11月27日(木)18:30、ハジマル、フクラムプロジェクトvol.7を開催しました!

今回は、「食からハジマル、オイシイおはなし」と題し、NPO法人ふうどばんく東北AGAIN(あがいん)の高橋陽佑さんをお招きしました。
ふうどばんく東北AGAINは、まだ食べられるにも関わらず行き場をなくし、廃棄せざるを得ない食品と、食に困っている人をつなぐ活動をしています。日々暮らしの中で起こる、さまざまな矛盾や課題を「食」を通じて探りながら、ゲストの高橋さんの活動についてうかがいました。
当日は、「食」というキーワードに興味を持った方、以前からフードバンクという活動に関心があった方、環境や食品ロスの問題に関心のある方、貧困問題に取り組む福祉関係の方など20名が参加されました。

▲高橋さん
私たちが暮らす日本では、年間約1700万トンもの食品廃棄物が排出され、このうちまだ食べられるにも関わらず廃棄されているもの(食品ロス)は、年間約500〜800万トンにのぼります(農林水産省22年度推計)。一方、高齢化、ひとり親、連鎖する子どもの貧困、障害、震災などさまざまな要因からくる生活困窮者が数多くいらっしゃいます。
参加者のみなさんから「期限が切れてしまった会社の備蓄食品を無理やり処分しています」といったお話が上がったりと、日本の食品ロスの現状に驚きながらも身近な課題であることに気が付きます。
また貧困問題の中から、こどもの貧困・親から子へ連鎖する貧困という課題に焦点を当て、具体的な現状について知ると、食べられるにも関わらず捨てられている食品の価値がどれほど高いか分かります。食品寄付先の方々から団体に送られた御礼のお手紙には、切実な思いがつづられています。
「食べ物を寄付するだけでは、問題は解決しません」と、高橋さん。
それぞれの貧困要因に取り組む団体と連携することの重要性も語られました。

後半のワークショップと交流では、参加者のみなさんと食品ロスをどうしたら減らせるのか。
また、フードバンクの活動のように、「もったいない」を誰かの課題解決につなげるような「みんなのオイシイアイディア」はないかと思いを膨らませました。



お歳暮大交換会開催、おしゃれな食品持ち帰り用タッパーを持ち歩くスタイルの普及、貧困世帯の子どもを対象に、食品寄付と合わせて家庭科教室を開催し、食卓を一緒に囲む…などなど楽しみながら誰かのためにもなるオイシイアイディアが集まりました。

トーク終了後も、参加者のみなさんは熱心にお話を深めていました。
「同じ思いを持っている人に出会えてよかった」
「知らない世界のお話だったので興味深かった」
などの感想をいただきました。
まだまだ、ふうどばんくAGAINの活動や、取り組む課題について聞きたかったことがあったという感想も。
12月は実際に、ふうどばんくAGAINの活動をお手伝いしに行きます。すでにたくさんのお申込みをいただき、関心の高さがうかがえます。こちらもレポートしますので、楽しみにしていてくださいね。

↑参加者からふうどばんくAGAINにおすそ分け。ありがとうございました!