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2018年10月03日(Wed) 輝くパパ達の存在が、ママや子どもたちの笑顔につながる〜NPO法人ファザーリング・ジャパン東北支部代表理事 竹下小百合さんインタビュー!〜 市民ライターの視点から


こんにちは、市民ライターの福地です。
8月26日にサポセンで開催された「マチノワ縁日」のトークイベントで登壇された、
NPO法人ファザーリング・ジャパン東北支部(FJ東北)代表理事の竹下小百合さんにインタビューしました。

竹下さん01.jpg
▲笑顔が素敵な竹下さん


自分の世界を広げる未知への挑戦

パパの家事・育児参加を通じて「笑っているパパたちを増やそう」と2016年に設立されたファザーリング・ジャパン(FJ)東北。竹下さんは現在、活動をしながら、起業家として夫婦問題カウンセラーを生業とし、講演や司会業などでも活躍する、小2男児のお母さんです。

FJ東北の代表理事として心がけていることは、「会いたい」「相談したい」と声をかけてもらったら、時間の許す限り会うこと。
また、カウンセラーの仕事では、声をかけられたらどんな仕事でも引き受けることを心がけているそうです。例えば「司会の仕事なんて一度も習ったことはありませんが、意外と上手くできたことで自信が生まれたりします」と、未体験の分野にトライすることで、自分自身の「引き出し」がどんどん増えていくのだと、前向きに受け止めています。
「新しいこと、自分にしかできないことに取り組みたい」と意気込んでいます。「ココロをフラットにしてじっくり相手と向き合っていると、その人が持っている可能性を見つけることができます。そこがとてもワクワクできて、好きなんです」と仕事について笑顔で話します。

「小さなことでは悩まない」「悩んでいる暇があったら、ほかのことに時間を使いたい」とポジティブ思考でサバサバした語り口が印象的です。


ママの立場から、パパを応援する

でも、昔は多感な時期は目の病気でからかわれたり、背が高いことがコンプレックスで、先頭に立って、何かをする!という性格ではなかったそう。
「離婚をきっかけにポジティブにならざるを得なかった」と自身が今のように変わった理由を話してくれました。
離婚を決めたとき、カウンセラーを辞め、食べていくためにフツーの勤め人になろうと決意。起業ママ仲間にその旨を伝えると「何考えてるの!これまで頑張ってきたのにもったいない!」と一喝されましたといいます。「親が生きているうちは、親を頼ればいい」とも言われ、「自分一人で頑張らなくていいんだと吹っ切れた」と当時を振り返ります。

FJ東北の設立は、2015年。関わるきっかけは、監事を依頼されたことでした。
当時、協議離婚が成立しかけていた頃で、「夫」とか「パパ」という言葉を聞きたくない時期でもありました。「父親支援の男所帯の団体に、女性の私が?」「これから離婚しようとしているのに。本当にそれでいいの??」。竹下さんは、引き受けるかどうか迷っていました。

竹下さんの気持ちを変えたのは、東北6県のパパ理事たちでした。
実際に会って、活動現場を目にした時、それまで抱いていたパパ像とはかけ離れた、彼らのイクメンぶりに感激。子育てを楽しみ、ママを愛し、輝いているパパたちの姿を見るにつけ、「彼らを応援したい!彼らの存在をもっと多くの人に知らせたい!」と思い、監事を引き受けました。
代表理事に就任したのはその約1年後。「パパ達が輝いていられれば、ママ達も笑顔になれる」と、女性の立場からパパたちを応援し続けてきました。


パパを応援して社会全体を笑顔に

「子どもって、あっという間に育ってしまいますよね」と竹下さん。
だからこそ、パパ達にはその短い『子育て』の時間を有効に使ってほしいと願っています。家事、育児に関わるパパが増えるということは、母親支援、子ども支援にもつながります。

パパとママが笑顔でいてくれれば、子どもが笑顔になる。家族に笑顔が満ちあふれれば、自ずと社会が笑顔になる。そういった好循環がふくらんでいくことが、竹下さんの願いです。

(取材・文 福地裕明)

【市民ライター】実習・課外活動----------------------------------------------
サポセンでは、市民ライター講座を修了した市民ライターのみなさんと連携し、
「書くこと」「伝えること」を通じて市民活動やまちづくりを応援しています。
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2018年10月02日(Tue) 地域の魅力発信!<河北新報社夕刊☓市民ライター&市民記者>週刊せんだいチーム始動


こんにちは。スタッフの松村です。
河北新報社とサポセンで開く「市民ライター講座」は、2014年に始まり今年で7回目の開催となりました。受講生は100人を越え、地域の情報発信に力を発揮しています。

さて、みなさんは河北新報夕刊の「週刊せんだい」というコーナーをご存知ですか?
月ごとに1つのテーマがあり、そのテーマに関する記事を4〜5回続きで掲載しています。

11月のテーマは「仙台のここがすごい」。
このたび、夕刊編集部の記者であり、市民ライター講座で講師を務めた矢嶋さんのお誘いで、
市民ライターの有志が仙台市各区の魅力を発信するそのコーナーを5回にわたり、担うことになりました!

矢嶋さんの呼びかけに、これまでの市民ライター講座受講生6人と、河北新報社が実施する「記者と駆けるインターン」に参加した大学生4人が集まりました。
9月21日、サポセンを会場に事前ミーティングを開きました。

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▲まずは自己紹介。

参加動機は、「紙面に関われるのは貴重だと思って」「とにかく色々な活動に参加したい」「講座で学んだことを活かしたい」「おもしろそうだったから」など様々でした。
矢嶋さんから、紙面の主旨確認、取材や紙面編集の進め方やスケジュールの説明がありました。
わからないこと、活動にあたって不安なことを解消し、取材に取り組む気持ちを新たにしました。

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▲2人1組で各区の取材を担当します。わいわいネタを持ち寄り、取材計画!

その後は、各区チームごと取材先を決める打ち合わせをしました。
自分たちで「仙台のここがすごい」というテーマにマッチする取材先を探し、アポを取り、取材し、原稿を提出します。
サポセンの情報コーナーも活用いただきながら、だいたいのチームが取材先を絞り、
明日からアポ取り開始です。

矢嶋さんから、「原稿の内容によっては再取材をお願いするかもしれません。取材、頑張ってください」と激励の言葉で今日はおしまい。
気が引き締まりつつも、ワクワクするミーティングになりました。
サポセンも、引き続きみなさんの活動実践を応援していきます!

11月の夕刊「週刊せんだい」をお見逃しなく!







2018年09月22日(Sat) 「社会を変える」ための「政治の使い方」ってなんだろう?<市民ライターが行く!情報発信でまちづくりを応援>マチノワ縁日


こんにちは。市民ライターの鈴木はるみです。

私は普段、アマチュアパーソナリティとして、ラジオ番組 『鈴木はるみの“ソーシャルで行こう!”』を運営(企画・出演・編集・提供)しています。番組内の「仙台市議に聞く!『市議会へ行こう!』」というシリーズ企画では、毎回、仙台市市議会議員の方々をゲストにお話を伺っていて、私たちの最も身近なところで活動する地方議員に関心を持つようになりました。

そこへ今回、港区議会議員のお話を聞けるとあって、マチノワ縁日1日目の8月25日、「社会を変える」政治の使い方講座に参加しました。

東日本大震災以降、社会のためにボランティアをはじめとする社会貢献活動に参加する人は増えたと言われていますので、「社会を良くしたい」「社会を変えたい」と思っている人は多いように思います。
しかし、私は普段の活動を通じて、政治となるとあいかわらず関心は低いままだと感じます。
おそらく、多くの人が「社会を変える」手段として、政治という選択肢をイメージできないからなのではないでしょうか。
でも、政治というシステムによって社会のしくみがつくられていることを考えれば、政治こそが社会を変える力であるとも言えます。

東京都港区議会議員の横尾俊成さんは、いち早くそのことに気付いて、「政治を使って」「社会を変える」ための実践を続けている一人です。


最近よく「若者の政治離れ」という課題をよく耳にします。
そんな中、政治をテーマとするこの講座にどれくらいの人(特に若い人)が集まるだろう?実は、そこにも興味がありました。おそるおそる中を覗くと、会場は予想以上に多くの参加者で埋まっていました。しかも、若い人が何人もいたのには驚きました。

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▲会場はサポセン地下1階、市民活動シアターでした。

やはり、関心のある人は一定数いるのだなと感じました。また、横尾さんは37歳という若い政治家。だからこそ、若い人々も関心を寄せたのだろうとも思いました。

政治家というと、どこか遠い存在というイメージを持ちがちですが、目の前の横尾さんは、ポロシャツにジーパン姿。しかも、よく選挙で見られるような、イメージ作りのため、いかにもしつらえたような真新しいポロシャツではなく、ありのままの普段着という印象でした。
客席の人たちと変わらない。むしろ客席と馴染んでいる感じがします。「きっと、わたしたちと同じ目線の人なのだろうな」と思わせる、フランクでフラットな印象がにじみ出ていました。

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▲客席に近づきながら話す横尾さん

横尾さんは、大学生時代にアメリカに留学した経験があり、9.11をきっかけに「自分には何ができるだとう?」と考えるようになったそうです。
大学院生になったとき、「何をしたらよいか分からないけど、とにかくアクションを起こそう!」と、国際問題や紛争についてのシンポジウムやNGO・NPOの活動に参加。模索を続けるうちに、同じ思いを共有する仲間と出会いました。「世界の紛争をなくすためにどうすればいいか」ということをテーマに、仲間と大規模なイベントの開催を成功させます。
その体験から、「まず動く。動いたら何かが変わる」と実感したそうです。(「横尾俊成・著『「社会を変える」のはじめかた』参照)

その後、プロモーションを学ぼうと大手広告代理店に入社。仕事の中でソーシャルビジネスに関わる部局を担当したことがきっかけとなり、その分野の知見と人脈を広げていったそうです。

さらなる転機は、様々な社会貢献活動にも関わり、まちのごみ拾いを全国規模で展開するNPO法人グリーンバードと出会ったことでした。「社会のために役立ちたい」と考える人々が気軽に参加できる活動で、全国・世界にチームがあります。現在は、横尾さんが法人の代表を勤めています。

ごみ拾いをきっかけに地域とのつながりを得た若者が、まちの課題解決に向かって動き出し、様々な活動が生まれ地域が変わっていく様子を目にしてきました。
一方で、市民だけではどうにもできない課題も見えてきました。横尾さんは「行政と市民が一緒にまちづくりをするためにはどうしたらいいか」と模索。今度は、民間の立場からではなく、政治の内側で活動し、社会を変えていこうという考えに到ったそうです。

一人の市民としてまちとかかわる活動をする中で、社会の課題解決に向けて必要性を感じ、政治家という道を選んだ横尾さんは、無所属で立候補して見事当選を果たします。
政治という道を選ぶ過程に、こうした背景があったことは非常に重要だと思いました。政治家として活動するとき、必ずこれまでの経験、背景から影響を受けるからです。

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▲マニフェストの説明をする横尾さん

横尾さんはこう言います。「思っていても、何も意見を伝えなければ、存在しないのと同じになる。自分たちの声は届かない」、「声をあげなければ、声を拾ってもらえない」。

選挙の過程で横尾さんは、くまなく区民の意見を聞いてそれを「港区をよくする20のアイディア」としてまとめ、自身のマニフェストにしました。それらは選挙向けの言葉だけの努力目標ではなく、本当に実現させるためのものでした。市民との本当の約束です。ですから、当選後はそれらの実現に向けて動き、実際にいくつもの項目を実現させてきました。
まさに「社会を変える」ための「政治の使い方」を実践したのです。

「港区をよくする20のアイディア」の前文にはこうあります。
『時代を嘆くだけでなく、ポジティブに身近なまちのことを考え、アイディアを膨らませてみる。政治のことも、まじめに考えてみる。僕は自分が住むこのまちで、できることから少しずつ始めたいと思います。もしご賛同いただけるなら、みなさんにも仲間になってほしい。こうした活動が広がれば、日本はきっとよくなる。そう信じています。』
(「横尾俊成・著『「社会を変える」のはじめかた』参照)

横尾さんの話を直接聞いてみると、この文が区民だけに向けられたものではなく、この国に住むすべての人に、同じ時代に生きるすべての人に向けられていることが伝わってきました。

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▲講演後の懇親会で参加者と交流する横尾さん

今回の講座でも、その思いはにじんでいました。
「政治の“顧客”から“当事者”になろう」横尾さんはそう提案します。

横尾さんの言葉が参加者ひとりひとりの胸に届いて、これから社会にどんな芽が出てくるのか、とても楽しみです。

(取材・文 市民ライター 鈴木はるみ)
位置情報ラジオ「鈴木はるみの“ソーシャルで行こう!”」について
2018年09月11日(Tue) 外国人にとって住みやすい仙台に!30年続く活動<市民ライターが行く!情報発信でまちづくりを応援>マチノワ縁日


こんにちは。市民ライターの生沼です。
8月26日、マチノワ縁日のプログラムのひとつ「乾杯リレー」に参加しました。
仙台市市民活動サポートセンターの地下1階、市民活動シアターで「人と人」「人と街」をつなぐ目的で、ゲストと参加者がお酒やお茶菓子を囲みながら語らいます。
今年はNPO法成立20周年。ゲストは、NPO法人ICAS国際都市仙台を支える市民の会(以下ICAS)副理事長の津田宏さんです。

津田さんにインタビューし、設立10年目にして法人化することを決めた当時のエピソード、また長年活動を続けられてきた秘訣を伺いました。

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▲マイクを握り、活動について話す津田さん


在仙外国人のために
年間900回の日本語講座を開催


外国人が仙台に住む理由は、仕事や留学など目的は様々ですが、ここ20年で約3倍に増えているそうです。今も昔も変わらない外国人の悩みは、仙台で英語や母国語があまり通じないということ。コミュニケーションが取れない苦労は、外国人一人ひとりが抱える大きな問題です。

「外国人にとって住みやすい仙台にしたい」と動き出した、氏家さん(ICAS現理事長)と数名の活動によって、1987年にICAS(アイカス)が誕生。昨年、2017年でなんと活動30周年を迎えられました。

ICASの活動の中心は、日本語習得を目指す外国人を対象にした日本語講座です。
青葉区中央市民センターの「せんだい日本語講座」には10クラスあり、週4日開講しています。4月から9月までの前期が335回、10月から翌年3月までが後期で340回開講。年間で計675回もの講座を実施しています。この他にも「さっと日本語クラス」(子どもの日本語支援)、「ICAS日本語講座」(東北大学国際交流会館)も実施しています。
講師は現在25人、全員が日本人で、仙台市やICASの日本語講師養成講座を受けたボランティアで構成されます。
日本語講座の募集内容は、仙台市の市政だよりに掲載され、前後期合わせた外国人申込者は年間200人を超えています。


人生の転機は本との出会いと英語スピーチ

そんなICASで23年に渡り、活動の屋台骨となっている津田さんは「NPOになったおかげでこんなに大々的に活動できている」と法人化に伴い広がった活動を振り返ります。

津田さんがICASの一員になったのは、家電メーカーを定年退職してから。
50歳のある時、津田さんは『君から会社をとったら何が残るか?』というセンセーショナルなタイトルの本と出会いました。趣味がなかった津田さんにとってこの本との出会いが大きな転機と
なりました。
本の内容に心を動かされ、「英語、音楽、パソコンに挑戦してみよう」と決意。この3つを選んだ理由は、「年寄りと若者の違いはどうやらこの3つに詳しいかどうかである」と思ったからとのこと。
もともと国際交流に関心のあった津田さんは通勤時間を使い、車を運転しながらラジオの英語番組をきいて勉強をはじめました。定年退職4ヶ月前には、勤務していた会社で毎年行われていた英語スピーチへの参加を決め、当日に向け英語原稿を作り、300回以上の練習をしてスピーチに臨みました。

発表当日は、300人を超える社員が耳を傾ける中、「マイエキサイティングライフ 、我が生き生き人生」と題し、国際交流に参加したいという自身の夢を叶えるため、50歳から英語を勉強しはじめたこと、楽譜が読めず苦手意識のあった音楽に挑戦するため、エレクトーンを習ったことなどを話しました。
最後に「『わが生き生き人生』は家族の大きなバックアップと励ましに支えられている。家族が私の誇りであり、私は最高に幸せである」と締めくくり、見事優勝を果たしました。
20代から30代の社員が多く参加したスピーチでの優勝でした。津田さんにとって会場にいた奥さんへの大きなプレゼントになりました。この「一生の思い出」となる体験から、国際交流にさらなる意欲を持つようになりました。


ICAS参加から、NPO法人化という新な目標

定年後も勉強を続け、56歳で英検も受験しました。ICASの日本語講師になってから現在まで、延べ700人ほどの外国人に日本語を教えています。「仙台にいながらにして国際交流をする夢が叶いました」と津田さん。1998年、ICASが設立10年目を迎えたととき、NPO法が施行されました。活動の幅を広げるため法人化することを考えました。

しかし、できたばかりのNPO法に他の会員からは不安の声が上がりました。「なぜ今法人化する必要があるのか」団体の活動が十分安定していた時期の法人化に不安を覚えたからでした。
「ICASの活動をもっと社会に認めてもらいたい」という願いから、宮城県主催の「NPO法説明会」、宮城県国際交流協会主催「NPOマネージメントスクール」にて研修を受けた津田さん。法の概要役割と責任について勉強しました。法人化すれば、行政からも市民からももっと信頼を得られ、活動の幅を広げられると確信しました。
会員を説得するため「NPO設立検討委員会を団体内部で発足しました。そして2000年1月、ついにICASに、NPO法人格が認証されました。


活動の継続と「見える化」が信頼を支える

今では、仙台で最も大規模な日本語講座を行う団体となっています。また、30年に渡る活動年数に加え、活動の透明性により行政からも高い評価を得ています。

開館20年となる仙台市市民活動サポートセンターセンターの利用者としても長く、インキュベーションオフィスとして貸し出している事務用ブースの第1期入居団です。現在もレターケースや
貸室を利用しています。センター長の太田貴さんは「NPO法成立直後にできた団体は他にもありますが、すでに解散している団体も多いです。ICASさんは、毎年の決算報告もしっかりしていて活動に透明性があります」と厚い信頼を寄せています。

ホームページでも活動報告書を公開していて、活動の「見える化」の努力が活動の広がりと安定を支えています。「真面目に続けてきたことが認められることは嬉しい」と津田さん。長年続く秘訣を「会員に不祥事がないことも大きいですね」と笑顔で話してくれました


学びを楽しみ続ける

津田さんが普段の講座で大事にしていることは、外国人の日本語への好奇心を損なわないようにすること。「先生、『楽しい』と『嬉しい』の違いはなんですか」「『隣』と『横』の違いはなんですか」など、日本人が普段気にしない細かな違いについて外国人から質問をよく受けるそうです。「適当に『同じだよ』と答えてしまうとそこで終ってしまう。聞かれてすぐに答えられないようなことは、調べてくるね。と言います」。質問を大事にし、それに答えるために、自身の学びを深めることを楽しんでいます。昨年はTOEICを受け、現在も勉強の日々を送っています。

私は、苦手なことも毎日学び続け、楽しむ津田さんのこれまでの実体験を伺い、自分から主体的にまなぶことで長く続けることができるのだと思いました。
「家族の支えがあり、ここまできました。社会に少しは貢献できるから、いつまで続けられるかわからないけれどずっと続けたいですね」と話す津田さんが印象に残っています。インタビューを通じて、誠実に踏みしめてきた一歩一歩の中に、活動の地盤と、ICASから巣立った生徒を思う気持ちが垣間見たような気がしました。

(取材・文 生沼未樹)

 
ひらめきICASは、サポセンの機関紙「ぱれっと」でも紹介されています。

かわいい市民ライターの小野さんが取材しています

2018年09月10日(Mon) 仙台の老舗NPO団体と乾杯!<市民ライターが行く!情報発信でまちづくりを応援>マチノワ縁日


こんにちは。市民ライターの小野恵子です。
仙台市市民活動サポートセンター「マチノワ縁日 明日をゆさぶる3日間」の様子をレポートします。

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▲どんなお話が聞けるか楽しみに伺いました。

2日目の最終イベント「乾杯リレー」に参加しました。
ゲストのお話を聞きながら、ドリンク片手に参加者が交流を深めようをという企画です。
ゲストは、仙台市市民活動サポートセンター内にある貸しオフィス「事務用ブース」第1期入居団体のICASの副理事長津田宏さんでした。

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▲この日のゲスト、NPO法人ICAS国際都市仙台を支える市民の会紹介パネル

NPO法人ICAS国際都市仙台を支える市民の会(ICAS)は、仙台で暮らす外国人のための日本語講座や日本文化を紹介する国際交流の団体です。
団体の活動紹介の後は、津田さんが市民活動に関わるきっかけなどお話しいただきました。詳しい紹介は市民ライターの生沼さんの記事に譲ります。

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▲津田さん(写真左)の話に熱心に耳を傾ける市民ライターの生沼未樹さん(写真右)。

第1期入居団体の同期生、NPO法人ミヤギユースセンター代表の土佐昭一郎さん、ホゴノプロフィス代表の本郷仁一さん、そして当時仙台市から毎日サポセンに日参していたという市民局市民協働推進課課長の上田さんなどからご挨拶いただき、同期生の熱気で、会場も大盛り上がりでした。

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▲NPO法人ミヤギユースセンター代表理事土佐昭一郎さん。
NPO法人せんだい・みやぎNPOセンターの代表理事でもあります。

17時半終了予定にもかかわらず、だれもかれもが離れがたく30分延長。
こころ揺さぶられ、良縁を築いた乾杯リレーでした。

生沼未樹さんの取材記事もお楽しみに!

(取材・文 小野恵子)


2018年09月10日(Mon) 「熱い思いを行動に移す!」大坂ともおさんの活動紹介<市民ライターが行く!情報発信でまちづくりを応援>マチノワ縁日


こんにちは。市民ライターの佐々木眞理です。
8月25日から27日までの三日間、仙台市市民活動サポートセンターで開催された「マチノワ縁日 明日をゆさぶる3日間」。26日のトークイベント「ハジマルフクラムプロジェクト〜今までとは一味ちがう自分に出会う〜」に参加しました。

ハジマルフクラムプロジェクトとは、活動者の話や参加者との情報交換から、新な活動が始まり、膨らむように企画されたトークイベントです。ゲストは、一般社団法人SC.FIELD代表理事の大坂ともおさんと、NPO法人ファザーリング・ジャパン東北代表理事の竹下小百合さんです。

お二人は、法人の代表理事として人々に笑顔になってもらいたいとそれぞれに活動をしています。参加者は、お二人の精力的な活躍の様子と軽妙なトークにどんどん惹きこまれ、会場のマチノワひろばは、いつの間にかどんどん人が増えていました。
ここでは、個別にもお話を聞かせていただいた大坂さんの活動を中心にご紹介します。

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▲息の合ったトークで会場を沸かせるゲストのお二人


スポーツ関連の仕事に長く携わってきた大坂さん(48)は、三大プロスポーツチームを抱え、オリンピック選手も輩出する仙台は「スポーツの盛んなまち」だと思っていたそうです。
ところが、文部科学省で公表している「体力・運動能力調査」の結果を目にし、認識を新たにします。宮城県、中でも仙台の子どもたちは、体力・運動能力テストにおいて全国平均以下、それもかなり下位にあることを調査結果は示していました。
さらに、「スポーツは好きで観戦するけれど、自分ではあまりしていない」という大人の割合もとても多いことを知りました。
市民の健康のためにも、日頃から楽しくスポーツに親しむ場が必要だと感じた大坂さんは、2017年秋に一般社団法人SC.FIELD(S=仙台・スポーツ・笑顔、C=創造・コミットする、FIELD=居場所)を立ち上げました。以来、幅広い人脈を活かし様々なスポーツ関連イベントを開催しています。

大坂さんが目指すのは、スポーツを通じた子ども達の遊び場や居場所づくりです。
例えば、「親子フェス」。ご自身が子どもの頃は、学校の校庭をはじめとした、走り回ったり、ボールを蹴ったり木に登ったり自由にのびのび遊べる広場がそこここにありました。今の子ども達も「日々楽しく身体を動かし元気に健康に育っていってほしい」と願っています。

しかしながら、昨今は子どもの遊び場はどんどん減りつつあります。一方では、ストレスを抱えていたり、ひきこもっていたり、運動不足や肥満など、子どもを取り巻く問題が深刻化しています。
「親子フェス」では、小さなお子さんが親御さんと一緒にヨガやバレトンというエクササイズ、手遊びなどをして楽しむことができます。中には、遊び疲れてへとへとになって帰るお子さんもいるそうです。これまでに仙台市内の2か所および気仙沼市で開催、毎回来場者が定員を大きく上回り、需要の高さが伺えます。

大坂さんは、「イベントを通して親子でスポーツを楽しみ、笑顔になってもらいたい」と意気込みを語りました。

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▲「子どもの遊び場の確保の必要性を説く大坂さん」

「思い立ったら即行動に移す。賛同者の協力も得ながら、たとえ失敗しても次に活かしていく」
パワフルに活躍を続ける大坂さんの行動力の源は、そのポジティブな思考にあるのでしょう。
お話を伺った私も行動への意欲を駆り立てられました。楽しい企画で、今後ますます仙台のまちを盛り上げていってくれるものとワクワクしました。はじめの一歩として、観戦だけでなく自分でも身体を動かしてスポーツを楽しんでみたいと思います!

(取材・文 佐々木眞理)
2018年09月08日(Sat) はじめてのヨガでココロもカラダも穏やかに!<市民ライターが行く!情報発信でまちづくりを応援>マチノワ縁日


こんにちは。市民ライターの鈴木はるみです。
8月26日、仙台市市民活動サポートセンターで開催した「マチノワ縁日 明日をゆさぶる3日間」では、サポセン主催の「はじめてのミニイベント」という講座を受講した市民団体ピースフルヨガのみなさんが、講座で学んだことの実践の場として「ヨガ体験」を企画しました。

「ヨガってむずかしくないかな?」
「体が硬くても大丈夫かな?」

正直、そんな気持ちを抱えながらヨガ会場へ足を運びました。

すると、そこにはイスが用意されていでびっくり。
「ヨガは床でいろいろなポーズをとるもの」と思っていた私には、新鮮な驚きでした。

「イスにすわったまま、気軽にできるヨガなんですよ」
インストラクターで、ピースフルヨガ仙台の代表、笹川典子さんが優しく微笑みます。
「年齢を問わず誰でもできるヨガです」
「どこでもできて、オフィスでもおススメです」
「体だけでなく心もリフレッシュできますよ」
ここまで聞くと、不安は消えて早くやってみたくなっていました。

さていざ体験です。
笹川さんの指導に従って、イスにすわったままゆっくりと体をのばしていきます。
呼吸を止めずにゆっくりゆっくり、体を気持ちよくのばしていくうちに、少しずつ体がほぐれていくのがわかります。

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体幹=体の中心軸を意識する動きもありました。
ふだんの生活の中では、体の中心軸を意識しながら動くことはないので、少し不思議な感覚でした。
「自分の“軸”は、ここにあるんだ」という感覚。
「自分の存在そのものを意識する」ということにも繋がる感じがしました。
自分自身を取り戻すような感覚です。

首、肩、腕、背中、脚、足の裏・・・体のいろいろな部分に意識を集中するうちに、
心が落ちついて穏やかになっていきました。
体も心も穏やかになる、まさに「ピースフルヨガ」!
ヨガによって、短い時間でも充分に体と心のスイッチを切り替えられることを実感しました。


笹川さんが代表を務めるピースフルヨガ仙台は、2011年の東日本大震災後に、「ヨガを通して人を癒し、街を復興させたい」との思いから、数名のヨガインストラクターが集まって結成されました。現在は7人のメンバーで運営しています。おもな活動としてチャリティ・ヨガ イベントを開催しています。

メンバーは、普段は単独で活動するプロフェッショナル・ヨガ・インストラクターですが、イベントの際にはプロジェクトの実現のために力を結集します。「それぞれプロとして独立した存在でありながら、ゆるやかに繋がって活動をしています」と笹川さん。そのしなやかさが、活動を長続きさせる秘訣なのかもしれませんね。

ヨガの語源でサンスクリット語の「ユジュ」という言葉は、「繋がる」という意味だそうです。「現代人は、心と体が繋がらずにチグハグになりがちで、自分とも他人とも繋がっていない人が多いですね。でも、ヨガを通して心と体が繋がり、自分が自分に繋がると、人とも繋がりやすくなりますよ」と、笹川さんは言います。
これからも、「peacefulなつながり」をコンセプトに、「ひとりひとりが自分らしい未来に繋げていける健やかな心と体づくり」のサポートを目指していきます。

(取材・文 鈴木はるみ)
2018年09月07日(Fri) この街の協働のあり方を考える<市民ライターが行く!情報発信でまちづくりを応援>マチノワ縁日


市民ライターの平塚です。
マチノワ縁日3日目の「土曜日の公園で話そう・この街の協働のあり方について」に参加しました。

仙台市若林区長の白川由利枝さん、仙台市市民局市民協働推進課課長の上田正人さん、
せんだい3.11メモリアル交流館職員の田澤紘子さん、
特定非営利活動法人都市デザインワークスの田川浩司さん、
仙台市市民活動サポートセンター長の太田貴さんの5名がゲストとして参加した
公開ミーティングイベントです。
進行は西公園ミーティング実行委員会で詩人の武田こうじさん。20名ほどの参加がありました。

平塚.jpg

実はこのイベントはサポセンでは2回目の開催になります。
1回目は「この街の市民協働にはどんな背景があり、それをサポセンではどう捉えているのか」また「そもそも市民協働の良いところはどんなところで、課題はどんなところなのか」を対話の中で探っていくという目的で始まりました。
今回はそれを受けて「具体的に市民協働の可能性を考えると同時に、サポセンの立場(中間支援組織)ではどういうことができて、できないのか」を話していくことになりました。

武田さんの進行のもと次のような意見が出され、印象に残りました。
・行政、市民活動をする団体や個人、地域団体、企業や法人をつなぐ人が必要。
・中間支援団体であるサポセンには様々な情報が集まっているが、郊外にある団体や活動を始めたばかりの団体にとって遠い存在(距離を感じている)になっている場合がある。
・団体の中には長く活動しているところもあれば、東日本大震災後に発足し、ようやく活動が軌道に乗ってきたところもある。後者の中には目の前の活動に精一杯で、協働を考えるタイミングには至っていない場合もある。それぞれの団体のペースに任せていけるようにサポートしていけるといいと思う。
・各団体や行政、NPOなどをつなぐ人は1人だけではない。サポセンはそうした人たちが集まる場所になる必要がある。

最後には「年に数回でもこうして集り、点を線にできるように対話などをしていけたらいい」という話になりました。

今回参加してみて、参加者の方たちの「街を良くしていきたい」という熱い気持ちが伝わってきました。進行役の武田さんが参加者たちからでた言葉を大切にしながら進める姿も印象に残りました。様々な立場の方が一同に会し、自分たちの思いを伝える場に居合わせることができたのは貴重な体験だったと思います。今後の「土曜日の公園で話そう」がどう展開されていくのか…一市民として楽しみです。

(文・平塚千絵)


◎市民協働 とは、
「仙台市協働によるまちづくりの推進に関する条例」 において、以下のように定義されています。
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市民と市が、それぞれの果たすべき役割及び責任を自覚し、目的を共有して、相互に主体性を持ち、自主性を尊重しながら協力し、又は補完することで地域の課題の解決や魅力の向上に取り組むことをいう。

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今回の公開ミーティングでは、行政との協働(市民協働)にとどまらず、NPO同士や民間との協働につても広く語られました。
2018年09月03日(Mon) 勇気を出して踏み出すことが、フクラム一歩!<市民ライターが行く!情報発信でまちづくりを応援>マチノワ縁日

こんにちは。市民ライターの福地裕明です。
8月25日から27日までの三日間、仙台市市民活動サポートセンターで開催された「マチノワ縁日 明日をゆさぶる3日間」。
中日の26日にはトークイベント「ハジマルフクラムプロジェクト〜今までとは一味ちがう自分に出会う〜」が開催されました。

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▲司会はサポセンスタッフの水原のぞみさん。聞くところによると、今回が司会者デビューとか

ゲストは、サッカーJリーグ、ベガルタ仙台のスタジアムDJを務める傍ら、
スポーツを通じた子どもの居場所づくりに取り組んでいる一般社団法人SC.FIELD代表理事の大坂ともおさんと、
カウンセラーとして起業する一方で、NPO法人ファザーリングジャパン東北(FJ東北)の代表理事として
「東北地域に『笑ってる父親』を増やそう!」と飛び回っている竹下小百合さんのおふたり。
それぞれがマルチな肩書きを持ちながらも、身の回りの課題に目を向け、
それを解決しようと取り組んでいるおふたりに赤裸々に語っていただこうというのが、今回の趣旨です。

まず、おふたりに語っていただく前に、参加者の自己紹介からスタート。
それぞれが、子育てやスポーツ、地域活動などに多少なりとも関心があることなどを話してもらうことで緊張感がほぐれ、会場はリラックスした雰囲気に包まれました。

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▲参加者一人ひとりが自己紹介。お互いの距離が近くなって、話しやすい雰囲気が生まれました

続いて、大坂さんと竹下さんがそれぞれ、ご自身が関わっている社会貢献活動の概要や
活動を始めたきっかけなどについて話していただきました。

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▲事業スキームを紹介する大坂さん。もちろん「ゴール!」コールも忘れてはいません

あまりにリラックスし過ぎたのか、竹下さんに至っては、これまで公の場で話したことのない「きっかけ」を口にするほどでした。

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▲時折、聴衆に近づいては問いかける竹下さん

大坂さんは、「失敗は成功につながる一歩だ」と考えるポジティブな性格を引き合いに、
リスクを心配したり不安になると思うけど、「『自分が何をしたいのか』という思いが強ければ一歩踏み出せる」と参加者たちに呼びかけました。
さらに、「思い立ったら、声に出して」ともアドバイス。同じ思いの人が聞いてるかもしれないし、サポセンに来れば関わりがありそうな人や団体はきっといるはずだと、
さりげなくサポセンのPRも忘れませんでした。
竹下さんも、「まず、やってみることが大事」と後押し。
ゼロから一人で立ち上げるのが大変ならば、似たようなことをやっている既存の団体等に加入するのも一つの方法だと助言しました。

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▲初対面とは思えないほど息の合ったフリートーク。お二人が同じ中学校出身だと判明するハプニングも

大坂さん、竹下さんのお二人は今回が初対面ということでしたが、「子育て」という共通項があるからなのか、全くそれを感じさせないほどの名コンビぶりを発揮していました。
お二人のコラボレーション自体が新たなイベントや事業につながるのではないかという参加者からの意見もありました。

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▲参加者からの質問や意見から、新たな発想がフクラムことも。子どもの遊び場が少ない話を受け、大坂さんから「校庭開放宣言」が飛び出しました

トークイベントが終わっても、参加者が次から次へと大坂さんや竹下さんと名刺交換を行うなど、なかなか会場内の熱気が冷めやらぬ状況にありました。
そんな中、参加者に感想などをお聞きしました。
ファザーリングジャパン東北の賛助会員でもあり、小学校のPTA会長を務められている男性(泉区将監在住)は、「もっと、育児を心から楽しめる父親が増えてくれたら」と話しました。
また、小1の娘さんと3歳の息子さんを持つ会社員の男性(青葉区北山在住)は、「子どもの居場所を作るために学校の校庭を開放したいという大坂さんの話に共感しました。お二人の話を聞いて、学区にあるおやじの会に参加してみようと思いました」と話してくれました。
多かれ少なかれ、今回参加してくださった皆さんは、自分の心の中にあるモヤモヤを解消するために、何かしら行動を起こしたいと思ったことでしょう。
笑顔の好循環をまわす原動力は、皆さん一人ひとりの一歩目を踏み出す勇気なのかもしれません。

(取材・文 福地裕明)
2018年08月31日(Fri) 障害者を積極採用し続け成長し合う人たち<市民ライターが行く!情報発信でまちづくりを応援>マチノワ縁日


こんにちは。市民ライターの渡邉貴裕です。
障害者雇用が年々進み、障がい者が社会の中で活躍する機会が増えてきています。
当事者にとっても積極採用する企業で働くことは心身ともに成長する姿を見られることが多いものです。

8月26日、仙台市市民活動サポートセンターで開催した「マチノワ縁日 明日をゆさぶる3日間」では、「企業の社会貢献活動紹介ブース」にて、コニカミノルタジャパン株式会社(コニカミノルタ)における取り組みが紹介されました。

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紹介されていたのは、2012年6月から取り組む「複合機清掃サービス」です。
複合機の清掃業務を障がい者が担うというものです。
訓練と社内ショールームでの実践試験を経て「清掃員」として認定を受けて実務にこぎつけます。現在、清掃業務にあたっている「認定作業員」は10人。福祉事業所に通っていた人が大半です。

日々、清掃業務の支援員とペアになり、複合機を導入している企業を月30〜40件というかなりの数をまわり、仕事に励んでいます。

この事業を始めたコニカミノルタの加藤雅生さん(49)は今後、「他のメーカーとも協働していきたい」、「障がいがあってもできる仕事をもっとつくりたい」と意気込みを話しました。障がいの有無を問わず取り組みを世間に広げようとする広報活動にも力を入れています。

今回、ブースに立っていた疋田賢吾さん(40)と古川修平さん(35)は障がい者です。
「就労にあたってはいろいろと苦労をしながらも心身ともに成長できた」と話してくれました。
就労する上で「環境への適応力や体力が必要」だとも話していました。

社会生活で自立する上で、「働く」ことは必要不可欠です。
障がいがあるからといって作業内容を制限するのではなく、「強み」を駆使することへの取り組みが見られました。障害特性に応じて就労を応援する企業だと感じました。
障害者雇用をする上で、企業と福祉分野の協働は欠かせません。
障がいがあっても社会に貢献できます。生きやすさと、一人ひとりの取り組みやすさを尊重してお互いに助け合うことをしなければならなくなってきていると思います。
1人でも多くの障がい者が社会で活躍できることを望みます。

(取材・文 渡邉貴裕)

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