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サポセン@仙台
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2017年08月16日(Wed) マチノワラボvol.2都市をたたむ!?−これからの都市政策とは−を開催しました。

7月24日(月)、市民活動シアターを会場に、「マチノワラボvol.2」を開催しました。
マチノワラボは、一般社団法人パーソナルサポートセンター(以下、PSC)、NPO法人都市デザインワークス(以下、UDW)、仙台市市民活動サポートセンター(以下、サポセン)が共催する「未来のまちを考える対話と交流の場」です。

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今年度2回目の開催となった今回のテーマは、「都市をたたむ!?−これからの都市政策とは−」。ゲストの饗庭伸さん(首都大学東京 都市環境科学研究科都市システム科学域教授)が著書『都市をたたむ』(2015年花伝社)で提唱している、縮小期の都市空間の構造と、計画的な都市のたたみ方への関心の高さを反映して、定員を大きく上回る82名の参加がありました。

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▲ゲスト 饗庭 伸さん

第1部では、饗庭さんより、日本の人口が江戸時代の3千万人から約150年の間で急速に増加し、近年、人口減少に転じたこと、それにより都市に暮らす人々の目的が都市をつくる(持ち家を建てる)ことから、多様な人生設計に変わってきていること、人口減少社会では、人口減少に対しミティゲーション(緩和)ではなく、アダプテーション(適応)が必要となってくることなど、都市と人口をめぐる基本的な解説がありました。

続いて、人口増加期に外へ外へと拡大し続けた都市が、人口減少期には、周囲から縮小するのではなく、都市空間全体に小さな穴が空いていくように低密度化していく「スポンジ化」が起きること、人口減少で都市に生まれた小さな空間は、部分的には様々なものに変わるが、都市全体としては変わらない「やわらかくてしぶとい都市空間」をもたらすことへと話は展開しました。
都市計画について、コンパクトシティや立地適正化について解説がありましたが、簡単に出来ることではないこと、それぞれのまちで考えなければならないという話があり、国立市や鶴岡市の空き家活用の事例も紹介されました。人口は全体で減少する傾向にありますが、活用策を実施したところを中心として地域が活性化される傾向にあり、そうしたところを中心に、まちが残っていく可能性があることから、空家対策をやり始めると周囲が少しづつ良くなって行くのではないかという未来の展望についてのお話もありました。

第2部の会場とのセッショントークでは、はじめに、仙台市都市整備局から人口減少への取り組みなどについて話題提供がありました。他にも、週末移住に取り組んでいる活動者から提起された、これから空き家を活用していきたいと考えている若い世代と空き家のオーナーをどうつないでいくかという課題、縮小してできた土地をどう活用していくか、魅力的でないと思える空き家・土地をどう活用するのかなどについて、学生の参加者も交えて活発な意見が交わされました。
その中で、饗庭さんからは、不動産業者など専門家、行政、空き家のオーナーのそれぞれの役割やできることが提起され、参加されたみなさんも自分のできることについて考えるきっかけができたと思います。

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第2部終了後のアフタートークにも、たくさんの参加者が会場に残り、議論の続きを繰り広げていました。今後もこのような「未来のまちを考える対話と交流の場」としてマチノワラボが開催されます。今回参加できなかった皆さんも、ぜひ、ご参加ください。

次回のマチノワラボvol.3は「発進!LOCAL GOOD SENDAI−オープンデータとまちづくり−」をテーマに、10月26日(木)の夜に開催します。詳細が決まり次第、サポセンのホームページでお知らせしますので、もう少々お待ちください。

前回の様子はこちらから→<社会的連帯経済ってなんだ!?>