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サポセン@仙台
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2015年07月31日(Fri) まいぷろ〜取材体験で地域のお祭りに飛び込め!〜

こんにちは。スタッフの佐藤です。

「まいぷろ」が、今年もスタートしました!
宮城野区中央市民センターが若者社会参画型学習推進事業として、7月から12月まで全9回開催するプロジェクトです。
昨年から引き続き、サポセンも事業のお手伝いをさせていただいています。
初回オリエンテーションは、7月11日(土)に行われました。

7月20日(月・祝)第2回は、取材体験!
高砂市民センター(仙台市宮城野区)で行われた「平日夕涼みフェス」におじゃましました。

ゲストは、かわいいカメラ女子ピクニック隊かわいいのみなさん。

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▲左:大林さん 中:千葉さん 右:隊長の池内さん 

カメラ女子ピクニック隊は、「女子目線・カメラ目線で仙台の観光を元気にする」というコンセプトで、カメラを持った女子たちが街を歩きます。普段は12月6日開業予定の地下鉄東西線の各駅周辺で活動しています。思わぬ視点でまちを切り取り、魅力を掘り起こす女子たちと、まいぷろメンバーは興味をもったコト・人に次々と取材していきました。

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▲取材にご協力いただいた「平日夕涼みフェス」

「平日フェス」は、宮城野区の民生委員、市民センター、市民活動団体、町内会が連携し、復興に尽力する地元の人たちに楽しんでもらおうと企画されたもの。食、ワークショップ、音楽などが楽しめる内容で、地域の人達が大勢集まりました。

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▲取材のノウハウは習っていません。でも、自分で動きながら習得する「まいぷろメンバー」

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▲「かわいい」「おもしろい」「初めて見た」などなど、あ!っと思ったらすかさずカメラ!

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▲フェス出展者のみなさんも快く取材に応じてくださいました!

初めての取材。最初はガチガチに緊張していましたが、たくさん話を聞き出せたようですぴかぴか(新しい)

次回は8月1日(土)
平日フェスの取材をもとに「たがじょうしきかべ新聞部」のみなさんと壁新聞0号をつくります。お楽しみに!!

前回(7/11)の様子→

2015年07月29日(Wed) 非常食の冊子、震災想起のきっかけに


東日本大震災の翌年2012年に災害に役立つ非常食を紹介する冊子「バーラちゃんの非常食ブック」を発行し、これまでに1600部を販売した。栄養士でつくる「仙台市地域活動栄養士会」の子どもの食事研究グループが取り組む活動。冊子発行をけん引した木村喜久恵さん(59歳)は「非常食の冊子に触れることで、震災への準備をしてほしい」と話す。

タイトルの「バーラちゃん」は冊子に登場するキャラクター。名前は「バランスの良い食事」から付けた。冊子はA5版36ページで、家庭の非常時である災害時と母親がインフルエンザに罹患した時に分けて、缶詰や乾物などの保存食を使ったレシピや、非常時の栄養バランスの良い調理方法について、写真とともに解説している。

会の歴史は古く、結成は1969年、管理栄養士や栄養士の資格を持つ30代から70代の女性会員69人が所属する。乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層への食育活動や栄養指導をおもに行っている。これまで糖尿病予防の食事療法教室や高齢者介護食の講座などを開催している。

冊子の製作は2009年から始まったが、2011年3月の東日本大震災には発行は間に合わなかった。一方で、木村さんは被災した経験を糧に、備蓄量の目安などの情報も追加し内容の充実を図った。「その結果が全国からの発送依頼につながっている」と木村さんは感じている。

東日本大震災から4年以上がたち、木村さんは「災害に対する準備の気持ちが薄れているのでは」と記憶の風化を心配する。

現在、新たに「バーラちゃんの非常食BOOKパート2離乳食」の作製に取り組む。A5版4ページで、赤ちゃんの成長に合わせた離乳食の回数や量、硬さの目安を紹介する。「子どもを持つ母親が災害への備えをするという気づきになれば」と木村さんは話す。これからも子どもの栄養相談、サポートに関わり、備えの大切さを伝え続ける。

(宮近重徳 仙台市宮城野区)


非常食の冊子、震災想起のきっかけに.jpg
▲乳幼児向けの非常食冊子を持ち、栄養士仲間2人に囲まれた木村さん
2015年07月28日(Tue) 復興のバトンを繋ぐ日まで


「息の長い支援には日常生活を大きく変えず無理なく続けられる事が大切」

そう話すのは「ままふあ会」代表の荒澤けい子さん(48)。

「ままふあ会」は、2011年12月、乳幼児から中学生を育児中の母親7名で会を発足。主に中学生以下の子をもつ母親目線で被災地への寄付付き商品や復興地区の特産品のカタログと共に被災地の今を紹介する冊子『私にもできる復興支援』を制作し無料配布している。

荒澤さんは夫と8歳の娘の3人で宮城野区に暮らす。2007年の出産を機に「子育ての楽しみ方はもっとあるはず、無いなら自分で作ろう」と子どもと一緒に活動できる育児支援ボランティアを始めた。

 母親達が心の充電ができるイベント等を企画・実行する事で、育児ストレスの悩みに寄り添い4年になろうとしていた2011年、東日本大震災が起こった。

当時、大切な人を亡くした辛さから抜け出せずにいたが「辛いけど、何かしなきゃ」というボランティア仲間の言葉、県外の友人達からの「子どもを置いて被災地には行けない、だけど何かできる事を教えて」という声に背中を押された。

冊子で紹介するのは、被災地で生まれた復興商品だけでなく、スーパーで買える、調味料や食品などメンバーがインターネットや口コミから情報を集め、吟味した商品。「割高でも、どうせ買うなら売上の一部が被災地への寄付になるという商品を選ぶだけで、復興支援になる。家計の中から無理して寄付をするより、継続しやすい。これこそが主婦目線の支援の仕方。」と荒澤さんは力を込める。

冊子には、各家庭の子どもの年齢に合わせた防災・減災を考えられるような付録やコラムがあり、母親たちの不安な気持ちに応える内容も掲載している。

誰でも、遠く離れていても小さな子どもがいても、たくさんのお金が無くても、日常生活を大きく変えずに支援ができる。「この背中を子ども達に見せていくのも親の責任、復興へは長い時間がかかる、今後未来を担う子ども達に復興のバトンを繋ぐ日まで、できる範囲で活動を継続したい」と話す。

冊子は子育て支援施設などで配布中。一部はHPからのダウンロードも可能。

ままふあ会HP→http://www.geocities.jp/mamafuasendai

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▲「私にもできる復興支援」 第1弾〜第7弾(第7弾は英語版も制作)

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▲「辛い時もあるけど、やっぱり続けていくしかない。メンバー募集中です!」と話す荒澤さん

(眞野 美加 仙台市宮城野区)





2015年07月28日(Tue) <人気ランキングTOP3>広報・団体運営など、活動のお困りごと解決に使える!〜市民活動お役立ち情報〜


「市民活動お役立ち情報」とは、その名の通り市民活動に役立つ情報を、テーマごとにA4用紙1枚に”ギュッ”とまとめたサービスです。
現在10のテーマを扱っていますが、利用者のみなさんに人気なのは、一体どのテーマなのかexclamation&question
ちょっと調べてみましたサーチ(調べる)
それでは、TOP3のご紹介ですexclamation


市民活動お役立ち情報 人気ランキングTOP3
1位:メディア活用大作戦
新聞、ラジオ、情報誌など、仙台のマスメディアのイベント投稿欄をまとめました。
多くの方に情報を届けたいという時には、やはりマスメディアの力を借りたいですよね。
プレスリリースにお役立ていただいているようです。

2位:チラシ・ポスターの置ける場所
仙台市内でチラシやポスターを設置してもらえる場所をまとめました。
サポセンでチラシを印刷して、このお役立ち情報を活用してチラシを配布している方が多いのでしょうか?お役に立てているなら、何よりです。
ここに載っている場所以外でも、お願いすると置いてもらえることがあります。勇気を出して、聞いてみましょう!

3位:NPOって何だろう
「NGOとNPOって、何が違うの?」
「NPOとNPO法人って同じもの?」
などなど、サポセンスタッフもよくお受けする質問たちをまとめました。
ニュースなどでよく耳にするようになった「NPO」ですが、一体どんなものなのか、まだまだ浸透の余地がありそうですね。
ちなみに…
サポセンでは8/23に90分でNPOの基礎がわかる「NPOいろは塾」を開催します。詳細こちら→



以上、「市民活動お役立ち情報」人気ランキングTOP3の結果を見ると、広報分野においてご活用いただくことが多いようですね。
掲載情報は随時更新しておりますし、新しいテーマも検討中ですので、今後もぜひご活用ください!

「市民活動お役立ち情報」は、サポセンの1F情報サロンと印刷室、3F相談・つながるサロン、5F交流サロンに配架しています。
ご自由にお持ち帰りいただけますので、ご利用ください。
また、サポセンのホームページからPDF版をダウンロードすることもできます。
こちらからどうぞ→


市民活動お役立ち情報 テーマ一覧
1 NPOってなんだろう?
2 チラシ・ポスターを置けるスペース
3 市民活動団体が利用できる機材一覧
4 仙台市内ホールマップ
5 ボランティア相談窓口
6 助成金のいろは
7 規約の作り方
8 報告書の作り方
9 メディア活用大作戦
10 名義後援って、どうやって受けるの?

2015年07月28日(Tue) 声を届けて、繋がりをつくって減災へ


「災害を防ぐことは出来ないが『減災』ならできる」と語るのは泉区高森に住む「女性防災リーダーネットワーク」代表の佐藤亜矢子さん(48)。



「女性防災リーダーネットワーク」が結成されて二年。女性の視点から防災について考え、地域を越えて繋がりをつくり、各々が地域で活動して行く中で抱える課題や問題を共有し、情報交換や勉強会など研鑽やスキルアップを図っている。女性の視点から子供や妊産婦、高齢者、障害者など支援が必要な人たちの声を届けること。現在のメンバー60人に加え、開講中の「女性のための防災リーダー養成講座」3期生を加えると、90人余り。防災に対して高い意識をもった女性達が集まった。1から2ヶ月に1回、各区で定例会を開いている。佐藤さんを含め、より高い知識を得ようと2日間の講習と試験を受け「防災士」の資格も取得したメンバーもいる。



 佐藤さんが、震災に対して思いが強いのは、1995年1月に起きた「阪神淡路大震災」と2011年の「東日本大震災」、二つの震災を経験したからだ。95年の震災は大阪で経験している。自分の通っていた大学、職場が神戸だったこともあり、思い出の詰まった場所が大変な被害をうけた。たくさんのボランティアが支援で動く中、臨月だったため何も出来ず歯がゆい思いがあった。



 二つの震災を経て、また、「女性防災リーダーネットワーク」活動を経て、佐藤さんは声の届け方、つながりの大切さを感じている。声の届け方は、組織をつくることで地域の組織や町内会へ、従来の防災訓練への疑問や防災マニュアルへの課題がより発信しやすく動きやすくなった。そしてつながりは、避難訓練を企画して顔をあわせることや、行事やお祭りで皆で汗をかいて楽しむこと。顔と顔が分かるからこそ、どこに誰が住んでいるか分かる。助けが必要な人のところへ助けに行けるし、繋がりがあるからこそ助けあえるからだ。



 女性の視点や防災への知識、人と人の繋がりで被害を最小化すること。減災なら出来る。



 その繋がりを住んでいる地域から宮城全体へ、また他県へ広げようとしている佐藤さんにやることは尽きない。

(本田愛 仙台市若林区)



声を届けて、繋がりをつくって減災へ.jpg
▲「楽しくつながりを広げてゆきたい」と語る佐藤さん
2015年07月27日(Mon) 8/22開催<市民活動団体・NPOのための活動力強化講座>こうすれば伝わる!社会課題の見える化講座〜調べる・伝える 相手に伝える極意を学びます〜


「世の中には、困っている人がたくさんいるんだよ」
「ふ〜ん。たくさんって、どのくらい?どんな風に困ってるの?」
「…あせあせ(飛び散る汗)
今取り組んでいる活動について説明しようとして、うまくいかなかったこと、ありませんか?
分かりやすく伝えることができれば、活動に協力してもらえたりするかもしれません。

「どうせ分かってもらえないバッド(下向き矢印)」とあきらめないで、
「データとかって、なんだか難しそうたらーっ(汗)」としり込みしないで、
この機会に一緒に学んでみましょうexclamation


こうすれば伝わる!社会課題の見える化講座
〜調べる・伝える 相手に伝える極意を学びます〜


強化講座全体.jpg

日 時:8月22日(土)14:00〜16:00
講 師:認定NPO法人地星社
    代表 布田 剛 さん
会 場:仙台市市民活動サポートセンター セミナーホール
内 容:社会課題の見える化(調べる・伝える)方法と、
    その考え方を事例を通して分かりやすく学びます。
    助成金申請や事業提案などの際、
    事業内容の伝え方で苦労されていませんか?
    取り組みを、図式化したりデータで伝えれば
    はじめての相手にも伝わりやすくなりますね。
    ぜひこの機会に一緒に学びましょう!
定 員:20名(先着順)
対 象:市民活動に携わっている方
    事業戦略を策定する立場の方
    助成金申請などを行う方
    活動広報を行う方
参加費:無料
申込み・問い合せ:仙台市市民活動サポートセンター
TEL 022-212-3010/ FAX 022-268-4042
MAIL: sendai★sapo-sen.jp(★を@に変換)
※メールでお申込の方は、件名を「見える化講座」として、団体名・参加者名・TEL・メールアドレス・団体の活動内容をお知らせください。
電話・FAX・窓口でも受け付けています。
チラシ兼申込み用紙(PDF)→課題のみえる化講座チラシ.pdf


2015年07月26日(Sun) 子どもにつなげたい防災・たすけあいの心


仙台市宮城野区の荒澤けい子さんは子育て中の母親ボランティアグループ「ままふあ会」代表として活動している。「ままふあ会」は冊子発行とイベント開催をしている団体だ。

2011年12月から「わたしにもできる復興支援冊子」を発行してきた。2015年3月には第7刊目となる最新刊を刊行し、発行部数は累計約10000部となった。

ページをめくると、ジャパンフリトレーのマイクポップコーンや防災拭いなど代金の一部が東日本大震災への寄付となる商品のカラー写真が並ぶ。

被災地支援を願う人たちがターゲットだ。

最新刊は今年3月に仙台市で開催された第3回国連防災世界会議にあわせ、英語版も初めて発行。異国から訪れた人にも復興の実情が分かるよう、独自の現地リポートを盛り込んだ。

無料冊子だが、全ページオールカラー付録つきで「子どもと作ろう!ぼくわたしのご近所MAPアイコン」「わたしのSOSカード」といった、実際に防災に活用できるページがある。

母親が子どもと一緒に地域を歩き防災マップをつくったり、緊急時に役立つようにカードに連絡先や食物アレルギーやエピペンの有無を記したり。

緊急時に食物アレルギーがある子どもが、知らずにアレルギーのある避難食を食べることがないようにとの配慮した。

8歳の娘を育てながら活動する荒澤さんら、当事者ならではのアイディアだ。

「あの日に体験したことを伝えていくことができるのは被災地で震災を経験した私たちだけ。その教訓を多くの方に知ってほしい」 と荒澤さんは語る。

地域のネットワークが子どもを守るということを痛感し、ままふあ会のメンバーが実際に経験したつらいことや後悔したことを「ままふあメモ」や「3.11ママの教訓」として掲載した。災害にあうのは特別なことではなく、誰にでも可能性があること、そして常に備えておくことへの必要性を感じてもらいたいと願う。

荒澤さんは、育児真っ最中の母親でも自分たちができることを無理のない範囲で続けてきたという。「頑張っている母親たちの背中を見せることで子どもに防災・たすけあいの心を伝えていきたい」

震災から5年、復興とともに変化する被災地や県内外のニーズに応え、冊子を手にする人の目線・立場に立って、臨機応変にサイズや企画を変化させて、冊子を発行し続けてきた。

冊子は仙台市青葉区の子育て支援施設のびすく仙台、エルパーク仙台、仙台市市民活動サポートセンター、エルソーラ仙台、などで入手できる。ままふあ会ホームページでも閲覧可能だ。

「ままふあサポーター」に登録し、一口1000円以上支払うと、一年間無料で冊子を郵送で届く。

一緒に冊子作りに励む仲間も随時募集している。

ままふあ会 http://www.geocities.jp/mamafuasendai/



(阿部祐子 仙台市若林区)


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▲最新刊「わたしにもできる復興支援」冊子を持つままふあ会代表 荒澤けい子さん。
「子どもと一緒に『ぼく・わたしのご近所MAP」をつくることで、子どもたちの命を守りたい」と願う。
2015年07月25日(Sat) 8/23開催!市民活動を「学ぶ」時間:NPOいろは塾〜90分でNPOの基礎を学ぼう!〜


市民活動を「学ぶ」時間:NPOいろは塾
〜90分でNPOの基礎を学ぼう!〜


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日 時:8月23日(日)午前10時半〜12時
会 場:仙台市市民活動サポートセンター 研修室5
内 容:1.NPOについての基礎知識
    2.NPOはじめの一歩
    3.サポセンガイドツアー
定 員:20名
参加費:無料
申込み開始:8月6日(木)
申込み・問い合せ:仙台市市民活動サポートセンター
TEL 022-212-3010/ FAX 022-268-4042
MAIL: sendai★sapo-sen.jp(★を@に変換)
※メールでお申込の方は、件名を「学ぶ時間」として、氏名・年代・住所・TEL・FAXをお知らせください。
 電話・FAX・窓口でも受け付けています。
申込用紙(PDF)→123-mousikomi.pdf

▼チラシ
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2015年07月25日(Sat) 被災地の状況と気遣いの心 通訳で伝える


東日本大震災の被災地に思いを寄せて現地を訪れる外国人たち。彼らが言葉の壁を越えて状況を正しく理解できるように、被災した人の言葉を丁寧に汲み取り通訳しているのが、「仙台ボランティア英語通訳ガイドグループGOZAIN(ございん)」の面々だ。副代表の関訂(せきただし)さん(74)=青葉区=は、「事実に基づいた正確な通訳を心掛けている」と伝えることに慎重な姿勢を見せる。

「ございん」は地元の方言で「どうぞおいでください」の意味。2007年の結成以来、50カ国以上の在日外国人との交流会で各国の文化を学び、観光で海外から仙台や松島を訪れる人たちを案内してきた。メンバーは20−70代の男女50人。「市民の国際親善」を第一に、英語に自信がなくても誰でも参加できる。

被災地での通訳を始めたのは発災間もない2011年4月。外国人ジャーナリストの通訳ガイドを依頼されたのがきっかけだ。大きな津波被害を受けた仙台市若林区の荒浜地区や市内の仮設住宅を巡り、話を聞いた。家や家族を亡くして辛い思いをしている人に「将来への不安はあるか」と問う外国人の質問も、通訳してそのまま伝えた。「心ない質問で、被災した人をさらに傷つけた」と関さん。当時は「伝える」という使命感でいっぱいで、配慮に欠けていたことを今でも後悔している。

震災から4年過ぎた今、観光と被災地訪問の通訳ガイドの割合は半々。観光とはいっても、「震災を抜きに語ることはできない」のが実情だ。関さんは、被災地を案内する仲間に、線香を必ず持っていくように伝えている。外国人にも「被災した人の立場に立ち、慰霊の気持ちを忘ないでほしい」と伝えてから現地を訪れ、一緒に手を合わせてもらっている。

「まだまだ復興したとは言えない状況。日々変化していく被災地の状況や人々の心境に心を配りながら、伝え続けなくては」。被災地と世界の人々をつなぐ通訳は、心の壁をも取り払いながら、地域の復興に寄り添い続ける。

(佐藤莉乃 仙台市青葉区)

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▲2014年11月、津波被害を受けた仙台市宮城野区南蒲生地区を外国人に案内する関さん(左)
2015年07月25日(Sat) 非常食を備蓄し循環を


 1969年10月に、仙台市に住んでいる在宅の管理栄養士・栄養士により設立された組織に「仙台市在宅栄養士会」がある。2003年に「仙台市地域活動栄養士会」と名称を変更して現在に至る。活動する栄養士は69名。同会には5つのテーマがある。「介護食研究」、「食と運動研究」、「調理実習研究」、「自主企画」、「子どもの食事研究」。その中の1つ「子どもの食事研究グループ」に2008年から所属して活動しているのが木村喜久恵さん(59)である。木村さんは、同グループの中で「非常食」に関する研究も担当している。



先の東日本大震災が起きる2年ほど前、当時、新型インフルエンザが流行ったり、宮城県沖地震のような地震が近々起きるといわれていた。その中で木村さんは願いを思いを抱いた、「みなさんに、日ごろから災害や非常事態に対応できるように非常食を買って備蓄しておき、期限が切れないように普段の生活の中でも使って循環することの大切さに気付いて欲しい」と。そして、仲間たちとともに作ったのが、2012年11月に発行した『バーラちゃんの非常食BOOK』(A5版31頁)である。本は東日本大震災の後ということもあり、多くの人々の目に止まった。今までに1600部販売している。



この本には、栄養バランスで元気な「バーラちゃん」という幼い女の子が主人公となり、災害時や家族が病気になった時に幼い子でも作れる献立が紹介されている。幼い子にとって、家族が病気になってしまった時も非常時なのだという。



さらに、今年8月には離乳食を使った同タイトルのリーフレットを発行予定。託児付きの料理教室を開催し、お披露目する。

今後も栄養士として地域活動に携わり続けていきたいと思っている。

(伊藤香織 名取市)



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▲仙台市地域活動栄養士会の仲間に囲まれて
『バーラちゃんの非常食BOOK』を手にする木村喜久恵さん(中央)
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