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2018年03月31日(Sat) マチノワストーリー 〜ワクワクからはじまるまちづくり〜 を開催しました。

こんにちは。スタッフの宮崎です。

2月24日(土)、サポセン6階セミナーホールにて、トークイベント「マチノワストーリー 〜ワクワクからはじまるまちづくり〜」を開催しました!
今回のマチノワストーリーでは、過去にサポセンで開催した4つの事業、「ハジマルフクラムプロジェクト」「ちょっと。ボランティア」「ちょっと。まち歩き」「市民ライター講座」に参加し、その後ご自身で活動を開始した方や活動に参加された方をゲストにお呼びして、それぞれきっかけから始まった活動についてお話を伺いました。

今回のゲストは、
市民ライター講座の卒業生で、サポセン機関紙「ぱれっと」をはじめ様々なメディアで記事を書いている、生沼未樹さん
ハジマルフクラムプロジェクトに参加し、自身の活動のほかにも活動に参加した木村恒太さん
市民ライター講座を受講後、他の地域メディアで活躍している阿部えりこさん
の3人をお招きしました。

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▲はじめに参加者も交えて自己紹介

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▲年齢、所属もさまざま

「ゲストの方がどんなまちづくりをしているのか興味があって」
「いろんな世界をのぞいてみたくて」
「ワクワクからはじまるまちづくりってなんだろうと思って」
「市民ライターに興味があって」と様々な思いを持った4人の方が参加しました。

ゲストからのマチノワストーリーは、
現在市民ライターとして活躍中の生沼未樹さんからスタート。

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▲人前で話すのは初めてという生沼さん。(左)

生沼さんは、2015年に開催された市民ライター講座に参加し、サポセン機関紙のぱれっとをはじめとした地域ミニコミ誌にライターとして参加し、情報発信を行っています。
東日本大震災発生後に瓦礫撤去のボランティアを行った際、新聞記者をみかけ、情報を伝えることでもできる支援があると考えました。
そこで、過去に映像メディアの仕事の経験から、取材がもう一度したいと思い、ライター講座へ参加しました。
「市民ライターとしての取材には、人の縁を深く感じて楽しく取材している」と活動の楽しさを語りました。

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▲木村恒太さん

次に、木村恒太さんからお話を伺いました。
一般社団法人ReRoots、薬害被害者支援サークルBalloons+のメンバーとして活動しています。
現在大学4年生ですが、大学入学当時は、ボランティア等には全く興味がなかったと当時を振り返り、会場を驚かせていました。
大学のフィールドワークで女川へ足を運ぶ機会があり、東日本大震災から数年たっても復興していない光景に衝撃を受けたのが、震災復興ボランティア参加のきっかけだったそうです。

また、2017年に開催したハジマルフクラムプロジェクトに参加してから、活動の幅が広がったと話す木村さん。一つのボランティアをから色々なことを知って活動が広がりました。

大学卒業を控え、市民活動経験を生かして地域に関わり続けたいと考える木村さんは、子どもの支援を念頭に団体設立の準備を進めています。
「現場を知ることはとても大事なことだと思うので、何か興味がある事があれば、まず参加してみることが大事」と参加者の活動の第一歩を後押ししていました。

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▲阿部えりこさん

3人目のマチノワスーリーは青葉区出身の阿部えりこさんから。
阿部さんは、コミュニティFMや地域メディアで情報発信を続ける市民ライターのお一人です。
2016年の市民ライター講座に参加し、その後地域メディアで情報発信を開始しました。
ワークショップに参加するのが好きという阿部さん。
様々なことに興味をもってイベント等に参加し、その様子を記事にしているそうです。
「情報をキャッチしたら、まずは参加してみる事も活動への一歩になると思います」と話していました。


後半のトークセッションでは、感想や疑問を出し合いました。

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▲人数を生かし、交流会のような雰囲気に

ゲストのストーリーを聞いて、参加者の皆さんからは
「市民ライターとして活動するにあたり、ノルマはあるのか」
といった疑問が。
これには阿部さんが、
「全く記事を書かないで参加している人もいるので、気軽に参加したらいいと思う」
生沼さんは
「自由に自分のペースでできている。」
と無理なく活動できている様子を語ってくれました。

また、
仕事や学業の他に市民活動をしているゲストの皆さんに、それらの両立は難しくないか?というテーマでもお話いただきました。
木村さんからは
「テストの時期など大変な時もあるが、自分の目標の為や、やりたい事なので楽しくやれていて苦ではない」
生沼さんは
「ライターを生業にしようと考えた事もあったが、それだけで食べていくのも大変なので、今の関わり方が合っている」
と、それぞれのライフスタイルに合った関わり方を見つけていく大切さを話していただきました。
参加者とゲストの距離感が近くで、濃い内容のトークセッションとなりました。

参加者の皆さんからは
「疑問が解決できてよかった」
「活動者の生の声が聞けてよかった」
などの感想が寄せられました

終了後も話題は尽きず、様々な交流が生まれていました。

参加頂いた皆さま、ありがとうございました。

前回のマチノワストーリーはこちら
冊子「ちいさなマチノワストーリー」のダウンロードはこちら→☆☆☆

★本企画は、マチノワWEEK Vol.2 〜見て、触れて、楽しもう。まちづくりの出会いの広場〜 の一部として開催しました。
2018年03月26日(Mon) レンタカーで石巻の魅力を満喫!地域おこしレンタカー利用のすすめ

こんにちは。サポセンスタッフの鎌田です。

皆さんゴールデンウィークのご予定はもうお決まりでしょうか。
今回は「いや、まだ決めかねている」「どこかお出かけしたいけど車を持ってない」という方々に朗報です。
地域おこしレンタカーで牡鹿・雄勝・北上エリアをめぐってみませんか。

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ishinomaki地域おこしレンタカーは、東日本大震災以降、観光客が半減してしまった牡鹿・雄勝・北上の半島沿岸部の魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい!と、一般社団法人日本カーシェアリング協会が企画したキャッシュバック付きのレンタカーです。
3つのエリアの協力店で1000円以上の買い物をして、スタンプカードにスタンプを押してもらい、レンタカー返却時にスタンプカードを提示すると、スタンプの数に応じて最大2000円のキャッシュバックが受けられるというもの。

この取り組みを始めた一般社団法人日本カーシェアリング協会は、カーシェアリングを通して被災地支援を行いながら、新しい車文化を目指す団体です。
2011年7月に設立し、(活動は2011年4月から開始)石巻を拠点に活動しています。活動を進めていくうちに現在では全国から頂いた100台以上の車が貸し出されるようになりました。
東日本大震災によって多くの方が車を流され、郊外に出かけるのに不自由さを感じている方が現在もいます。
震災以降、車を提供したい企業・個人と、車が必要な被災者とを繋ぎ、被災地で車の利活用を行っています。

ちなみに、レンタカーを利用することで、車の維持費の捻出や地域でのカーシェアリングや非営利団体への貸し出しや自然災害時などの支援活動に活用されます。
ドライブがてら改めて地域の魅力を発見しに行ってみてはいかがでしょうか。

位置情報詳細はコチラをご覧ください。
2018年03月24日(Sat) 3/26はパープルデー!<てんかん啓発キャンペーン>サポセンで展示中!


こんにちは、スタッフの嶋村です。

リニューアルしたばかりのサポセン1階エントランスで、てんかん啓発キャンペーン「パープルデー」の展示をしています。
公益社団法人日本てんかん協会宮城県支部による展示です。

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公益社団法人日本てんかん協会は、てんかんに対する社会的理解の促進、てんかんに悩む人たちの社会援護活動、てんかん施策の充実をめざした調査研究や全国的な運動を展開しています。

今回の展示テーマのパープルデーは、「てんかんをもつ人を、ひとりぼっちにしない!」という願いを込め、毎年3月26日に世界中の人が紫を身に付ける日です。

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展示期間は3月31日まで。
まずは「知る」ことから。この機会に、ぜひご覧ください。
2018年03月22日(Thu) 市民活動団体が活動を発信!<マチノワブース開催報告>マチノワWEEK vol.2


こんにちは。サポセンスタッフの鎌田です。

2018年2月21日(水)〜27日(火)に仙台市市民活動サポートセンター(サポセン)でマチノワWEEKを開催しました。一人ひとりのまちへの思いが「もっとつながる」「もっとひろがる」ことを目指して、7日間日替わりでトークイベントや活動紹介、交流会などを実施。


2月24日(土)、2月25日(日)は、10時半〜15時にマチノワブースを開きました。
サポセンの1階で、さまざまな社会問題や課題に取り組んでいる団体を知ってもらうために多様な分野の市民活動やボランティア活動をしている26の団体がブースを出展しました。
おかげさまで2日間で延べ638名の方に足を運んでいただきました。

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当日は、障がい者がつくった商品をブランド化し、福祉のイメージを一新しようとする団体や、海外の教育や経済的な支援をしながら文化交流をするため、フェアトレード雑貨の販売を行う団体などで賑わいを見せました。他にも来館者と共にディスカッションを行うブースなどがありました。
また、隣り合う団体同士が「この商品素敵ですね」と相手の商品を手に取っていたり、コーヒーの試飲と販売をしていた団体が他のブースへ試飲を持って出向き、「コーヒー試してみませんか」と声を掛けながらどのような出展を行っているのか話を聞きに行く様子も。
手作りワークショップをしていた団体には来館者のみならず出展団体も興味をひかれたようで、体験をしながら盛り上がっていました。

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出展者にお話を聞いたところ、「自分たちの商品のイメージと会場の雰囲気が非常にマッチしていた」「他の団体の皆さんとも楽しく過ごせてよかった」と振り返る団体や、「もっと自分たちのブースに人を呼び込みたいので次回は皆でサポセンの正面に立って広報をしたい」という前向きな意見も聞かれました。

中には、マチノワブースに出展するというせっかくの機会なのでと今回パンフレットを自主的に作った団体がいました。今までは主にSNSで自分たちの活動を発信していたとのこと。
「パンフレットを作るにあたって、自分たちの活動を書き出したりしてみる事で、改めて活動を見つめ直すきっかけになった」とお話をいただきました。

来館者からは、「目当ての団体の他にも、いろんな分野のブースがあって楽しかった」という声がありました。

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今回のマチノワブースという場が、団体の今後の活動の発展に繋がれば幸いです。

2018年03月20日(Tue) ITで、誰もがやりたい事を!ゆるてっく仙台さんにお話を聞きました〜ぱれっと取材日誌〜

こんにちは。スタッフの宮崎です。
2月19日、サポセンにてぱれっと4月号の中面、団体紹介の取材をしました。
今回は、IT技術を使って何かやってみようと考える人を応援する「ゆるてっく仙台」さんを紹介します。
取材を担当したのは、市民ライターの櫻井理記さんです。

ゆるてっく仙台は、IT技術やWEBデザインについて、ゆる〜く学べる勉強会を開催しています手(チョキ)
技術の進歩により、何かしてみたいという人は増えていますが、小難しくて敷居が高いあせあせ(飛び散る汗)と感じている人が多いといいます。
そんな方に、WEBデザインやアプリ制作の仕事をしている、代表の竹中さんがやりたい事に必要な技術を教えてくれます。

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▲活動について語る竹中さん(右)と取材を行う櫻井さん(左)

月に1回程度開催される勉強会には、男女を問わず10名前後が参加しています。
「堅苦しいことはナシにして、楽しく学びあえたらいい」と会の和やかな雰囲気を語る竹中さん。
新しい技術や世界を学ぶ1歩になるかもしれません。

櫻井さんはどんな記事を書くのでしょうか。
ぱれっと4月号をお楽しみにexclamation

ぱれっとバックナンバーはコチラ
2018年03月18日(Sun) 募集締め切り3/26<第19期市民活動サポートセンター事務用ブース利用団体を追加募集します>


ひらめき締切間近ひらめき
仙台市では、NPOやボランティア団体等、自発的で公益的な活動を行う団体を対象に、市民活動サポートセンター内の事務用ブースをお貸しします。
2月にリニューアルしたばかりのサポセンで、自立した組織体制を目指し、事務機能を強化することで、活動のステップアップを図りませんか。

1.使用期間
平成30年6月1日から平成30年8月31日まで
(最長3年まで使用可能ですが、継続にあたり、その都度審査があります)

2.応募資格
一定期間継続的に市民活動を行う見込みがあり、市内に市民活動を行うために必要な専用の事務所を有しない団体。(詳細は、募集要領をご覧ください)

3.募集数
3ブース(予定)

4.ブースの概要
●設備等
机1台・いす2脚・ロッカー1台
電源コンセント(大量に電力を消費する設備は不可)
電話回線(1回線)引込可(電話加入権、設置料、通話料は使用者負担)
※館内は無線LANの利用が可能ですが、保守点検等により使用できない場合があります。
●面積
約4平方メートル(縦・約2m×横・約2m)
●設置場所
市民活動サポートセンター 7階 市民活動共同事務室内
●使用時間
市民活動サポートセンターの開館時間内
平日:午前9時から午後10時 日曜・祝日:午前9時から午後6時
なお、毎月第2、第4水曜日と年末年始(12月29日から1月3日まで)は休館日となります。
●その他
事務用ブース利用団体との情報交換会や市民活動サポートセンタースタッフによる相談対応等のソフト支援を行っています

5.使用料
月額7,100円(使用期間がひと月に満たない場合はひと月に切り上げ)

6.募集期間
平成30年2月26日(月曜日)から平成30年3月26日(月曜日)まで
上記期間の午前9時から午後5時まで(ただし、土曜、日曜、祝日は除く)

7.申込方法
募集要領をご確認の上、市民協働推進課または市民活動サポートセンターで配布している「市民活動サポートセンター事務用ブース応募申請書」に必要事項をご記入いただき、団体の運営に関する規則、活動内容及び財務状況が分かる資料を添付して、市民協働推進課(二日町第四仮庁舎2階)へご持参ください。(郵送不可)

詳しくは、仙台市のホームページをご覧ください。募集要領、応募申請書のダウンロードもできます。
【追加募集!】第19期市民活動サポートセンター事務用ブース利用団体を募集します


<問い合わせ>
市民局市民協働推進課
仙台市青葉区二日町1-23 二日町第四仮庁舎2階
TEL:022-214-8002 FAX:022-211-5986
2018年03月14日(Wed) 自然の中で子どもを見守る。清水冬音さんにお話を聞きました〜ぱれっと取材日誌〜

こんにちは。スタッフの宮崎です。
2月8日、サポセンにてぱれっと4月号の表紙、ワクワクビトの取材をしました。
今回は、子どもを自然の中で遊ばせ、見守りながら育てるという「森のようちえん」の考え方のもと保育活動を行う清水冬音さんを紹介します。
取材を担当したのは、市民ライターの佐々木眞理さんです。

清水さんは、泉ヶ岳や多賀城跡を中心に、未就学児〜小学生の保育を行っています。
保育の基本になっているのは、「森のようちえん」の考え方です。
清水さんの保育では子どもが外で自由に遊びまわるのを見守り、自分で物事を考えて判断するための心の土台を培うことを目標としています。
「自分で考えて子どもの発想にはいつも驚かされます。子どもは何を使っても遊び始める」と清水さんは保育の楽しさを語ります。

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▲森のようちえんの魅力を語る清水さん(左)と取材を行う佐々木さん(右)

神奈川県出身の清水さんは、大学で里山と人の関係について学んだのち、2011年8月にボランティアとして始めて宮城県を訪れます。
ボランティア活動として保育事業を担いながら、幼児教育と自然体験の関わりへ関心が高まり、独立して団体を設立しました。
東北ではまだ数少ない、森のようちえんが広まることを目指して、活動を続けています。

佐々木さんはどんな記事を書くのでしょうか。
ぱれっと4月号をお楽しみにぴかぴか(新しい)

ぱれっとバックナンバーはコチラ
2018年03月12日(Mon) 地域の今を映す市民の情報発信<地域メディア公開編集会議>マチノワWEEK vol.2


こんにちは。スタッフの松村です。
2月25日(日)市民活動シアターで「誰かの小さな物語から生まれる共感の輪ー地域メディア公開編集会議ー」を開催しました。地域メディアや地域の情報発信に関心のある方々、市民ライターやマスメディアの方など17人が集いました。

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サポセンでは、2014年から「社会のために何かしたい」「書くこと、情報発信を通じて地域で活動したい」という方々を対象に、市民ライター講座を実施したり、実際に市民活動団体を取材する現場につないだりと、さまざまな事業をしてきました。
2017年で講座の卒業生は87人。そのうち20人前後が、市民の目線で地域の魅力や社会の課題、課題解決に奮闘する市民活動団体について、情報発信するなど活躍しています。

「町内の夏祭りが復活したこと」「被災地で愛されるキャラクターのこと」「子育て中の悩みや楽しさ」「親の介護の体験談」など。個というミクロから発信される情報は、今を映す鏡のようです。情報発信されたその先で、どんなことが生まれているのでしょう。
今回は、仙台で活動する地域メディアの作り手のみなさんと、地域メディアに参加する市民のみなさんにお話を伺いました。また、それぞれのメディアの活動紹介と、3つのトークテーマを参加者を交えて意見交換をしました。

◆仙台の地域メディア
まず、仙台にはどんな地域メディアがあるのか。
5団体に来ていただき、活動について紹介していただきました。

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△河北新報社「あらっE!」プロジェクト、プロデューサーの畠山茂陽さん

震災後、新旧住民が混在する若林区の七郷・荒井地区の新たなまちづくりに向け、地元紙・河北新報社が2015年に「荒井プロジェクト」を発足しました。
住民や、仕事・レジャーで訪れる人を対象に荒井の魅力を発信しようと、ミニコミ誌「あらっE!」を発行しています。今では、読み手である住民の短歌コーナーや写真作品の発表コーナーができたり、新たな地域との関わりが生まれています。

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△ウェブマガジン「SEN.」の高野明子さん

仙台の文化の点を線でつなぐカルチャーマガジン。
仙台の個性溢れる文化を、仙台に暮らす人たちが伝えていく場やメディアを企画、編集し、シビックプライドを醸成しようと活動しています。仲間とできる範囲でゆるやかに活動するのがポイント。
ショートエッセイという方法で発信される情報から、仙台で暮らす文化的視点を持つ人たちの存在浮かび上がってきます。

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△東北のニュースを配信する「TOHOKU360」編集長の安藤歩美さん

元新聞社勤務の2人が2016年2月に立ち上げました。日本初のVR動画に特化したニュースサイトで、記者経験のない住民を「通信員」に養成。全国の地域(現場)住民が日々の中で心動かされた出来事を「ニュース」として、世界に発信するネットワークをつくっています。
「東北には、まだ全国に知られていない多くの素晴らしいニュースが埋もれてる」。全国に発信者を増やし、従来のマスメディアでは拾いきれなかった「報道」「ニュース」の、新しく多様な世界を広げようとしています。

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△泉区の地域メディア「is media by SELVA」を運営する、
セルバ事業所営業販促チームの吉田久美子さん(右)と、記事を投稿している泉区の「きゅう」さん(ハンドルネーム)

仙台市泉区にある複合商業施設SELVAが運営するウェブメディアです。
周辺地域に住むお客さんが「エディター」という情報の発信者となり、泉区に暮らす人に向け、店舗情報だけでなく自分のスキルや経験を活かした暮らしの情報を発信しています。

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△主に映像でローカルな情報発信を支援するNPO法人メディア―ジの漆田義孝さん

東日本大震災発災当時、マスメディアだけでは伝えられない情報がある。と、発信の担い手として情報発信支援をはじめたのが活動のきっかけ。仙台の学生たちと、被災地や東北、政治などに関心を持ってもらうためのコンテンツを展開。学生たちの自由な発想で発信される内容に、会場が笑いに包まれました。


◆トークディスカッション
どんな課題意識で地域メディアを立ち上げ発信しているのか、またどのような手法・表現で発信しているのか、最後にどうしたら「伝える」活動に関わることができるのか。3つのトークテーマで意見を交わしました。

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全体のファシリテーションを漆田さんが、一部トークテーマでは高野さんがファシリテーターをを務めてくださいました。

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共感度の向上と地域愛を育むという「あらっE!」の活動目的や、VR動画によって被災地などの取材現場を、世界中の人に身近に感じてもらうTOHOKU360の手法についてお話があったり、

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それらに対し、最近SEN.で活動を始めたという参加者から、「発信者と受信者の接点を生み出すという地域メディアの可能性を感じた」という感想があったり、参加者のみなさんと活発な意見交換をすることができました。

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地域メディアへの関わり方というテーマでは、is mediaのエディターきゅうさんの参加動機が話題に。
is mediaには、「料理」「おしゃれ」「子育て」などの記事カテゴリがあります。もともと書くことは好きだったとのことですが、「私は料理がうまいわけでも、おしゃれなわけでもない。でも子育てはしていたので、それだったらできるかも」とはじめてみたというきゅうさん。
ネットメディアによくある「コメント欄」もないことが、誰でも臆することなくマイペースに続ける秘訣になっているようです。
コメントは寄せられませんが、続けていくうちに読者からのファンレターが届いたというエピソードも。「まさか読んでいる人がいたなんて!」と、やりがいを話してくださいました。

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また参加者からは、「そもそもなぜ商業施設が地域メディアを?」をいう質問も。「SELVAのような駅前の複合商業施設は、都市計画の一部として設置されることがほとんどなんです」と吉田さん。街に単独で存在するのではなく、まちづくりを担い手として機能することが存在意義であることを教えてくれました。

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さらに、メディア―ジのサイトをよく覗くという参加者から、「市民目線で発信する情報、地域メディアという小さなメディアが発信する情報について、受信した市民が意見を言ったり、情報の確かさを求めたり、どこまでつっこんで関わって良いものか…」という疑問も投げかけられました。
発信者と受信者の距離が近く、相互に作用することでさまざまなことが生まれる「面白さ」の一方で、両者がどう関わって良くしていけばいいのか。今後につながる大事な宿題を得ることもできました。

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交流会では、TOHOKU360が「通信員」を育成するために開くニューススールに申し込む人がいたり、「自分の活動を取材してみないか」と、熱心に話し込む人がいたりと、次のアクションに繋がる方々もいました。

複雑化、多様化する社会において、市民が自らが「伝える」ことで、拾い上げられ見えるようになった小さな声、物語、ニュース…。それは、他の誰かの、他の地域の、他の国の人たちも共感できるような、普遍的な面を持っています。
誰もが情報発信できる時代、小さな物語を切り取り発信することは誰にでもできます。誰かが発信した小さな物語や声が、少しずつ共感を集め、仲間に、地域に広がり、社会を動かす力になるかもしれません。
サポセンでは、これからも「社会のために何かしたい」「書くこと、情報発信を通じて地域で活動したい」という方々、地域メディアの活動を応援していきます。
情報提供いただいた地域メディアの皆さま、ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。






2018年03月11日(Sun) ともに、前へ〜2018年3月11日 東日本大震災仙台市追悼式開催のお知らせ〜


東日本大震災から、間もなく7年。
仙台市では、震災で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りし、復興への誓いを新たにするため、3月11日に追悼式を開催します。あわせて各区に献花場を設置するほか、関連行事も実施します。

サポセンも、3月11日14時46分、1分間の黙とうを捧げる予定です。 ご利用の皆さまには、ご協力をよろしくお願い申し上げます。


※この記事は、3月11日までブログTOPに掲載いたします。

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東日本大震災仙台市追悼式

日時:2018年3月11日(日) 14時20分開始(16時終了予定)
会場:新田東総合運動場 宮城野体育館(仙台市宮城野区新田東4丁目1-1)
<会場までのアクセス>
・駐車場の台数には限りがございますので、無料送迎バスまたは公共交通機関でのご来場をお願いいたします。
・無料送迎バスは青葉区役所前(青葉通プラザ前経由)、JR小鶴新田駅前よりお乗りいただけます。詳細については、こちら(無料送迎バスのご案内)をご覧ください。
・公共交通機関でお越しの際は、市営バス「元気フィールド仙台前」でご降車いただくか(会場まで徒歩約3分)、JR仙石線「小鶴新田駅」でご降車ください(駅前から無料送迎バスを運行します)。

新月追悼式の中継
追悼式の模様を中継いたします。どなたでもご覧いただけます(申込不要)。
日時:2017年3月11日(土) 14時20分開始(15時45分終了予定)
会場:勾当台公園市民広場(青葉区国分町3丁目7)

新月献花場
日時:2017年3月11日(日)8時30分〜17時
   ※せんだい3.11メモリアル交流館のみ10時〜19時
宮城野体育館
勾当台公園市民広場
宮城野区役所(宮城野区五輪2丁目12-35)
若林区役所(若林区保春院前丁3-1)
太白区役所(太白区長町南3丁目1-15)
泉区役所(泉区泉中央2丁目1-1)
せんだい3.11メモリアル交流館(若林区荒井字沓形85-4)

※青葉区役所には献花場がありません。ご注意ください。
 お花は各会場に準備しています。

この他にも関連行事が予定されています。
詳しくは仙台市ホームページをご覧ください。
東日本大震災仙台市追悼式と献花場のご案内

=============================================


◆県内各沿岸部市町の予定はこちら◆(随時更新)

宮城県
「みやぎ鎮魂の日」のお知らせ→

気仙沼市
追悼式→3/11 14:30〜 気仙沼市総合体育館「ケー・ウエーブ」
詳細:気仙沼市ホームページ

南三陸町
追悼式→3/11 14:30〜 南三陸町総合体育館(ベイサイドアリーナ)
詳細:広報南さんりく(PDF)

石巻市
追悼式→3/11 14:40〜 石巻市河北総合センター(ビッグバン)
詳細:石巻市ホームページ

女川町
追悼式→3/11 14:00〜 女川町総合体育館 大体育室
詳細:女川町ホームページよりPDF

東松島市
追悼式→3/11 14:30〜 東松島市民体育館
詳細:東松島市ホームページ

塩竃市
追悼式→3/11 14:30〜 塩釜ガス体育館
詳細:塩竃市ホームページ

七ヶ浜町
追悼式→3/11 14:45〜 七ヶ浜国際村ホール
詳細:広報しちがはまP22(PDF)

多賀城市
追悼式→3/11 14:30〜 市民会館 小ホール
詳細:多賀城市ホームページ

名取市
追悼式→3/11 14:30〜 名取市文化会館 大ホール
詳細:名取市ホームページ

岩沼市
追悼式→3/11 14:30〜 岩沼市民会館大ホール
詳細:岩沼市ホームページ

亘理町
追悼式→3/11 14:30〜 中央公民館 大ホール
詳細:亘理町ホームページ

山元町
追悼式→3/11 14:45〜 山元町東日本大震災慰霊碑建立地(旧JR山下駅跡地)
詳細:山元町ホームページ

2018年03月09日(Fri) ぱれっと3月号発行しました


こんにちは。スタッフの菅野です。
ブログのお知らせが遅くなってしまいましたが、ぱれっと3月号発行しました。

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●今月のワクワクビト
震災遺構 仙台市立荒浜小学校スタッフ
山智行さん


3.11当日、津波が4階建て校舎の2階まで及んだ荒浜小学校は、児童や教職員、住民ら320人が避難。2016年3月に七郷小学校と統合し閉校、2017年4月から震災遺構として一般公開が始まりました。
震災の教訓とともに、荒浜の暮らしも伝える案内人です。

 取材・執筆を担当したのは、市民ライターの生沼未樹さんです。

●特集
大学と地域が手をとりあい 多世代が交流する桜ヶ丘へ

青葉区桜ヶ丘は、宮城学院女子大学をはじめとした学生が多く住んでいます。町内会と大学が連携して学生が地域行事で活躍するとともに、多世代が交流する機会をつくっています。


ひらめきここチェック
まちづくりのヒント発見〜地域情報誌『おらほ!のまちづくり』
仙台で行われている多彩な地域活動の事例が紹介され、地域活動に取り組むきっかけや、活動を進める参考になります。
仙台市ホームページからバックナンバーをご覧いただけます。
地域情報紙『おらほ!のまちづくり』-様々な地域活動を紹介-


●市民ライターが市民活動団体をご紹介!
若い人から若い人へ 学生が伝える震災の教訓
Team Bousaisi(チーム防災士)


学生の持つ若い世代への発信力を生かして、震災から学んだ教訓を次世代へ伝える活動をしている学生団体を市民ライターが取材しました。

 取材・執筆を担当してくれたのは、市民ライターの阿部哲也さんです。

 <市民ライターとは>
 サポセンが2014年から河北新報社と共催で開いてきた、
 「市民ライター講座2014・2015・2016」を受講し、取材・執筆のノウハウを
 学んだ市民の方々です。
 これまでの活動、市民ライターの記事はこちらから→サポセンブログ@仙台


●他にも
活動に役立つ本の紹介や、サポセンのイベント紹介などなど情報盛りだくさんです! 
サポセン館内や市内公共施設、お店などでも配布中!ぜひ、お手に取ってご覧くださいね。

ダウンロードはこちらから→ぱれっと3月号


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