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2018年10月03日(Wed) 輝くパパ達の存在が、ママや子どもたちの笑顔につながる〜NPO法人ファザーリング・ジャパン東北支部代表理事 竹下小百合さんインタビュー!〜 市民ライターの視点から


こんにちは、市民ライターの福地です。
8月26日にサポセンで開催された「マチノワ縁日」のトークイベントで登壇された、
NPO法人ファザーリング・ジャパン東北支部(FJ東北)代表理事の竹下小百合さんにインタビューしました。

竹下さん01.jpg
▲笑顔が素敵な竹下さん


自分の世界を広げる未知への挑戦

パパの家事・育児参加を通じて「笑っているパパたちを増やそう」と2016年に設立されたファザーリング・ジャパン(FJ)東北。竹下さんは現在、活動をしながら、起業家として夫婦問題カウンセラーを生業とし、講演や司会業などでも活躍する、小2男児のお母さんです。

FJ東北の代表理事として心がけていることは、「会いたい」「相談したい」と声をかけてもらったら、時間の許す限り会うこと。
また、カウンセラーの仕事では、声をかけられたらどんな仕事でも引き受けることを心がけているそうです。例えば「司会の仕事なんて一度も習ったことはありませんが、意外と上手くできたことで自信が生まれたりします」と、未体験の分野にトライすることで、自分自身の「引き出し」がどんどん増えていくのだと、前向きに受け止めています。
「新しいこと、自分にしかできないことに取り組みたい」と意気込んでいます。「ココロをフラットにしてじっくり相手と向き合っていると、その人が持っている可能性を見つけることができます。そこがとてもワクワクできて、好きなんです」と仕事について笑顔で話します。

「小さなことでは悩まない」「悩んでいる暇があったら、ほかのことに時間を使いたい」とポジティブ思考でサバサバした語り口が印象的です。


ママの立場から、パパを応援する

でも、昔は多感な時期は目の病気でからかわれたり、背が高いことがコンプレックスで、先頭に立って、何かをする!という性格ではなかったそう。
「離婚をきっかけにポジティブにならざるを得なかった」と自身が今のように変わった理由を話してくれました。
離婚を決めたとき、カウンセラーを辞め、食べていくためにフツーの勤め人になろうと決意。起業ママ仲間にその旨を伝えると「何考えてるの!これまで頑張ってきたのにもったいない!」と一喝されましたといいます。「親が生きているうちは、親を頼ればいい」とも言われ、「自分一人で頑張らなくていいんだと吹っ切れた」と当時を振り返ります。

FJ東北の設立は、2015年。関わるきっかけは、監事を依頼されたことでした。
当時、協議離婚が成立しかけていた頃で、「夫」とか「パパ」という言葉を聞きたくない時期でもありました。「父親支援の男所帯の団体に、女性の私が?」「これから離婚しようとしているのに。本当にそれでいいの??」。竹下さんは、引き受けるかどうか迷っていました。

竹下さんの気持ちを変えたのは、東北6県のパパ理事たちでした。
実際に会って、活動現場を目にした時、それまで抱いていたパパ像とはかけ離れた、彼らのイクメンぶりに感激。子育てを楽しみ、ママを愛し、輝いているパパたちの姿を見るにつけ、「彼らを応援したい!彼らの存在をもっと多くの人に知らせたい!」と思い、監事を引き受けました。
代表理事に就任したのはその約1年後。「パパ達が輝いていられれば、ママ達も笑顔になれる」と、女性の立場からパパたちを応援し続けてきました。


パパを応援して社会全体を笑顔に

「子どもって、あっという間に育ってしまいますよね」と竹下さん。
だからこそ、パパ達にはその短い『子育て』の時間を有効に使ってほしいと願っています。家事、育児に関わるパパが増えるということは、母親支援、子ども支援にもつながります。

パパとママが笑顔でいてくれれば、子どもが笑顔になる。家族に笑顔が満ちあふれれば、自ずと社会が笑顔になる。そういった好循環がふくらんでいくことが、竹下さんの願いです。

(取材・文 福地裕明)

【市民ライター】実習・課外活動----------------------------------------------
サポセンでは、市民ライター講座を修了した市民ライターのみなさんと連携し、
「書くこと」「伝えること」を通じて市民活動やまちづくりを応援しています。
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