセクシュアリティの人が尊重される世の中を目指し活動するAnego(NPO)のパートナーシップについてお話しいただきました。

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▲多くの人が詰めかけていました。

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登壇者は、KDDI株式会社東北総合支社管理部の佐々木円さん(写真左)
Anego代表のキャシー菅原さん(写真右)です。

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▲司会は、サポセンセンター長太田貴さん。きりっとした司会進行で場をまとめています。

最近、巷で「LGBT」はよく耳にするようになりましたね。
LGBTはレズビアン(L)、ゲイ(G)、バイセクシュアル(B)、トランスジェンダー(T)の頭文字を並べた略称です。いわゆる性的少数者と言われます。

性的少数者の現状って?どんなこと考えているの?
なぜ性的指向を発信するの?
通信総合大手企業のKDDIとLGBTとのかかわり?
わからないことだらけ、不思議だらけでお話を聞きました。

はじめに、佐々木さんが、自身の経験を交えながら会社の取組みをお話されました。
佐々木さんは、2017年に職場環境の改善・働きやすい環境づくりの一環としてLGBT講演会を企画しました。初めての取組みに反対意見があり、一時は見合わせたそう。
でも、「性別、国籍、障がいなど関係なく多様な人材がどうやったら働きやすくなるか知るためにはぜひとも実施してほしい」という上司の後押しがあり講演会開催が決定しました。

どこの誰に講師を依頼しようか悩んだとき、ネットAnegoのブログを見つけ、全部読んだそう(驚き!)。「この団体なら大丈夫!」と判断し、依頼をしたのがパートナーシップの始まりでした。
講演依頼があったとき、Anego代表のキャシー菅原さんは、「何で大企業から声が掛かるの?企業は利益が上がらない事業には関わらないのでは?と思っていたので、とても驚いた」と言います。
しかしその後、講演会をきっかけにAnego設立10周年記念イベントに、社員のみなさんがボランティアとして参加。また、全社員の継続研修としてLGBT理解を目的とした「e-ラーニング」を実施するようになりました。
関わりがないと思っていた人たちが、少しづつ歩み寄っているのだと感じました。

さて、トークイベント終盤、「質問ある方は挙手を」と、太田さんから会場に掛け声が。
なんだかまだわからない、もう少し聞きたい。
でも、何をどうやって質問したらいいのかもわからない・・・
それが正直なところ。

理解のヒントとなったのは、佐々木さんの「パートナーシップにおいて工夫していることは、コミュニケーションをとること。齟齬があるとギクシャクするので、現場に足を運んで会って話すことが大切です」という言葉。
そして「知るということで、パートナーシップを築ける」という太田さんの言葉でした。

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▲写真は苦手なんですと、はにかんでいる佐々木さん。

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▲キャシー菅原さん。派手なメイクと衣装に度肝を抜かれました。

不思議だらけで参加して、キャシー菅原さんを前に、つい外見に目がいきますが、ほのぼのとしたお人柄でとても身近に感じました。
LGBTのこと、LGBTが自分らしくいられる社会になるためにどうすればいいのか。
まだまだ、知らないことがたくさんあります。
でも、少しずつでも相手を理解しようという気持ちが大切なんだろうなと感じました。

(取材・文 市民ライター小野恵子)
2018年08月26日(Sun) 企業の社会貢献活動紹介ブース<障がい者に共感し、共存していく>マチノワ縁日


こんにちは!市民ライターの佐々木眞理です。
「マチノワ縁日 明日をゆさぶる3日間」では、企業の社会貢献活動を紹介するブースが並んでいます。
コニカミノルタジャパン株式会社の取り組みを紹介するブースを紹介します!
1階マチノワひろばにて15:00までやっています。ぜひお立ち寄りください。

さて、ちょっとご紹介しますと。
複合機メーカーのコニカミノルタジャパン株式会社東北支店では、全国に先がけて障がい者の働く場を提供する取り組みに力を入れています。
このマチノワ縁日でも、4人の障がい者の方々がブースで事業の紹介をしていました。

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▲お話を聞いた、加藤さん(右)と阿部さん(左)

福祉事業所でコピー機の清掃の仕方を訓練した障がい者の方が、さまざまな企業に出向き、
30分ほどかけてコピー機の清掃を行います。
障がい者に対する清掃の指導を行う6人の指導員は、同じく企業でのコピー機清掃の経験を積んだ方々です。指導員として認定され、コニカミノルタの社員となり活躍しています。障がい者の気持ちをよく理解する彼らの教え方は、さすが上手だということ!
仕事を通して人々とふれあい、職場の雰囲気を体感した障がい者の皆さんは、口々に「やってよかった!」「役に立てた!」と喜びを口にするそうです。
取引先の方々と接し、感謝の言葉をされることが、いきいきと仕事を続けることにつながり、社会に踏み出す一歩となりるのだと思いました。

「障がい者に共感を持ち、共存を目指すことが大事」と話すのは、営業本部 東北支店の加藤雅生さんです。障がい者への先入観をなくし、可能性を信じて働く場を提供していくことが企業の役割だと、説明に熱が入ります。若者も希望を持てる平等な社会を目指して、みんなで応援していきたいものです。

本日15:00まで!障がい者雇用に取り組む企業の方々にも参考になりますよ。
お見逃しなく。

(取材・文 佐々木眞理)
2018年08月25日(Sat) マチノワ縁日1日目<市民ライターが行く!情報発信でまちづくりを応援>マチノワプレスセンター


こんばんは。スタッフの松村です。
本日、8月25日から始まった「マチノワ縁日 明日をゆさぶる3日間」。
期間中、情報発信基地マチノワプレスセンターを拠点に、市民ライター7人が各イベントを取材し発信します。

初日は、生沼未樹さんのプログラム紹介にはじまり、小野恵子さん、鈴木はるみさんが取材に取り組みました。


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▲市民ライターの小野恵子さん

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▲<固定概念をゆさぶる 協働の現場トーーク!企業とNPOのパートナーシップ−LGBTが自分らしくいられる地域へ−>を取材しました。

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▲市民ライター鈴木はるみさん(写真右)
「ヨガ体験」ワークショップを実施したピースフルヨガのみなさんを取材しました!
もちろん、ヨガもしっかり体験しました晴れ

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▲<着想をゆさぶる「社会を変える」政治の使い方実践講座>の講師、横尾俊成さん(写真左)も取材しました!

取材内容は、後日このサポセンブログでお伝えします。
明日は、残りのメンバーも駆けつけます。
市民ライターの発信にご注目ください手(グー)

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市民ライターとは
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サポセンが2014年から河北新報社と共催で開いてきた、「市民ライター講座2014・2015・2016・2017・2018」を受講し、取材・執筆のノウハウを学んだ市民の方々です。
これまでの活動、市民ライターの記事はこちらから→サポセンブログ@仙台
2018年08月25日(Sat) マチノワ縁日スタート!<あなたは何をゆさぶられたい?>市民ライター生沼です!


こんにちは。市民ライターの生沼(おいぬま)です。
本日からいよいよ、マチノワ縁日が始まりました。
私は、この3日間のうち25日、26日の2日間開設されるマチノワプレスセンターのライターとして参加しております。
サポセンのブログページで情報発信します。
今回は、3日間のタイムスケジュール、明日の見どころを紹介させていただきます。

まずマチノワとは、
“まちに暮らす多様な主体の力を活かしあえる、「人」と「人」、「人」と「まち」のゆるやかなつながりを意味する造語です。”

「マチノワ縁日 明日をゆさぶる3日間」は、仙台の街で「身近な困りごとを何とかしたい」、「まちをもっと良くしたい」そんなモヤモヤをかかえた人々をつなげ、”マチノワ”を育み、実際にアクションを起こすための後押しをするべく、プログラムされた3日間です。
今日を含めて3日間のプログラムは、以下の10項目があります。

みなさんは、何をゆさぶられたいですか??

「マチノワ縁日 明日をゆさぶる3日間」
1:固定概念をゆさぶる(終了)
2:モヤモヤをゆさぶる
3:意欲をゆさぶる
4:着想をゆさぶる
5:ご縁をゆさぶる
6:日常をゆさぶる
7:協働のあり方をゆさぶる
8:起業家精神をゆさぶる
9:A 営利の概念をゆさぶる
10:B 好奇心をゆさぶる

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▲メイン会場は1階マチノワひろばです

この中で明日26日開催なのが、「モヤモヤ」「ご縁」「日常」をゆさぶるプログラム。
この3つのワードのみで心が動いた方は、26日参加必須ですひらめき
また9、10のプログラムは3日間を通して実施されます。


今日はちょっと行けない!そんな皆様に、
26日のタイムスケジュールは以下の通りです。

8月26日(日)10:00ー18:00  
◆10:00ー11:30 exclamation緊急企画exclamation
平成30年7月豪雨災害ボランティアと考える「これから、ここから、できること」
1階マチノワひろば/参加費無料/定員なし/申込不要
・東北学院大学 災害ボランティアステーション 松坂東吾さん
・東北福祉大学 阿部沙綾さん、富田夏未さん

◆10:00ー15:00
企業の社会貢献活動紹介ブース展示
1階マチノワひろば
・コニカミノルタジャパン株式会社
・株式会社未来企画
・株式会社manaby

◆13:00ー15:00 (※6:日常をゆさぶる)
ハジマルフクラムプロジェクト ー今までとは一味ちがう自分に出会うー(トークイベント)
1階マチノワひろば
・NPO法人ファザーリング・ジャパン東北代表的理事 竹下 小百合さん
・一般社団法人SC.FIELD代表理事 大坂 ともおさん

◆15:30ー16:00 (※2:モヤモヤをゆさぶる)
サポセン・コトハジメ塾
1階マチノワひろば/参加費無料/定員各10名
・ガイド:サポセンスタッフ

◆16:00ー17:30 (※5:ご縁をゆさぶる)
乾杯リレー
地下1階 市民活動シアター/参加費500円(1ドリンク軽食付き)/定員30名
・NPO法人ICAS国際都市仙台を支える市民の会副理事長 津田 宏さん


どのプログラムも外せませんが、中でも緊急開催されます『平成30年7月豪雨災害ボランティアと考える「これから、ここから、できること」』は予約なし、定員制限なし、参加無料のため、すぐに参加可能です!ぜひご参加ください。

(文 市民ライター生沼未樹)




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